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黄熱に関する情報について

ページID:0017713 更新日:2021年1月12日 印刷ページ表示

黄熱はどんな病気?

黄熱ウイルスに感染した媒介蚊(ネッタイシマカ)の吸血によりヒトへ感染します。主な症状として、通常3から6日の潜伏期間の後、発熱、頭痛、悪寒、筋肉痛、背部痛、悪心・おう吐などがあります。感染しても全員が発症するわけではなく、症状がないか、軽い症状のみで軽快する場合が大半ですが、約15%の発症者で数時間から1日程度の症状の寛解期に引き続き、高熱の再燃と、黄疸や出血傾向が進行し、ショックや多臓器不全に至る場合があります。重症化した場合は、死に至る場合が報告されています。

流行地域について

海外では、アフリカ、中南米で発生があり、特にアフリカのアンゴラ及びコンゴ民主共和国を中心に感染が確認されており、当該流行地域に渡航する際は、10日前までのワクチンの接種や蚊に刺されない対策を講じるなど、留意する必要があります。

一方日本では、黄熱ウイルスの媒介蚊であるネッタイシマカは常在していません。デング熱などを媒介するヒトスジシマカは、生息していますが、ヒトスジシマカが黄熱ウイルスをヒトに感染させる能力はネッタイシマカと比較すると低いと言われています。また、これまで、流行地域で感染して黄熱を発症した人が報告されている米国や欧州、中国では、感染者を発端とした当該国内での感染例は報告されていないことから、国内でヒトと蚊の間で感染が起こる可能性は低いと考えられます。

詳細については、こちらの厚生労働省<外部リンク>検疫所<外部リンク>及び外務省<外部リンク>のホームページをご覧ください。

治療等について

黄熱ウイルスに対する有効な薬は見つかっておらず、対症療法が中心です。有効なワクチンがあり予防することができます。

予防接種についてにの問い合わせ先は、こちらの検疫所<外部リンク>のホームページをご覧ください。


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