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新型コロナウイルスの感染の確認等(3月4日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017516 更新日:2022年3月7日 印刷ページ表示

日時:令和4年3月4日(金曜日)15時00分~15時31分

場所:知事会議室

 

 

(南海放送(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事お願いします。

 

(知事)

 昨日確認された県内陽性者の方は300名でございました。内訳は既存から199名、新規または調査中が101名となっています。感染が確認された方に、心からお見舞いを申し上げさせていただきます。

 昨日も300名と非常に多数の陽性確認となりました。今週の陽性確認数は県内の感染ピークであった1月下旬から2月初めの水準に近づいておりまして、追い掛け作業もどんどん行っております。場合によっては今後も300名規模の感染が続く可能性もあります。昨日はこの300名のうち松山市が169名で、前日からさらに増えております。県全体の約6割を占めている状況でございます。今治市は一時の50名ほどではないんですが、33名でございました。また新居浜市が18名、西条市24名と、連日警戒を呼び掛けている地域でもまだ減少に至っているという兆しは見えてきておりません。また、新たなクラスターも6件、昨日確認されています。松山市で半分の3件。「学校」で1件と「児童施設」で2件でございます。また、今治では「職場内」で1件、そして宇和島市と四国中央市では、「スポーツ活動」でそれぞれ1件確認されました。

 本日の説明は3点ございまして、まず、昨日県内で2例目のBA.2の確認を記者会見で報告させていただきましたが、県が実施するゲノム解析の状況等について、そして二つ目が昨日の検査結果、三つ目には1週間に一度公表するクラスター等の状況でございます。

 まず、ゲノム解析の状況でございますが、これは昨日も申し上げたとおり、専門家からお話しするのが一番いいと思いますので、本日は県衛生環境研究所の四宮所長に来ていただいていますので、専門家の立場から説明をしていただきたいと思います。所長、どうぞよろしくお願いいたします。

 

(衛生環境研究所長)

 それでは、私の方から衛生環境研究所でのゲノム解析の状況およびオミクロン株BA.2の特徴等について説明させていただきます。まず、ゲノム解析についてですけども、当研究所では変異株の早期探知のため、昨年7月からゲノム解析を開始しております。検査体制としては1回の検査で最大32検体まで実施可能で、1回の検査につき最短で3日間を要します。ただし、現在、行政検査で実施しているPCR検査と並行して行っておりますので、そちらの検査数もかなり多く、現時点では週1回の実施になっております。国の通知では、全陽性検体の5%ないし10%を目安に実施することとされており、これに準じて実施をしているところでございます。解析を行う検体は陽性検体のうちゲノム解析が可能なウイルス量が多いものを選定しており、各事例から1名。クラスター事例については複数の検体を対象としております。本研究所で陽性と判断した検体のほか、民間検査機関に対しても検体の提供を求め、幅広に検査を行っているところです。

 検査の実績としてはパネルに示しますように、第6波となる今年1月から244件の検査を行い、海外経由1件、東予地域1件の計2件について、BA.2系統のオミクロン株を検出しております。東予地域の1件につきましては、昨日知事から公表されたクラスターの案件でございます。順次、2月後半の事例についても検査を実施しておりますけども、これまでにこの2件以外には検出はなく、この事例を発端にBA.2系統が県内で広がっている事実は現時点では確認できておりません。同様に、県内の感染が BA.2系統に置き換わっているという状況も現時点ではございません。また、少数でありますけども、デルタ株も検出・確認されることがあります。

 続きまして、オミクロン株BA.2系統の特徴について説明いたします。BA.2というのはオミクロン株の亜系統の一種ですけども、BA.1に比べますとお互いの変異の違いが50カ所あり、ウイルスとしてはかなり性状が異なるものです。国立感染症研究所によりますと、現在、世界的な主流はBA.1系統で、日本ではその中のさらに亜系統であるBA.1.1が主流になっております。ただし、デンマーク、イギリス、南アフリカ等海外の国々におきましては、BA.2系統の増加が顕著な国もございます。国内では昨年12月末にBA.2系統の事例が初めて確認されて以降、3月2日時点で175検体が確認されておりまして、オミクロン株全体に対する割合は0.7%になっています。また、検疫におきましても、1,230検体のBA.2が確認されておりまして、オミクロン株全体の22.7%に当たります。国の水際対策が有効に機能していることが見て取れますけども、連日、各自治体よりBA.2系統の新たな確認が公表されておりまして、現在BA.1系統からBA.2系統への置き換わりが懸念されているところです。東京都内では4月上旬に7割がBA.2系統になると、そのような可能性も指摘されておりまして、今後強い警戒が必要になると思います。

