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新型コロナウイルスの感染の確認等(2月10日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017494 更新日:2022年2月14日 印刷ページ表示

日時:令和4年2月10日(木曜日)15時00分~15時30分

場所:知事会議室

 

 

(南海放送(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事お願いします。

 

(知事)

 昨日陽性が確認された方、230名でございます。内訳は既存が147名、新規または調査中が83名でございます。感染が確認された方に心からお見舞いを申し上げさせていただきます。そして、残念ながら、昨日3名、本日1名、医療機関または医療系の機関が運営する施設内で、療養中の方がお亡くなりになられました。心からご冥福をお祈りし、ご遺族の皆さんにお悔やみを申し上げさせていただきます。亡くなられたのは1名は80代の方。3名は90歳以上の方。いずれもコロナの重症例の方ではございません。ご遺族の皆さんのお気持ち、ご要望も踏まえ、亡くなられた方の基礎疾患やワクチン接種の状況等は個別にお知らせすることは控えさせていただきますが、後ほど、今日お亡くなりの方々は含まれておりませんが、2月8日公表分までの死亡症例について、統計的にまとめた内容をお示しいたします。そして、本日は前からお約束しておりましたとおり、県立中央病院の臨床医の先生にも来ていただいておりまして、医師の立場からもオミクロン株の、こうしたお亡くなりになられた方々の状況について、説明をいただくこととしております。

 昨日公表の260名から30名減少し、先週よりは減少傾向が見られているんですけれども、松山市ではやはり依然として100名を超える高い水準が続いております。また、中予保健所管内ではここ2、3日警戒を呼び掛けていますが、もう一つは今治市で、感染拡大の兆し、まだ上昇が見られている段階ではありませんけれども、この状況が続いてドン(と増える)というのがこれまで経験してきたことでありますから、そういった兆しがございます。また、昨日も新居浜市で「職場内クラスター」が新たに1件確認をされています。オミクロン株はこれまでにない感染力の強さを持っています。わずかな隙が感染につながることは、もう多くの県民の皆さん、受け止めていただいていると思います。そして、明日からは3連休に入ります。多くの医療機関が休診されます。場合によっては3日間の陽性確認も、これまでも土日検査分は少し低くなる傾向があるというのは皆さんもお分かりいただいてると思いますが、3日間陽性確認の数字が、場合によっては低めに出てくる可能性もあります。それは全体が収まっているという数字ではございません。民間医療機関がお休みだという要因があるというふうなこと、ここをしっかりとご理解いただけたらというふうに思います。依然として高い水準で推移している。こういったことを前提に県民の皆さん、くれぐれも連休中、強い緊張感と警戒感を持って、感染回避行動の徹底をお願いいたします。

 そして、休診とはいえ連休中もしっかりとした体制が作れてます。連休中であっても少しでも発熱等の症状が出た場合は、まずは、かかりつけ医に連絡をいただき、かかりつけ医の先生が休診あるいは医療機関が分からない場合は24時間対応のコールセンター、こちらがあります、089-909-3483、こちらに連絡の上、開いている医療機関につないでいきますので、本当に体調に異変を感じた場合はこちらの方に連絡をいただきますように、くれぐれもお願いを申し上げます。これまでも連休後に数字が急激に増えるケースがございました。県内の感染が順調に下がっていくかどうか、この3連休の過ごし方、非常に大きな意味を持っております。決して油断をしないでいただきたいと思います。

 そこで、連休中、皆さんにお願いします。県内の感染は依然として高い水準であるということ。そして、近隣県、今日は四国3県でも、3県とも300人を超える陽性確認という報道が流れております。やはり感染力が非常に強いということであります。近隣県でも感染が拡大しているということ。この二つを前提に考えていただきたいと思います。そして、具体的には既に重点期間に入ってからは、県民の皆さんに不要不急の県外往来は自粛していただきたいということを要請させていただいております。どうしても行かれるというふうなこともあるかもしれません。その場合は、行き先の感染状況を事前に確認してください。そして、行った場所でどのような行動を取るべきなのか、感染回避行動をしっかり取れているのか、これはもうしっかりとそれぞれが注意深く考えていただきたいと思います。そして、実施に移していただきたいと思います。連休中はそういった意味で、毎日顔を合わせている方と過ごす。これをお願いいたします。そして、もう一つは今申し上げたように、基本的な感染回避行動の徹底、これは特に保健所から数回にわたって県民の皆さんに伝えてほしいということで、マスクを着用するだけではなく、不織布、それ相当の性能のあるマスク、これをしっかりとフィットさせて活用する。3密にならないように気を付ける等々、五つのことを申し上げてまいりました。基本的な感染回避行動、連休中ぜひぜひ一人一人がお考えいただき、実践に移していただきますようお願いを申し上げます。

 本日説明する内容は2点。第6波における死亡症例の概要、そして、昨日の検査結果でございます。まず第6波における死亡症例の概要でございます。このパネルはこれまでの県内の陽性者および死亡例について、感染の中心となったウイルスの株ごとにデータを整理したものでございます。2月8日公表分までのものであり、先ほど申し上げたように本日公表の4名については含まれておりません。お亡くなりになられた方々のことを数字とはいえ、あるいは個人が特定されないように気を配っているとはいえ、こうしたかたちで取り上げるのは本当にご遺族の心情を考えると本当につらいものでございます。まず何よりもお亡くなりになられた方々のご冥福をあらためてお祈り申し上げさせていただきますとともに、ご遺族に対しましてお悔やみを申し上げさせていただきます。ただ、こうした症例の中身をお伝えすることによって、県民の皆さんにそのことが正しく恐れるということにもつながりますので、どうぞご理解いただけたらというふうに思います。

