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新型コロナウイルスの感染の確認等(3月8日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017520 更新日:2022年3月9日 印刷ページ表示

日時:令和4年3月8日(火曜日)15時00分~15時33分

場所:知事会議室

 

 

(南海放送(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事お願いします。

 

(知事)

 昨日確認されました陽性者、県内の方々、352名でございました。内訳は既存事例から155名、新規または調査中が197名になっています。感染が確認された方に、心からお見舞いを申し上げます。また、残念ながら、昨日施設内で療養中の方がお一人お亡くなりになられました。90歳以上の方でございまして、コロナの重症例の方ではございません。心からご冥福をお祈りし、ご遺族にお悔やみを申し上げさせていただきます。亡くなられた方の個別の情報については、これ以上は控えさせていただきます。

 週明け月曜日の検査結果、昨日(公表は)日曜日(の検査結果)、大半の民間医療機関がお休みの翌日でしたので少し低めに出ておりましたが、先週も同じ曜日、361名でございましたので、それよりは少ないんですが、ほぼ同等のレベル。非常に多数の陽性確認となっております。県内はこれまでのピーク時の感染状況に近づいておりまして、今週も高い水準の陽性確認が続く可能性もございます。先週に、場合によっては下がっていく可能性も出てきているというふうには申し上げたんですが、残念ながら逆のパターンになっております。本当にオミクロン株、感染力が強いので、ぜひ警戒を緩めないようにお願いいたします。

 昨日は松山市が178名、県全体のおよそ半数を占めております。そして大きく増加したのが、昨日の午前中までもかなり確認が続いているということで触れさせていただきました西条市。過去最多が1月25日の59名でございましたが、これに迫る58名の陽性確認が西条市でございました。また、クラスターも3件確認されております。松山市の「児童施設」で1件、「スポーツチーム」で1件でございます。そして、新居浜市では「医療機関」で1件。この医療機関は県立新居浜病院でのクラスターとなります。コロナ対応を含め、診療機能には影響はございませんので、後ほどこれは説明させていただきます。

 本日は3点ございまして、昨日の検査結果と、第6波における学校等の種別ごとの陽性確認状況、そして高齢者施設のワクチン接種状況でございます。

 まず、昨日の検査結果ですが、本日も10歳未満と10代合わせて130名と非常に多くなっております。子ども世代だけで全体の4割近くに上っております。後ほど、学校(の種類)別の分析状況を詳しく説明させていただきたいと思います。また20代が65名、親世代に当たる30代、40代が91名と続きます。ここらあたりの数字で家庭内感染の多さがお分かりいただけると思います。男性は166名、女性は186名でございました。

 居住地別では先ほど申し上げましたように、松山市178名、極めて高い水準が続いております。そして、こちらの西条市(の58名)が特定の世代や場面でなく、幅広い世代で新規が非常に多いのが特色で、今週あたりの状況が非常に心配しております。また、今治市が一時よりは落ちてきているとはいえ、まだ29名、そして、新居浜市が22名と依然高い水準でございます。一方で大洲市、一時非常に多い確認が続いておりましたが、3名にとどまっておりまして、ここ数日は新規が少ないというご報告もさせていただきましたが、落ち着いてきたのではないかと思いますが、先ほど申し上げたようにオミクロン株は感染力が非常に高いので、せっかくここまで落ち着きましたので、日常生活等々、感染対策に十分気を付けながらお過ごしいただけたらというふうに思います。また、宇和島市と東温市で10名、11名、2桁の確認でございます。

 職業では会社員が87名と最多。医療機関のうち、3名が冒頭お伝えした県立新居浜病院の職員でございます。この3名を含め、合計で7名となり、保健所がクラスターと認定いたしました。7名全員医療職ではございません。バックオフィス、本当に接触の少ない事務局の職員が全員でございます。患者との接触もございません。また、病院内に保健所の調査で濃厚接触者もおりません。ということで、県立新居浜病院の診療には影響はないということで、一角の事務局のみで確認されたクラスターであるということで冷静に受け止めていただきたいと思います。次に児童・生徒71名。この影響で本日は15校が臨時休業しております。このうち休校は5校になります。残りの10校は学級閉鎖ないしは学年閉鎖でございます。地域別内訳は東予が6校、中予が6校、南予が3校でございます。そして、感染経路は圧倒的に家庭内ということでございます。また、クラスターの影響もあって、幼稚園・保育所が20名となっております。

