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「進撃の巨人」等身大フィギュア除幕式及び5G活用検討PTへの激励に関する知事共同取材(5月13日)の要旨について
日時:令和元年5月13日(月曜日)
16時44分~16時50分
場所:知事室前廊下
(NHK)
まじめ課を中心に、愛媛というものをどういうふうにPR、発信していきたいと考えているのか。
(知事)
愛媛県はさまざまなコンテンツには恵まれていると思うんですけれども、その多様性があればこそ、何か統一的なものが見えないということは、前から言われていたテーマでもありました。そこで、やはりプロフェッショナルな方にアイデアを提供していただくのがいいだろうということで提案をいただきまして、愛媛県はやはり何を見ても「まじめ」というところに行きつくような気がすると。固い印象があるんですけれども、ポジティブに捉えれば愛媛らしさが出るんじゃないかと。ましてや「えひめのまじめなジュースです」というのは、全国でも知られたキャッチコピーなので、県民の皆さんにも受け入れやすいだろうし、愛媛らしさも出ているということで、「まじめ」を統一コンセプトとして掲げることといたしました。
統一コンセプトというのは、使っているうちになじんでいくものでありますから、地道に継続してやっていくことが重要だと思ってます。ただ、やはりそこに面白みが無ければ、なかなかPRにはつながらないので、そこでいただいた提案が進撃の巨人とのコラボレーションでしたけども、これは大変インパクトがあるなあとつくづく思っています。真逆の存在である進撃の巨人とのコラボを前面に出すことによって、一気に知名度を上げるということに結びつけていきたいと思っています。
(NHK)
あらためて、進撃の巨人とのコラボで、どういうことを期待し、愛媛県として発信していきたいと考えているのか。
(知事)
そうですね、ちょうど(アニメ)第3期も始まりましたから、タイミングもドンピシャだと思っています。見えないファンがすさまじく裾野にいらっしゃいますので、ここから入ることによって、関係者の皆さんもこういう提案があるのかと言って同意していただいたんですが、番組の中でもPRもしてくれるそうなので、あとはSNSも含めて、自然に広がりを見せてくれるのではないかと、ここは期待しているところです。
(NHK)
巨人がまじめになるというところで、愛媛の良さを打ち出していくということか。
(知事)
そうですね。要はあの巨人ですら愛媛県に来て、みきゃんのおもてなしを受けるとまじめ化してしまうという、愛媛らしい風土をPRするには絶好の存在ではないかなと思います。
(読売新聞)
関連して、知事自身が除幕式で除幕して、フィギュアを見た時の感想はどうか。
(知事)
いや、もうリアルすぎて、調査兵団そのものがここにいると。これはファンからすれば垂ぜんの的になるんじゃないかなと思いますね。スタンプラリー、6月30日まで、ぜひ多くの皆さまに参加してもらいたいと思います。
(朝日新聞)
魅力度を高めたいという思いが当然その先にはあるのか。
(知事)
魅力度を高めるというかですね、先ほど申し上げましたように、コンテンツは、僕もこの県の仕事をいただいてから、こんなものもあるの、あんなものもあるのという驚きの連続でした。要は、そこがうまく対外的な情報発信に乗っかっていないところがポイントだと思いますので、そこにうまく乗せれば、余白はいくらでもありますから、大いに愛媛県の発展に結びつくんじゃないかと思っています。
(テレビ愛媛)
調査兵団の恰好が、スーツではなく、戦う時の恰好になっているが、理由は何かあるのか。
(知事)
とくには聞いていないですけどね、やがてスーツ化するんじゃないですか。
(愛媛朝日テレビ)
非常に「まじめえひめ」の動画、大きなプロジェクトだと思うが、比較対象が違うかもしれないが、「疲れたら、愛媛」と比べると動画の再生の伸びが、まだちょっとこれからなのかなというところがあると思うが、テコ入れ等は今後何か。
(知事)
これからですよ、まだ始まったばっかりですから。
(愛媛朝日テレビ)
具体的には、まだこれからという。
(知事)
「疲れたら、愛媛。」は、異常なんですよ。通常、自治体が行っているこうしたプロモーションビデオは、平均すると(再生数)1,000~2,000回。1万回いったら大成功といわれる世界なんですが、「疲れたら、愛媛。」は和牛の知名度もあって、一気に100万回いっていますから、ここと比較するのはちょっと無理があるかなと思います。
(NHK)
その他、各社よろしいでしょうか。
(知事)
5Gはいいですか。
(NHK)
5Gについても一言。
(知事)
これは、このタイミングでなぜやったかということには非常に意味がありまして、今この時点では、それはそんな大きな変化があるのかなというぐらいだと思います。でも、これは、とてつもない変化が生じると思います。
一つには産業革命、一つにはライフスタイルの変化、一つには都市機能の変化、もう、ありとあらゆるものが変わっていく可能性があると。ただ、それをどう使いこなすかというのは、まだ見えていないんですね。ですから、この規格というのは世界標準として、一気に普及していく段階をやがて迎えると思いますので、大事なことは、それをどう活用するかという正しいグランドデザインを早く打ち立てられるかどうかにかかっている。ということで、県庁職員のあらゆる部署に関連してきますから、保健医療の在り方もそうでしょうし、防災・減災対策もそうでしょうし、観光振興もそうでしょうから、県庁職員のマンパワーに期待をして、ある意味では調査兵団ですね。結成されましたので、きっと県庁職員は、この任をしっかりと受け止めて期待に応えてくれると信じています。