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熱中症に注意しましょう
熱中症は、死にも至る場合がありますが、予防方法を知っていれば防げます。
県民の皆様も、
次の事項に留意して、熱中症にならないよう注意してください。
熱中症とは
高温多湿の環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻するなどして、発症する障害の総称です。
めまい、失神、筋肉の硬直(こむら返り)などにはじまり、重症例では意識障害や手足の運動障害などがみられ、場合によっては死に至ることもあります。
特に、体温調節能力が低下している高齢者や、体温調節機能が十分に発達していない子どもは注意して見守るようにしましょう。
こんな日は熱中症に注意
- 気温が高い
- 湿度が高い
- 風が弱い
- 急に暑くなった
こんな人は特に注意
- 肥満の人
- 体調の悪い人
- 高血圧、心臓病、糖尿病などの持病がある人
- 高齢者や幼児
- 暑さに慣れていない人
人間の体は熱い環境での運動や作業を始めてから3~4日経たないと、体温調節が上手になってきません。
このため、急に暑くなった日や久しぶりに暑い環境で活動したときには、体温調節が上手くいかず、熱中症で倒れる人が多くなっています。
急に暑くなった日や活動の初日などは特に注意が必要です。
(環境省熱中症予防情報サイトより)
熱中症を防ぐためには
- 熱中症警戒アラートを活用しましょう。
- 室内ではエアコンをしっかり使いましょう。
- 屋外では日傘や帽子を着用し、日陰の利用、こまめな休憩を心がけましょう。
- 通気性のよい、吸湿性・速乾性のある涼しい服装にしましょう。
- のどが渇く前に水分・塩分を補給しましょう。
熱中症を防ぎましょう(厚生労働省_熱中症予防のための情報・資料サイト)<外部リンク>
熱中症予防のポイント(環境省熱中症予防情報サイト)<外部リンク>
熱中症警戒アラート
令和3年4月から、熱中症予防に関する情報「熱中症警戒アラート」が全国で開始されています。
熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境になると予想される日の前日夕方または当日早朝に都道府県ごとに発表されます。
発表されている日には、外出を控える、屋外やエアコンが設置されていない屋内での運動は中止するなど、普段以上に熱中症の予防行動を積極的にとりましょう。
熱中症警戒アラートの発表状況(環境省熱中症予防情報サイト)<外部リンク>
熱中症かな?と思ったら!
熱中症かなと思ったら、次のような対応をとりましょう。
- 風通しの良い日陰や、できれば冷房の効いた室内などに避難させましょう。
- 衣服をゆるめて、体から熱の放散を助けましょう。
- 冷たい水や冷やしたタオル等があれば、それを頚部や脇の下、足の付け根に当てて、体を冷やしましょう。
- 早めに医療機関を受診しましょう。
- 自分で水が飲めるようであれば、水分や塩分を補給させましょう。ただし、意識障害などがあり、自力で飲めそうにない場合には無理に水分補給をさせないでください。
- 自力で水分等の摂取ができないときなど、症状が重い場合は、緊急で医療機関に搬送することが最優先の対処方法です。
熱中症について、より詳しい情報は、次のホームページをご覧ください。
- 厚生労働省熱中症関連情報サイト<外部リンク>
- 厚生労働省熱中症予防のための情報・資料サイト<外部リンク>
- 環境省熱中症予防情報サイト<外部リンク>
- 環境省熱中症対策普及啓発資料(マニュアル、リーフレット等)<外部リンク>
- 総務省消防庁熱中症情報サイト<外部リンク>