 次に入退院の状況でございますが、医療機関に入院されている方は出入りがあって、1名減って94名。重症者が変わらず4名のまま。そして、宿泊療養(施設)に入所されている方は3名増えて、出入りありまして79名。自宅療養等、一部入院調整中の方は、116名増えて2,182名。一方で、退院となった方は233名の方が療養解除、ご回復されております。

 それでは、次に第6波における学校等の種別ごとの陽性確認状況でございます。オミクロン株は、対策としてはデータの収集と分析、それに基づいた対応・呼び掛けが非常に重要であるというふうに申し上げてまいりましたが、これも若い人が多いだけではなく、細かく分析してそれぞれの市町に情報をフィードバックしております。それに基づいた動きを各市町が行っていただいておりますので、県民の皆さんにもお知らせしておきたいと思います。

 まずこのパネルは、1月以降の1週間ごとの陽性者の年代別、年代構成の推移を表したものでございます。10歳未満がこの水色とオレンジ、この二つ、2色になります。この合計は、1月以降はずっと2割台で推移していたのですが、直近2週間では上がってきてます、3割に上がってきているというのが、まず一つの特色としてお分かりいただけると思います。そしてその親世代、こちらは30代から40代、この黄色のところですね。こちらは1月以降ほとんど変わらず、3割の状況で推移しております。子ども世代の感染の多くは家庭内になっておりますが、年代によって感染動向が異なっていることが明確になっています。

 今回、学校との種別ごとの陽性者の推移や感染経路を分析したので、それをお知らせいたします。このパネルは学校等の種別ごと、1月以降の1週間平均の陽性者数の推移、これが折れ線グラフとなります。そして直近1カ月の感染経路、こちらのグラフ、円グラフになります。そしてクラスターの発生状況をお示したものでございます。まず、こちら幼稚園と保育所。こちらはですね、ご覧のように1月中旬から下旬にかけて、陽性確認が急増しておりまして、クラスターの発生も相次いでおりました。現在も高い水準が続いておりまして、さらに微増傾向がこの矢印で見て取れると思います。この幼稚園・保育園児の特色はこちらに顕著に表れてまいります。感染経路、家庭内が水色になります。そして、桃色が施設、幼稚園・保育所の中でございますが、まず、この家庭内が5割近くに上っております。ただ、こちらの方、施設の中、クラスターもありましたけど、こちらでも4割近くになっている、これが特色でございます。昨日も申し上げましたけども、「ちょっと症状が。でも預かってほしい」、「断りきれない」、そこでクラスターになる。こういうケースが施設で起こっているということをお話しさせていただきましたけれども、少し体調が優れないお子さんを預けることでクラスターにつながりますので、小さいお子さん、家に独りで居ることは難しいということも十分理解します。ただ、ぜひ体調不良のお子さん、小さいお子さんがいる場合には親御さんが仕事を休める環境を整えてあげるということ、これは事業者の皆さんに、ぜひそういう環境づくりをお願い申し上げたいと思います。事業者の皆さんのバックアップがなければ、この幼稚園・保育所でのクラスター発生を防ぐことができませんので、ぜひご配慮をいただきたいと思います。

 次に小学生でございます、こちらになります。こちらは1月の中旬から下旬にかけて上昇しまして、その後も高止まりの状況が続いておりましたが、クラスターも複数確認されたこともありまして、2月の中旬から、先ほどの幼稚園はこう緩やかなんですが、ご覧のように急増しております。他の学校区分と比較しても最も高い水準にある、これが小学校の特色でございます。ただ、感染経路は若干、幼稚園・保育所とは違っております。家庭内が圧倒的に多く、6割(近く)に達しております。一方、学校での感染が1割程度になっているのが、決定的に幼稚園・保育所とは違うというところに着目していただけたらというふうに思います。未就学児や小学生のお子さんはこういう違いはあれども、感染リスクが高まっていることにご注意いただきたいと思います。小学生や幼稚園・保育園児はその他の年代と比べると親御さんとの密着度も高く、親世代が外から家庭内に持ち込んで、それにより感染するケースが多いということはお分かりいただけると思います。大人世代の感染対策の徹底が必要というのは、ここから読み取っていただけると思います。

