第2期愛媛県地域福祉支援計画（案）に寄せられた意見と県の考え方

【原案のとおり】
　この計画は、本県における各種福祉計画等を推進するに当たり、共通する地域福祉に関する事項について総合的かつ横断的に示しているもので、個別具体的な事業等を網羅するものではないことから、原案のとおりとし、今後の取組の参考とさせていただきます。

40ページ　第4章　基本施策3

(3)地域包括ケア体制の推進

1　地域包括支援センターの機能強化

○二つ目の項目について
　各市町において、要介護高齢者・重度要介護高齢者がどの程度増加するのかなどをシミュレーションできるような情報提供をすることが県の支援として大事であることから、「各地域の人口動態、個々の地域で必要な人材といった長期ビジョンを策定するためのデータ提供を市町にすることで、地域における人材（サービス事業者、関係団体、民生委員、一般県民）が効果的に集約される地域包括支援ネットワークの構築を支援します。」としてはどうか。

【原案のとおり】
　この計画は、本県における各種福祉計画等を推進するに当たり、共通する地域福祉に関する事項について総合的かつ横断的に示しているものです。各分野の具体的な施策を網羅しているものではありませんので、個別の情報提供支援にまで踏み込んで記載しておりませんが、御意見については、今後の取組の参考とさせていただきます。

○三つ目の項目について
　センターの専門職が適時、実態把握してコーディネートするためには、サービスの空き情報が一目で分かるようなポータルサイトを構築して業務負担を軽減する支援が必要であることから、「サービス事業者や関係団体等と情報発信・情報共有のルールを一元化し、サービスの空き情報が一目に分かるようなポータルサイト構築をすることで、センターの専門職が効果的にコーディネートできるようにします。」としてはどうか。

40ページ　第4章　基本施策3

(3)地域包括ケア体制の推進

2　地域ケア会議の推進

○一つ目の項目について
　要支援・軽度要介護と重度要介護での多様な職種や機関との連携協働の仕方は異なることから、「地域包括ケアシステムの構築を進めるに当たっては、地域住民に介護予防や自立支援に関する理解を促し、軽度要介護高齢者の「見守り・安否」では地域コミュニティ等と連携、個別の地域でどのような在宅系・入所入居系種別が効果的かを協議する地域ケア会議を機能させることが重要です。」としてはどうか。

【原案のとおり】
　この計画は、本県における各種福祉計画等を推進するに当たり、共通する地域福祉に関する事項について総合的かつ横断的に示しているものです。各分野の具体的な施策を網羅しているものではありませんので、連携協働の詳細まで踏み込んで記載しておりませんが、御意見については、今後の取組の参考とさせていただきます。

○二つ目の項目について
　人口が少ない市町では、広域サービスを単独で整備することができないため、「広域の在宅・施設サービス指定権者である県においては、市町間の調整を図ります。」としてはどうか。

【原案のとおり】
　この計画は、本県における各種福祉計画等を推進するに当たり、共通する地域福祉に関する事項について総合的かつ横断的に示しているものです。各分野の具体的な施策を網羅しているものではありませんので、個別の調整内容にまで踏み込んで記載しておりませんが、御意見については、今後の取組の参考とさせていただきます。