 次にBA.1系統と比較したBA.2系統の特徴ですけども、感染力につきましては、BA.1系統の1.46倍高いということが分かっております。それから、重症度につきましては、海外の初期のデータでは重症化・死亡リスクともに、BA.1と比べてそんなに変わらないという報告がございましたけれども、最近、動物実験から肺で増殖するウイルス量がBA.1よりもBA.2の方が10倍から100倍多い。それから中和抗体による抗体医薬の一部でBA.2には効果が非常に減退するという報告もありますので、臨床的な意味でも今後注意を要すると思います。ワクチンの効果につきましてはBA.2系統でもBA.1系統と同程度の効果が期待できますけども、オミクロン全体が従来株に対するワクチンに対しては免疫逃避の能力がありますので、2回接種から時間が経過している場合には効果が低下しますので、3回目の接種するのがBA.1、BA.2ともに重要になります。3回目のブースター接種によりまして、発症予防効果が70%、それから死亡を防ぐ効果が90%以上回復するというデータが出ております。従いまして、3回目のワクチンを追加接種をすることが予防効果に非常につながるというふうに考えられますので、ワクチン接種が可能な方は県営会場の利用も含めまして、3回目の接種をぜひご検討いただきたいというふうに思います。

 それから、基本的な感染対策につきましてはBA.1系統でもBA.2系統でも同様でございますので、不織布マスクの正しい着用、こまめな手指消毒、それから定期的な換気などをこれまでと同様に、感染回避行動のさらなる徹底をお願いしたいと思います。私からは以上の説明になります。

 

(知事)

 はい。それでは次に昨日の検査結果についてでございます。まず年代、性別、10歳未満が55名、10代が52名と多くなっておりまして、10代以下で100名を超えております。また、30代が48名、40代も52名と親世代と見ていいと思います。これは家庭内感染が多くなっているということでございます。男性は139名、女性が161名でございました。

 居住地は松山市が169名。前日は154名でございましたので、さらに多くなってきています。県内の感染の中心でございます。次いで、前日25名であった今治市が一時の50名とは言わないんですが33名。新居浜市が前日14名から18名、西条市は前日23名から24名と、前日と同じ規模、若干増ということでございます。大洲市は17名で前日の24名から減少、新規は少ないんですけどもまだまだ高い水準でございますが、かなりの追い掛けが進んでおります。

 職業は会社員が82名で最多。そして、クラスターの関係も一部あるんですが家庭内感染が多い児童・生徒が71名となっています。この影響で、本日は12校が臨時休業をしています。このうち休校は3校で、残りの9校は学級閉鎖あるいは学年閉鎖でございます。地域別では東予が4校、中予が5校、南予が3校、東中南予それぞれでございます。感染経路は146名が家庭内で最多。調査中を除きますと7割が家庭内ということでございます。

 入退院の状況でございますが、出入りがありましたが、医療機関に入院されている方は3名増えて79名でございます。重症は変わらず2名。宿泊療養施設は出入りがあって、4名減って79名でございます。昨日も236名の方が(退院および)療養解除、無事にご回復をされております。ただ、感染確認の方が多かったので、自宅療養等は一部入院調整中の方も含めて、65名増えて2千名を上回って2,060名でございます。

