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砂防学習会について
砂防学習会の概要
愛媛県では、急峻な地形と脆弱な地質構造により土砂災害が過去に幾度も発生していることから、災害に強い社会をめざし、わかりやすい情報提供や、住民が主体性をもって避難行動をとれるよう防災意識の向上に努めているところです。
こうした中、将来、地域の防災活動を担うことが期待される小中学生については、多発する土砂災害に関して適切に対応できる基礎知識の習得が重要となることから、砂防課では平成16年度より、愛媛県砂防ボランティア協会※1と共同で、小中学生を対象に「砂防学習会」実施しています。
※1愛媛県砂防ボランティア協会は、平成9年に県土木職員OBを中心に設立され、土砂災害に関する普及啓発や土砂災害危険箇所の調査点検などを積極的に行なっています。
1.実施時期
前期(6~7月)、後期(9~11月)
2.実施場所
申込みのあった小学校・中学校
3.説明方法
パワーポイントやDVD映像による座学、降雨体験装置等による体験学習
4.説明時間
2時間程度(座学1時間、体験学習1時間)
5.説明内容
- 土砂災害の種類と特徴
- 土砂災害の発生状況
- 土砂災害の前兆現象
- 土砂災害の警戒避難
- 土砂災害の対策工事
- 土砂災害対策模型を使った説明
- 学校周辺の防災マップの説明
- 防災○×クイズ
- 降雨体験装置、土石流3Dシアター※2を使った体験学習
※2降雨体験装置、土石流3Dシアターは国土交通省四国地方整備局四国山地砂防事務所所有の装置を借用して使用)
6.説明者
愛媛県砂防ボランティア協会員及び砂防課職員(10名程度)
7.費用
無料(ただし、パソコンやプロジェクタ等の機器は学校側でご準備をお願いします。)
8.その他
- 地域の防災訓練やイベントと同時に開催することも可能です。
- 自治会や自主防災組織向けの出前講座も実施可能です。(お気軽にご相談ください。)
9.実施状況
座学の実施状況
模型による説明状況
防災マップの説明
降雨体験装置による体験
土石流3Dシアターによる体験
防災○×クイズの実施状況