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「医薬分業」とは・・・?
- 医薬分業とは、病気になり医師の診察を受けた時に、患者さんが病院や診療所で薬をもらう代わりに、お薬の名前や使い方を書いた“処方せん”をもらい、その処方せんに基づいて街の“保険薬局”で薬を調剤してもらう方式のことをいいます。
- 医師と薬剤師の役割を分離・独立させ、それぞれの専門性を発揮させようとするもので、これによって、医師と薬剤師の二人の専門家により、医薬品の使用をダブルチェックし、お薬の効果や安全性を一層高めようという制度です。
- 調剤してもらう薬局は、患者さんが自由に選ぶことができます。自宅の近くやいつも行く商店街の薬局など、自分が一番気軽に、また、安心して相談できる薬局を“かかりつけ薬局"に決めましょう。
医薬分業の流れ
医薬分業を上手に利用する「コツ」
- 調剤をしてもらう薬局では、お薬のことなど薬剤師に何でも気軽に質問し、相談しましょう。
- 1日3回っていうけど、飲み忘れたらどうしたらいい?
- 妊娠しているけれどお薬を飲んで大丈夫?
- 薬局で買った大衆薬や食物との飲みあわせは?
- 牛乳やコーラと一緒に飲んでもいい?
- おじいちゃんが、お薬を飲みにくいっていってるんだけど?
- 薬局の薬剤師は、患者さんから聞いたことを他の人に話すことは、法律で厳しく禁じられています。安心して相談しましょう。
- 薬局では、患者さんが使用したお薬の名前や時期、お薬のアレルギーのことなどを、患者さんごとに記録しています。これを“薬歴カード”といいます。以前調剤してもらったお薬のことなど、質問してみましょう。