 次に中学生になります。中学生は1月中旬から陽性確認が増加しましたが、2月に入って減少に転じました。ただ、2月中旬以降は微増傾向が見えております。ただ、いろいろ調べていくと、部活動が地域によっては限定的に再開されておりますけれども、それが即イコール感染拡大に結び付いているということではないということでございます。感染経路は小学生と同じく5割以上が家庭内。学校においてはこれも小学生と同じく15%、2割弱と低くなっております。各学校では対策をしっかり行っているというふうなことも表れてきていると思います。

 次に高校生でございます。高校生は1月中旬から陽性確認が増加いたしました。1月以降は10名前後で推移していたのですが、直近では増加傾向で、クラスターも確認されております。こちらはですね、ご覧のように小学生や中学生とは異なって、感染経路、むしろこちらの施設、学校での感染が3割強と最多になっています。家庭内は24%。これは主に部活動での感染確認が多いということでございます。また、学校外で友人同士が集まる中で感染した生活上の接触、ここですね、小中ではほとんどなかったんですが、高校生になってくるとここが増えてきております。特に3月1日の卒業式以降、卒業したばかりの人たちの感染が目立っております。このため、先週末には各高校の校長先生から卒業生の保護者の皆様宛に向けて、県外往来や会食の際の注意事項、また集団でマスクを外し、大声を出す活動を当面見合わせていただきたいなどの注意喚起をお願いするメッセージを、各高校の校長先生が、まだ連絡網が生きていますので、お伝えしたというふうに報告が入っております。卒業生の皆さんにとってこの春は新年度からの新しい生活、順調にスタートさせるための大切な助走期間でございますので、ぜひそのメッセージを受け止めて、引き続き十分な対策を取って、4月が迎えられるようにしていただきたいと思います。

 次が大学・専門学校生でございます。こちらはこの成人式前後、この1月上旬から中旬にかけて急増いたしました。その後は各大学・専門学校、かなりこまめに注意喚起を行ってくださっておりまして減少し、2月は横ばいで続いておりましたが、3月に入ってちょっと気になるのが若干増加の兆しが見られております。今後、卒業や入学に関して、友人などとの間でイベントを計画している方もいると思いますが、社会の一員として、感染状況を注視しながら、ルールというのをしっかり守った上で行動していただきますようにお願いしたいと思います。感染経路は、把握できている中ではちょっとまた違った系統になるんですが、家庭内がやっぱり多いんですけれども、生活上の接触、そしてまた県外、それから学校、こういったところが他と比べると割合が多くなっておりまして、さまざまな場面で確認されているのが特色でございます。

 次に種別ごとのクラスターの発生状況ですけども、1月中旬から3月7日の公表まで、幼稚園・保育園児が最多の21件、次に多いのが高校生の17件なんですけれども、こちらは増えていく傾向は今のところ見られておりません。最初、先ほど申し上げましたように、ここらあたりはクラブ活動が多かったですけども、最近は落ち着いております。小学生は家庭内が多いので陽性確認は多いんですが、クラスターはそんなに多くはないと。11件にとどまっております。幼稚園・保育所、学校、感染対策それぞれ、現場の先生方、頑張って取り組んでいただいております。こういう状況がクラスターをギリギリで抑えられておりますけども、今一度子どもさんたちと対策のチェックをお願いできたらと思います。

