第２回災害対策本部会議の開催後の知事ぶら下がり取材の要旨について（3月25日）

日時：令和7年3月25日火曜日　18時45分～18時48分
場所：災害対策室

（南海放送（幹事社））
　日に日に山火事の切迫感が増していますが、改めて、知事としての現状の受け止めと、今後、更なる消火を含めて対応がありましたらお願いします。

（知事）
まず、この時点ですけれども、作業中に1名負傷した報告が届いていますが、人命は守られているというところは不幸中の幸いだと思います。そこでやはり避難、それから乾燥している状況と、強風がしばらく続くということでありますから、非常に危険な状況に変わりはないということで、今治そして西条において、避難の呼び掛けがあると思いますので無駄足になっても、是が非でも人命最優先ということで、避難をしっかりしていただくように対象となったエリアの皆さん、くれぐれもよろしくお願い申し上げたいと思います。　
消火活動については、なかなかこの気象状況のなかで、継続して自衛隊そして防災ヘリ、フル回転で続いておりますけれども、強風と乾燥の先ほどの条件のもとで、一回鎮火しそうな気配を見せたら、さらに強風で飛び火して新たな火災現場が出てくるという状況が続いています。そして今夜も風が強い、雨の見込みがない、明日も残念ながら雨の見込みがないという報告がありました。
ということは、今夜から明日にかけてが本当に大きな山場になると思います。県下の消防も全て参加をいただいて、対応に当たっていますけれども、それだけではこの状況、気象状況なんかも踏まえますと、更なる一手というふうなことが必要と判断しまして、緊急消防応援隊派遣要請をいたしました。
今日、今夜あたりから続々と到着してくると思いますので、総力を挙げて緊張感を持って対峙していきたいと思っています。

（南海放送（幹事社））
改めて知事もおっしゃっていましたが、これからが山場ということで不安な夜を迎える県民も多いかと思います。改めて、そういった方にメッセージをお願いします。

（知事）
そうですね、自然相手の戦いですから、いつどうなるかという確約は出来できないですけれども、総力を挙げて精一杯のことはやっていくつもりでございます。そのためにもなによりも命が最優先ということを受け止めていただいて、対象地域のみなさんはしっかりと避難だけはしていただきますようにくれぐれもよろしくお願い申し上げたいと思います。

※議事録については、読みやすさや分かりやすさを考慮し、発言の趣旨等を損なわない程度に整理しております