 次に、クラスター等の確認状況でございますが、2月24日木曜日から3月2日水曜日1週間の間に、県内で新たに確認されたクラスターはご覧の17件でございまして、前週の公表が12件でありましたから、5件増えているということでございます。新規クラスターの内訳は「職場内」が前週5件と同じく、最も多く5件。次いで、「高齢者施設」も前週4件でございましたが同じく4件。前週と同じ傾向が見て取れます。その他、「飲食店」と「福祉施設」が各2件。ただ、「飲食店」の場合は2件なんですけども、同じ方が両方の飲食店を利用されていたというケースでもございます。そして、「会食」、「医療機関」、「スポーツチーム」、「スポーツ活動」が各1件でございます。

 保健所別では松山市保健所が約半分、8件となっています。次いで、西条保健所と八幡浜保健所。西条保健所は新居浜市2、西条市1。八幡浜保健所は全部大洲市でございますが、3件と多くなっています。その他、今治と中予と宇和島の各保健所で1件ずつでございます。新居浜市や松山市、大洲市と東中南予の各地で「高齢者施設クラスター」が確認されています。これまでと同様、施設でクラスターが発生した場合はさまざまな専門家が現地に入り、速やかに対処を行っています。医師の協力によりまして、その中で中和抗体あるいは内服薬等の初期治療、それに加えまして、高齢の方を支えるための酸素投与などもその場で行われておりまして、高齢の入院患者の割合は、症状が悪化した場合は速やかに搬送するというかたちにしておりますが、以前よりもやや下がってきております。これは、場合によっては施設でのワクチン接種が進んでいるというような影響があるのかもしれません。松山市のほか大洲市や宇和島市でも「職場内クラスター」が確認されております。やはり職場では注意喚起だけでなく、換気(が十分でないというのが)が大きな要因となっているようなケースもありますので、再度確認をお願いしたいと思います。また「飲食店クラスター」のほか、「会食クラスター」、仲間内やご家庭でとか、いろんなケースが考えられますが、こうしたことも確認されております。親しい友人同士でも、飲食店はもちろんのこと、自宅等でもマスクを外す場面ではルールの順守をお願いします。特に、参加者に直近でリスクの高い行動があったのかどうか、その時点で体調不良者がいるのかどうなのか、これだけはぜひ確認をしていただきたいと思います。

 冒頭お伝えしたとおり、県内はピーク時の感染状況に近づいておりまして、これまでは県民の皆さんの懸命な努力によって、全国での人口10万人当たりの感染者数は45番か46番目で推移しておりました。ただ、3月2日時点では127.2人で42番目まで上がってきております。本日公表分まで入れると139.6人になりますので、他も上がってきているのでどうなるか分かりませんが、さらに上がる可能性もあります。県内外への移動が多くなる時期を迎えますけれども、このパネルを見てお分かりのとおり、県内よりも深刻な感染状況が続く地域が数多くあるということに気を付けていただきたいと思います。県外往来はその必要性や途中の行動、そして県内に帰ってからの行動などにもくれぐれも気を付けていただきたいと思います。不要不急の県外往来はぜひ避けていただきますよう、要請継続でございます、お願いいたします。県内でさらに感染が増加することも懸念されます。緩みに付け込んでくるオミクロン株、注意深く行動を願います。

 次に、学校、児童施設の陽性確認状況でございますが、こちらになります、クラスター認定にかかわらず1週間で10名以上の陽性者が確認された学校等をまとめて公表しておりますが、この1週間で、全体で7件ございました。前週が6件でございますのでそんなに変わっておりません。東予地域で2件、そしてこれは児童施設1、小学校1。中予地域で4件、小学校で1、高校等で2、大学等で1。南予地域では児童施設で1件。施設別では児童施設、小学校、高校等がそれぞれ2件。大学等が1件でございました。

 先ほど四宮所長からも説明がありましたけれども、BA.1系統であってもBA.2系統であっても基本的な対策は変わりません。個人個人の感染回避行動に尽きるということでございます。ご自身、そしてご家族、友人、地域を守るために感染回避行動の徹底をお願いするとともに、重症化を防ぐためにもワクチン接種が可能な方には積極的に接種をお願いしたいと思います。