 次に高齢者施設でのワクチンの接種状況であります。今、愛媛県としては全国もそうなんですけども、ワクチン接種で一番重視しているのがこの高齢者へのワクチン接種3回目でございます。なぜならば最も重症化のリスクが高いということ。そして、特にこのなかんずくこの施設においてはクラスターに直結するということでありますから、高齢者施設等における3回目接種というのは非常に人の命を考えた時に重要でございます。先月、各市町ごとに聞き取って、特別養護老人ホーム等の高齢者施設での接種の見通しについて、お知らせをいたしました。2月22日時点での聞き取りでございました。その際、各市町からの報告に基づきまして、県全体の980施設のうち97.6%、956施設で2月末までにおおむね3回目接種を終了できる見込みであるという20の市町からの聞き取りで、皆さんにも報告したところでございます。あらためて2月末時点、その時は見込みでありましたから、実績を今日、国にも報告することになっておりますので聞き取りをいたしました。まず第一点目は、松山市から施設の二重カウントが確認されたと、計数に誤りがあったということで、施設数は前回の報告から20カ所減るということになりましたので、980だったのが960施設になっています。県全体で960のうち812施設。これ実績ベースです、84.6%が2月末での接種終了を確認できたところでございます。見込みは下回る結果となりましたが、特に、松山市の場合ですね、全施設での接種が完了できるというお答えをいただいていたんですが、実績は66%にとどまっております。松山市以外の19市町はおおむね事前の見込みと実績で差はないという状況でございます。接種の完了が確認できなかった施設のうち76施設、7.9%は接種時期が未定または3月以降に接種を行う予定でございます。上段の右側のここらあたりですね。また今回の調査で、さらに丁寧に各市町で個々の施設に聞き取ったそうでございまして、その中で分かってきたことがございます。サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)等では、個人向けマンションに近い形態も中にはありますことから、県全体で72の施設が施設単位で、集団で接種はしていない、個々にやっていただくというふうな状況になっているということが確認できました。72施設のうち60カ所が松山市ということになります。19の市町で12カ所ということでございます。

 これを踏まえて、あらためて整理をいたします。施設単位で接種する、今のサ高住を除いた、本当はそこもきっちり管理しないといけないのですけれども、一応管理する施設ということにした場合、888施設、施設単位で接種する高齢者施設は888。うち91.4%に当たる812施設が2月末までに3回目接種を終了。残る8.6%に当たる76施設は3月以降のできるだけ早い時期に接種を行う予定となっております。ほとんどの市町では見込みと実績に大きな差はなく、日頃から連絡調整を行って、突発的に、突発的にというのはですね、高齢者施設でクラスターが直近で発生すると、その間(ワクチンを)打てなくなりますので、その結果ずれるというケースも若干ありますので、そういう突発的な状況変化を除けば当初の予定どおり、もしくは前倒しでの接種が進んでいるということになります。

 ただ、松山市だけは、前回の報告では全て終了する見込みと回答いただいておりましたが、サ高住等を除いても8割程度にとどまっておりまして、決して安心できる数字ではございません。またご覧のように、サ高住も含め全体で言いますと、先週の段階で、明日また数字が出てくると思いますけども、高齢者への3回目接種がちょっと松山市は遅れておりますので、この状況からすると、サービス付き高齢者向け住宅など施設単位で接種しない施設の入所者には、まだ接種が済んでいないというようなことも推測されます。ぜひ、第6波の感染力の強いオミクロン株、そしてBA.2のことも考えて、何が優先かと言えば高齢者の3回目接種でございますので、ぜひこの進捗状況に危機感を持って、県の方でもするべきことがあれば言っていただけたらフォローをしますので、コロナ対策として日々、細かく数字と向き合いながら、何をすべきかの優先順位を考えて、ぜひ全力で松山市、取り組んでいただきますようにお願いを申し上げたいと思います。

 最後に、その一環として3回目接種を実施している、接種券なしの方を受け入れている県営会場についてでございますが、予約状況でございます。今週末の12日と13日が残っております。12日の土曜日については上限の800人に達しましたので、受付は終了させていただきます。予約可能なのはあと13日分、こちらは現状では4割以上は予約いただいておりますがまだ空きがございますので、ご利用希望の方は電話していただけたらというふうに思います。また一方、松山市からも順次接種券が届けられるというふうに聞いておりますので、来週の、この後ですね、19日・20日については、接種券をお持ちの全ての県民の皆さんがウェブでも電話でもご予約いただけるように構えますので、ご利用いただけたらというふうに思います。以上です。

 

(南海放送(幹事社))

 ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。

 

(テレビ愛媛)

 すいません、テレビ愛媛ですが、今日の分析を見ていると、未就学児は施設での割合も高いということで、なかなか取れる対策も限界あると思うんですけど、このあたりについていかがでしょうか。

 

(知事)

