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県議会議員選挙の結果に係る知事囲み取材の要旨について

ページID:0011280 更新日:2023年4月11日 印刷ページ表示

日時:令和5年4月10日(月曜日)11時00分~11時09分

場所:知事会議室

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 それでは、昨日投開票のあった愛媛県議会議員選挙の結果について知事にお伺いします。

幹事社からまず3点ございます。1点目ですが、今回の投票率に関する知事の所感をお願いします。

 

(知事)

 はい、ここ最近はですね、全ての選挙で前回を下回る投票率が続いていることはご案内のとおりです。それぞれの選挙にチャレンジされる候補者は、可能な限り法律の枠がありますけれども、その中で精一杯訴えを続けているとは思うんですけども、それにも関わらず、特に議員選挙は人数も多いんですが、それだけの方々が一生懸命呼び掛けても残念ながら投票率が上がらないという状況、大変残念に思っております。

 やはり、参加される方全てが等しく持っている投票というかけがえのない権利を行使していただくのが民主主義社会の基本ですから、本当に我々も私も含めてですね、関心を持ってもらうように精一杯、今後とも努力を続けていくしかないんですが、ただ、やはり公職選挙法そのものを、もうやはりIT社会等々も到来していますから、その制限というものについて時代に即しているかどうか、ぜひ国会でも議論をしていただけたらなというふうに期待したいと思っています。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 県政への関心の低下というのが4割を切ったという数字にも表れているかなと思いますが、その辺りはどのようにお考えでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、こればかりは本当に有権者の方々が投票するかしないかは、それぞれの個人の判断ですから、その数字を受け止めるしかないんですけれども、それでもひたすら一生懸命、公約というものを抽象的ではなく、やはり具体的な政策を私たちが掲げることの大事さをもう一度かみしめるということ。それから、その公約というものは決して口約束ではなく、公の約束だというふうな信頼を得なければ投票率は上がらないと思いますから、全ての政治家が掲げた公約は徹底的に実現をするというこだわりをより一層強く持つということに尽きると思っていますので、そういった地道な日々の積み重ねによって県政への関心を高めていきたいと思ってます。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 では2点目ですが、今後、当選された県議会議員の方々に期待することについてお伺いします。

 

(知事)

 はい、まず当選された全ての方々に心からお祝いを申し上げさせていただきたいと思います。そしてまた残念ながら現職、県政推進に立場は違えども、愛媛県をより良くしようということで一緒に活動していた方が残念ながらの結果になった方も現職の方でいらっしゃいますので、本当に残念であると同時にご苦労様でしたというねぎらいの言葉を掛かけさせていただきたいと思います。

 議会と理事者、立場は違います。チェックをする。提案をする。そういった役割があるわけですけれども、それから何と言っても議決機関としての責任がある立場でありますので、その役割というものの違いは十分に考えながら、ただ、目指すべき道は同じだと思いますので、愛媛県をより良くしよう、県民の幸せを向上させようということに尽きると思いますので、役割の違いをお互いが認識しながらも、その目標に向かって力を合わせていくことができたらなというふうに思ってます。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 今回、県政与党として、これまでともに歩んできた、愛媛維新の会の横田代表も次点ということでしたが、これに関してはどのように受け止めていらっしゃいますか。

 

(知事)

 横田先生1人ではなく、本当に多くの方々とともに歩んでいますから、これはもう先ほど申し上げたとおり、当選された方はお祝いさせていただきたいと思いますし、一緒に歩んで来ていただいた方で残念な結果に終わった皆さんについては本当に残念ですけども、結果でありますから、お疲れ様でしたというふうな言葉を掛けさせていただきたいと思います。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 続いて3点目ですが、先ほどもお伺いしました今後の県議会との向き合い、また会派との向き合い方についてどのようにお考えでしょうか。

 

(知事)

 いや、何も変わらないですね。やはり議論ができる方々が多いですから、しっかりと議論しながら、ただイデオロギーとかそういったところで違いがあるということは交われない部分もあろうかと思いますので、その辺はお互い公の場で議論していけばいいんではないかなというふうに思ってます。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 今後、また合流が協議されていく自民党と志士の会、この合流の行方に関してはどのように。

 

(知事)

 いや、全く分かりません。議会で決められることだと思ってます。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 幹事社からの代表質問は以上です。その他質問のある社はお願いします。

 

(愛媛新聞)

 すいません、愛媛新聞です。先ほど、自民党と志士の会の県議会会派の合流の行方について全く分からないというお話だと思うんですけれども、合流を仮にしたとしてですね、理事者側との関係性であるだとかは、何か変化はあると思われますでしょうか。

 

(知事)

 いや、特にないと思います。どちらの会派もしっかりと同じ方向で議論し合ってきた過去がありますので、それは変わりはないと思っていいのではないかと思ってます。

 

(愛媛新聞)

 愛媛新聞社の阿部と申します。国政野党の第一党の立民の候補がなかなか今回選挙で奮いませんでした。地方組織で、その立民系も含めてですけども、なかなか奮わない原因、その辺を知事はどのようにお感じになられますか。

 

(知事)

 僕自身が国政と地方議会、地方政治というのは、そもそも仕組みが違いますので、片や大統領制、片や議院内閣制ですので、それをイコールで見るということを僕自身が全然感覚としてないんですよ。ですからそのために地方の政治家のあるべき立場というのは、政策中心であるべきだと思いますし、国政についてはまたそれぞれの政党に所属するのであったら、そこはもうフリーでそれぞれが頑張ればいいというだけの話であって、地方議会においては、先ほど申し上げたように仕組みが違いますから、地方議会とは何ぞや、地方政治とは何ぞやっていうところを我々がしっかり受け止めて、自立心を持って県政の課題に向き合うということが大事ではないかなというふうに思ってます。だから、それがイコールというふうにどうしても皆さん感じてしまうと思うんですけども、それはどうなのかな、その感覚が残ってる間は、町よりも市が上、市よりも県が上、県よりも国が上というありもしない上下関係の亡霊から脱却することはできないというふうに思ってます。

 

(テレビ愛媛)

 テレビ愛媛ですが、今回無投票になったエリアも6選挙区と最多ということでした。今後、定数の議論などに波及するような影響というのはどのようにお考えでしょうか。

 

(知事)

 定数の議論は、もうこれは議会で決められることですから、私からとやかくということはありません。ただ人口が減少しているということ、また財政的な問題、国民感情、そしてまたいろんな何と言うんですかね、制度の違いで議員の役割も、例えば一般市と中核市とか政令市とか、これ全国的な話ですけども、異なってきていますので、その中で議論されていったらいいんじゃないかなというふうに思います。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 その他よろしいでしょうか。ではこれで終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

 

※議事録については、読みやすさや分かりやすさを考慮し、発言の趣旨等を損なわない程度に整理しております。


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