 昨日もお知らせしたように、松山の県民文化会館で行っている県営接種会場、3回目接種では、接種券が届いていない松山市民を含めて予約を受け付けております。ただし、接種券をお持ちでない方がかなり増えてきておりまして、現場で事務的な手続きが必要になってまいります、確認等々もやりますので。そのため今週末および来週末は、当初は(1日当たり)1,080(人予約可能)とご案内していましたが、事務手続きの関係でそれぞれ1日の予約件数を800名にさせていただいております。明日5日分は昨日お知らせしたとおり上限に達しまして、予約が埋まり受け付けは終了いたしました。明後日6日分は現在のところ7割以上の予約が入ってきておりまして、まだ若干の空きがありますが埋まりつつある状況でございます。これに加えて、接種券が届いていない松山市民の方が予約できるのは、今週の日曜日と来週末の12日土曜日および13日日曜日の3日間となっておりますので、希望される方はお早めに予約をいただきたいと思います。

 最後にウクライナの関係ですが、昨日の会見で申し上げたウクライナ関係、県庁本館のライトアップの準備が整いましたので、本日から行うことといたします。来週木曜日までの1週間を予定しております。ウクライナへの支援と連帯、反戦と犠牲者への追悼の意を示させていただきたいと思います。生命や命を脅かされるウクライナの方々に心を寄せていただく、あるいは平和を希求する、そうしたきっかけになればと考えております。以上です。

 

(南海放送(幹事社))

 ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。

 

(読売新聞)

 すみません、読売新聞です。無料PCR検査の関係でお伺いしたいんですけれども、今ウクライナ情勢の影響でキットが入って来ないという、無料検査はちょっとできない状態があるということなんですが、それについて説明をお願いします。

 

(知事)

 (愛媛県総合)保健協会の検査キットはほとんどがヨーロッパから空輸で運ばれてくる輸入品を中心に、(これを使って検査を)行っていると聞いています。その空輸のルートがロシアの上空を通ってくるということで、ここが飛行禁止区域になっている関係もあって滞っているというふうに聞いております。ただ、保健協会の方は行政検査も担っていただいておりますので、協会としてはそこだけに費やしてはならないということで、在庫もにらみながら当面行政検査を優先させるということで、保健協会の実施する無料検査等については、しばらくの間見合わせるというふうな連絡が入っております。ですから、松山の堀之内であるとか、宇和島会場であるとか、こういったところではしばらくの間、キットが入手されるまでは見送るということでございます。

 

(朝日新聞)

 すいません、朝日新聞です。3回目接種の県営会場のことでちょっとお聞きしたいんですけど、私6日の接種を予約させていただいたんですが、昨日からちょっと予約しようと思って電話予約、番号に掛けていたんですけどなかなかつながらなくて、それで昨日は結局取れずじまいで、今日も携帯で「しばらくお待ちください、10分以上かかる場合もあります」というアナウンスが流れた後、ずっとそのまま携帯を置いていてようやくつながったような感じで、予約が殺到している状況は分かるんですけど、高齢者の方も含めて、電話予約、皆さん何とか接種したいというようなご希望があって電話されているんだと思う中で、これだけちょっと電話がつながらないっていう状況は何とかならないのかなと思っているんですが、そのあたりはどういうふうに感じておられるでしょうか。

 

(知事)

 本当に何とかしたいんですけども、これは本当に一人一人の、もうされたからお分かりのとおり、6カ月間たってないと(ワクチン接種が)できないので、そういった確認を丁寧に説明していかなければならないということで、1件当たりに時間が掛かるということもございます。特に、お年寄りの方については重症化を防ぐということで、なかなかネットを使うということができないので、そうするとお年寄りの(接種予約の)機会もどんどん減ってしまうというジレンマがあります。かつ、今いろんな面でコールセンターが必要とされる分野が非常に多くなっていて、人員を確保することも非常に大変な状況になっております。経験がない人ではできませんから。そういったことでですね、何とか急きょ集めて、やっと確保して運営にこぎつけたというのが実態でございます。一応、電話回線は昨日お話ししたとおり30回線は用意しているんですけれども、接種券が届いていない方で早く(接種)したいという方が非常に多くなっていらっしゃって、昨日1日で1千件を超える問い合わせがあった状況なので、もうご意見は本当に分かります。ただ、今申し上げた限界がありますので、本当にご不便をお掛けいたしますけども、お許しいただきたいというふうに思います。精いっぱいのことはやっていきますので、どうぞご理解いただきますようお願いいたします。