 やはり特に幼稚園、保育所、小学校低学年はなかなかマスクをずっとというふうなことが難しいところもあります。もちろん保健所のデータを取りまとめて、各保育所、市町の協力をいただきまして、こういう場面に気を付けた方がいいというような注意喚起は行っております。それから、国から送られてきた検査キットも活用していただいていますけども、ただ高齢者施設と違ってですね、高齢者施設の場合はバッと検査したら、閉ざされた空間での生活になりますから効果というのはあるんですけども、保育所等々の場合はそこからまた家に帰る、そしてまたマスクなしでの場面も多いということがあるので、あくまでも検査というのはその瞬間の陽性・陰性の確認しかできませんから、その後の行動範囲を考えると、なかなか効果というのが出にくいところもございます。であるが故に、先ほど申し上げた、やれることといえば、一番にはちょっとでも症状があったら休ませると。クラスターにつながらないように、個々の親御さん、大変だということは十分承知していますが、そのために事業者の理解が必要だということで休んでいただくということ。そして、医療機関に連絡して受診していただくという基本を徹底していただくということが一点と、それともう一点は先ほど申し上げた、保健所のデータによって抽出された感染の確認場面を参考にしていただいて、施設内でお気を付けいただくということだろうと思います。

 

(テレビ愛媛)

 今は小児用のワクチン(の接種)なんかも進んでいると思いますが、このあたりとの。

 

(知事)

 ワクチンはですね、感染を抑える効果というよりも重症化を防ぐ効果であるのと、全然ないというわけじゃないですけど、そこまで大きな期待ができないと。それと小児用ワクチンの場合1回目でありますから、効果というのが、これはもうこれまでの成人向けで明らかになっているように、ワクチンの効果というのはやっぱり2回目から飛躍的、2回目接種からドンと上がりますから、すぐにたちまち効果があるというふうなことに期待は、そこまで大きくはできないのではないかなというふうに思っています。むしろ、それよりもお子さんから同居されているご高齢の方への感染を防ぐとか、そういうふうな意味合いでスタートしているというふうに思いますので、やっぱり今一番大事なのは重症化リスクの高いご高齢の方への3回目接種が最優先かなというふうには、個人的には思います。

 

(朝日新聞)

 どうも、朝日新聞です。高齢者の施設の接種の件なんですけれども、施設単位の接種というのはあくまで施設側がご判断されるということにならざるを得ないのかということだと思うんですけれども、このマンションに近いサ高住なんかに関してはですね、今後これは県としてはやっぱり働き掛け等はまだ進めていかれるという考え方なんでしょうか。

 

(知事)

 接種事務そのものは市町の事務になりますので、市町と連携をしながら、やっぱりサ高住のことについてもしっかりフォローしていただきたいということで、それを、では接種するために、例えば打ち手が足りないとか、場所がということになれば、そこは県がフォローしたいというふうに思っていますので、市町との連携が大事だと思っています。

 

(南海放送)

 南海放送です。学校等の種別ごとの陽性確認状況のうち、小学生が急増しているというふうにデータからも出ていますけれども、この急増を止めるにはどういうふうな対策というものが考えられましょうか。

 

(知事)

 もうこれはほとんど、学校についてはさっき分析の結果も説明させていただきましたけれども、クラスターのケースもそうはないですね。ですから、小学生が多いというのはほとんどが家庭内感染になりますので、そこを喚起するにはやはり親御さんへの注意喚起を、日々日々の生活上における感染回避行動の徹底をもう呼び掛け続けるしかないというふうに思います。で、そのためにですね、毎日毎日どういう場所で、あるいはどういう地域で出ているか、これも微妙に変化していきますので、それを参考にしていただきたいなと。注意喚起のレベルの上げ下げができると思いますので、基本的なことは同じなんですけども警戒レベルというのが全然違ってくると思いますので、それを参考に市町にもフィードバックしてますから、この会見だけではなくて、こうした数字・分析をベースにした、それぞれの市町ごとの呼び掛けがございますので、それにもぜひ耳を傾けてご注意いただきたいというふうに思っています。で、学校現場については、かなりこまめに県教委、市町教委から連絡がいき、学校対策というのはかなり神経を使ってやっておりますので、その結果、このクラスターの少なさにつながっているんではないかなと思いますので、引き続き徹底を続けていきたいと思っています。

 

(南海放送(幹事社))

 その他、質問等いかがでしょうか。では終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

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〒790-8570 松山市一番町4-4-2

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