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鹿森ダムについて
鹿森(しかもり)ダム
鹿森ダムのある国領川は、その源を四国山脈笹ヶ峰に発し、途中5本の支流をあわせて瀬戸内海に注ぐ流域面積73.1k平方メートル、延長44kmの二級河川です。
ダム建設前には、毎年のように豪雨出水により、甚大な被害を沿岸住民に与えていました。
この川は、本県随一の工業都市、新居浜市の中心地を流れ、これらの工業用水はほとんど地下水に依存していましたが、あいつぐ工場の増設並びに拡張による使用水量の激増に対処するため、愛媛県は国領川総合開発計画を策定し、治水(洪水調節)及び利水(発電及び工業用水)の多目的ダムとして、昭和33年4月から調査を開始、昭和35年4月に本工事に着手、昭和37年6月に竣工し、昭和38年4月から供用を開始しました。
鹿森ダム関連データ
位置 | 新居浜市立川町広瀬 | ||
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築造目的 | 治水・発電・工業用水 | ||
型式 | 重力式コンクリート | ||
堤高 | 57.9m(非越流部) | ||
堤頂長 | 108.6m | ||
堤体積 | 81,770立方メートル | ||
集水面積 | 51.1k平方メートル(国領川28.5k平方メートル、銅山川22.6k平方メートル) | ||
総貯水量 | 1,590千立方メートル | ||
有効貯水量 | 1,310千立方メートル | ||
計画洪水量 | 505立方メートル/s(50年確率) | ||
計画最大放流量 | 345立方メートル/s |
流域一覧図
関連リンク
- 鹿森ダムパンフレット(準備中)
- 青龍橋パンフレット[PDFファイル/1.14MB]