 

(八矢副知事)

 松山市が個別接種の接種回数もどんどん上げていきますので、元々県営はフォローですから、全体数をカバーすることはできませんので、松山市の予約回数等、今後もにらみながら、松山市の予約システムの方も確認いただければというふうに思います。

 

(南海放送)

 南海放送です。増えたと思ったら減ったり、入院している方の数が増減を繰り返していると思うんですけれども、現在、医療機関の現状であるとか、医療従事者からの声とかっていうのはどのように。

 

(知事)

 一時よりはやはりワクチン効果も出ている可能性があるのかなと思うんですけども、高齢者の入院比率も一時のピークよりは少し下がってきています。重症化しない、しにくいというオミクロンの特性とワクチン効果も手伝って、回復される方は順調に退院されていくという状況もございます。明らかにデルタ株と比べると、在院日数は短くなっています。ただ、やはりご高齢の方でも順調に回復される方もいる一方で、介助や介護がどうしても必要な方も中にはいらっしゃいますので、そういった方々が入院された場合には、やはり看護師さんが、慣れていない介助・介護を行っていきますので、この負担が非常に大きいということは現場の声として上がってきていますので、そのあたりはお伝えさせていただきたいと思います。

 

(愛媛朝日テレビ)

 すみません、愛媛朝日テレビです。先ほどもちょっと質問に上がった無料検査の関係なんですけれども、先ほど知事の方から保健協会さんの状況をお話しいただいたかと思うんですけど、その他の所について、このウクライナの関係で影響を受けそうであるとか、そういった見込みとかはありますか。

 

(知事)

 この無料検査だけにとどまらずですか。

 

(愛媛朝日テレビ)

 無料検査に関して。

 

(知事)

 無料検査に関してですか。

 

(八矢副知事)

 その他の所は影響があるとは聞いていないです。

 

(知事)

 国内産も増産されていますし、それから抗原キットも、一時よりは民間の医療機関にも提供され始めていると聞いておりますので、たまたまその保健協会の場合は供給ルート、調達ルートが、そこが中心になっているというので、たちまち影響が出たということではないかと思っています。

 

(読売新聞)

 すみません、読売新聞です。ウクライナ情勢に関連してお伺いしたいんですけれども、今日のニュースでもウクライナの原発が攻撃を受けたということで、同じく原発を有する自治体として知事の受け止めを、攻撃対象になったということに対して受け止めをお願いします。

 

(知事)

 まず原発うんぬんよりも前に、連日お話ししているとおり、武力によって主権国家に侵攻していくということ自体があってはならない、言語道断の行為であると、これがまず大前提でございます。その中で原子力発電所に攻撃が加えられたというニュースが流れました。火災も一部施設で、本体ではありませんけれども、付帯設備で起こっているというふうにニュースで見ましたけれども、原発本体にもしものことがあった場合は何が起こるかというのは全世界が知るところだと思います。そこに戦車等々が入り込んで攻撃をしたということは、もう正直申し上げて狂気の沙汰としか言いようがないです。これはもう何も原発立地県だからという話ではなくて、本当にあらゆる人たちがとんでもないことをやっているという声をそこら中で上げる、これがもう重要だと思いますので、最大級の非難をさせていただきたいと思います。

 

(読売新聞)

 昨年、四国電力の方ではテロ対策とかそういう設備も今伊方原発で整備されていると思うんですけれども、それも去年終えられていたということで、一つそういうことにも攻撃とかにも考えていかないといけないということでしょうか。

 

(知事)

 ちょっとこのテロ対策と今回の武力攻撃は次元が全く異なりますので、もちろん何かがあった時の万全の体制で構えるというのは当然のことだと思います。いい悪いではなくて、当然のことだと思います。今回のようなケースというのも、国のまさに有事という対応になりますので、今後の国の動向も注視していきたいと思っています。

 

(南海放送(幹事社))

 他によろしいでしょうか。ではこれで終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

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