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「新型コロナウイルス感染症に関する知事による報告・メッセージ」(3月26日放送分)における発言要旨について

ページID:0017535 更新日:2022年3月28日 印刷ページ表示

日時:令和4年3月26日(土曜日)15時00分~15時11分

場所:知事会議室

 

 

(知事)

 週末ですけれども多くの陽性確認が続いておりますので、本日はメッセージというかたちで説明させていただきたいと思います。昨日県内で確認された陽性者の方257名でございました。内訳は既存が125名、新規または調査中が132名でございます。感染が確認された方に、心からお見舞いを申し上げさせていただきます。また残念ながら、本日入院中の方が1名お亡くなりになられました。70代の方で、コロナの重症例の方ではございません。心からご冥福をお祈りし、ご遺族の皆様にお悔やみを申し上げさせていただきます。個別の情報についてはまた統計的にまとめたかたちで、後日公表させていただきます。

 前日が320名でしたので減少はしているんですけれども、この1週間、3連休以降、増減繰り返していることはご案内のとおりでございまして、こういう上下が続くと傾向を見定めることはちょっとまだ早いかなというふうに思います。昨日は松山市が約半数。今治、新居浜、西条の東予3市で、松山市を加えますと全体の8割超という傾向は変わっておりません。他の市町は(概ね)ゼロないしは1桁。比較的落ち着いています。また新たなクラスター、昨日は今治市で「学校クラスター」1件。こちらは部活動で確認されたものでございました。

 本日は検査結果とそれからもう一点、衛生環境研究所等でのゲノム解析結果についてお知らせしたいと思います。そして最後に花見の注意事項でございます。

 それでは検査結果ですが、まず20代が58名と最多。このうち32名が松山市で、大半は20歳から24歳の年齢層の方で、学生が多いのが特色でございます。友人との会食や遊びを介して感染が広がった事例が確認されておりまして、新規・調査中の事例も多数に上っています。ここから各年代への広がり、こちらが危惧されております。10代以下の子ども世代が96名、30代・40代の親世代は合わせて75名ですから、依然、家庭内での感染が続いています。そして、70台以上はご覧のように減少、少ない傾向も続いております。男性が124名、女性が133名でございました。

 居住地は松山市が128名とほぼ半分。そして西条市が29名、新居浜市が28名、今治市が22名、いずれもここ数日と同水準が続いています。今治市は一時の50名からは下がってきてはおります。四国中央市は前日27名確認されておりましたが、昨日は10名。27名の時は複数の家庭で家庭内感染が確認されたということも影響があったと思います。

 職業は会社員が60名で最多。児童・生徒が56名、未就学児が29名。そして、さっき申し上げたこの学生が24名と多くなっています。前々日までは卒業年齢に集中しておりましたが、昨日はそこだけでなくさまざまな年齢で確認されています。また、帰省後の感染事例も複数確認されております。家族、友人への感染拡大を防ぐために、少しでも感染に不安がある場合は無料検査所が使えますので、こちらを活用してください。ご家族あるいは友人からも勧めてもらいたいと思います。

 次に、感染経路ですけれども、家庭内がやはり95名と大半を占めております。

 次に、衛生環境研究所等でのゲノム解析結果でございます。昨日、衛生環境研究所等が実施したゲノム解析により、40検体、事例ごとにピックアップして行っておりますが、そのうち5検体でBA.2系統のオミクロン株が確認されました。他の35検体は全てBA.1系統でございます。このパネルのとおり、県内はこれまでに3例、うち1例はこれ国外での由来でございましたけれども、BA.2系統が確認されておりましたが、これで8例となります。BA.2系統が検出される割合、こちらはちょっと調べてみましたら、全国では3月7日から13日の1週間で、20%ぐらいが、BA.2が確認されているということでございます。それから、東京都はさらに置き換わりが進んでおりまして、3月8日から14日の1週間で38.5%、かなりの置き換わりが進んでいます。ただ、置き換わりが進んでいる、感染力が強いと言われていますが、東京都はちょっと保健所はどこまで追い掛けているかの実態がつかめてないので分かりませんけれども、公表されている感染者数は比較的落ち着いているという状況、落ち着いているというか高いレベルで落ち着いているという状況でございます。

 23日の国の専門家会議では全国的に置き換わりが進んでいるという議論がありましたけども、本県でも同様の状況でございます。今回のこの5検体はこの赤い色の枠の中ですけども、3月の上旬ないしは中旬の事例から確認されたものでございまして、地域で見ますと東予が2事例、南予が3事例でございます。この中でクラスターが2件含まれております。一つはですね、2次感染も含めて数十人規模のクラスターになった事例もございます。全てではないんですが、それを見るとやはり感染力は強いというふうに見ておいた方がいいように思います。保健所の調査では一部県外行動歴のある方も事前の中に含まれておりまして、今回の5検体は全て含まれているんですけども、今回の5検体は全て県内で市中で広がった可能性がありまして、ゲノム解析の結果、いろんなルートで入ってきたんではないかと考えられます。なお、この段階で感染の中心となっている松山市では、まだBA.2系統の検出はなされておりません。今後、可能性としては出てくることもあり得ると思います。

 BA.2系統は従来のオミクロン株よりさらに感染力が高いというふうに指摘をされておりますが、対策は変わりません。基本的な感染回避行動の徹底、特に2月の上旬の東予地域の事例でも囲い込みはできましたので、これまでと同様に対処するということではなかろうかと思います。また、ワクチン3回目接種はBA.2にも有効とされておりまして、特に高齢者で、接種が可能な方は各市町から案内が来ていると思いますので、可能な限り早期に接種を受けていただきたいと思います。

 次に入退院の状況ですが出入りがあって、入院されている方は1名増えて66名。重症者は変わらず4名のまま。宿泊療養施設は出入りがあって、5名増えて92名。自宅療養の方は4名増えて1,851名。そして、退院となった方は246名いらっしゃいます。ご回復されました。

 最後に、明日天気が良さそうですが、お花見の注意事項でございます。ルールの中で楽しんでいただけたらと思います。また、今から申し上げるのは基本的なことで、感染状況は県内市町ごとに異なりますから、少し強めのメッセージを市町単位で出されている地域もございますので、市町の呼び掛けもしっかりと受け止めていただきたいと思います。

 一つ目は日頃会っている方で、大人数や長時間、密を避けるということに気を付けてください。それから、参加者の体調等々、感染リスクの高い行動があったかどうか、こういったことを事前に確認をしてください。そして、何らかの異変がある場合は、あるいは感染リスクの高い行動があった場合は参加しない、そして幹事の方がさせないよう呼び掛けてください。それから、食事中以外はマスクを着用していただけたらと思います。グループ間は適度な距離を取って、宴会やカラオケなど花見の場で大声になるような感染リスクの高い行動は控えてください。そして、これも念のため大皿は避けて、食器は個別、使い回しはしない。そして一番基本的な手洗い、手指消毒等はこまめに徹底をお願いしたいと思います。このルールの中でお楽しみいただけたらと思います。以上です。

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