 オミクロン株の中心である第6波では、県内では短期間に7,037名の陽性者が確認されています。そして、残念ながらその中で12名の方がお亡くなりになられました。2月に入りほぼ連日死亡者の公表が続いておりますが、第6波では感染力の強いオミクロン株によりまして、これまで2年間で確認された陽性者は、2年間合計で12,449名でありますから、その半数以上がたった1カ月余りで確認されているということになります。そういう中で陽性者に占める死亡者の割合はオミクロン株では0.2%でございまして、デルタ株の時が0.3%。そしてご覧のように3.0%、2.2%というふうな状況になっております。また重症例についても第6波は4名にとどまっておりまして、第5波の時は21名でございましたので、これと比べると少ないということでございます。ワクチンの2回接種が進んだこともあり、またオミクロン株は重症化率や死亡率が低い特性があるという専門家の先生の指摘のような実態となっています。

 次に第6波でお亡くなりになられた方の平均年齢でございます。81.8歳、12名中11名が70歳以上、その中で80歳以上の方が8名いらっしゃいます。ワクチン効果などによりまして、高齢者の抗体がまだ強くある時期ですね、高齢者の感染が抑えられたのが第5波の特徴でありました。この時はお亡くなりになられた方の平均年齢は67.3歳でございましたので、死亡例の平均年齢は低いんですが、それ以外はそう大きな差は出ておりません。基礎疾患の有無についてですけれども、確認できた範囲でございますが、12名中10名に基礎疾患が確認されております。そして、ワクチンはこれも確認ができた範囲でございますが、6名が2回接種済み。ただし、高齢者の接種率は9割以上でございますので、接種済みの方の割合が高いのは、これはもう自然な傾向であると思われます。また、パネルには記載しておりませんが、65歳以上の陽性者で2回接種済みの方は797名いらっしゃいます。このうち死亡例6名でございますので、ワクチン2回接種者の死亡率は0.8%となっています。そして2回接種をしていない、または不明な方は5名で、死亡率は2.8%と高くなっています。一方で条件は異なるんですが、国で示されているアドバイザリーボード、こちらは公表されております。この資料では、60歳以上で1回以上のワクチン接種歴がある方の死亡率は0.55%。1回以上のワクチン接種で0.55%。そして、一方でワクチン接種歴なしの方の死亡率は4.04%というデータが示されています。約7.3倍の死亡率の違いがあります。健康上の理由などでワクチンを接種できない方もおられます。周囲の方々も特に気を付けていただきたいと思います。なお、第6波では12名の方がお亡くなりになられていますが、コロナの重症例で亡くなられた方は1名のみでございます。第5波以前でも、重症例でない方が亡くなる事例は多く見られました。特にご高齢の方に多く見られます。国のルールでは、これ全国統一ルールです、亡くなった要因を問わず、陽性者が退院や療養解除になる前に亡くなりますと、コロナ感染症の死亡例として一律に報告をするというルールになっております。本県もこの国の基準に基づいて、死亡者の方々の公表をしているところでございます。そこでコロナの重症例でない方が亡くなられる背景等について、臨床現場の医師の立場から分かりやすく説明していただくため、本日は県立中央病院の感染制御部長である森高先生にお越しいただいておりますので、森高先生の方から説明をしていただくようにいたします。よろしくお願いいたします。

 

(県立中央病院・感染制御部長)

 失礼いたします。県立中央病院で感染制御部長を務めております森高でございます。本日はオミクロン株による第6波の死亡症例について、臨床現場の医師の立場としてお話をさせていただきます。

 先ほど知事から説明していただきましたように、オミクロン株は感染力が非常に強いという一方で、これまでの株と比べまして重症化率や致死率が低い傾向があると言われております。この傾向は、われわれ県立中央病院の臨床現場でも感じております。株ごとの死亡例の特徴をちょっと考えてみますと、アルファ株の第4波では、特に高齢者の方において、コロナによる肺炎が悪化して呼吸不全により亡くなられる方が多く見られました。次のデルタ株の第5波ではワクチンの効果もあって、高齢者の重症例や死亡例は減少した一方で、若い方でも肺炎が悪化して重症化するケースが見られました。

 そして、今回のオミクロン株では、陽性者の急増に伴い高齢の入院患者が増加はしておりますけども、多くの方は順調に回復し無事に退院されております。しかしながら、高齢の患者さんの中にはコロナ特有の肺炎とかの呼吸器症状ではなく、元々の基礎疾患なんか等によりお亡くなりのケースが見られます。例えば、基礎疾患により歩行が困難で普段から食事や排せつの介助を受けている方が、コロナに限らず感染症を発症することで、食事摂取が困難となり、全身状態が悪化して亡くなることがあり、老衰や急性心不全といった病態で亡くなる方がいらっしゃいます。また悪性疾患、がんなどの終末期で療養中の方がコロナに感染されると、同じく感染症病棟で緩和治療を継続いたしますが、がんの進行で亡くなる方もいらっしゃいます。

 コロナの重症の判定基準はICUへの入室または人工呼吸器の装着ですけども、今、例を挙げた方々は感染症病棟で治療を行い、人工呼吸器を装着することはありませんので、コロナの重症者、重症例とはなりません。これらの方は重症例に当てはまらず、亡くなった場合には、国のルールではコロナの死亡例となります。第6波におけるこれまでの死亡症例12例のうち11例がコロナの重症例ではありませんが、こうした背景があることをご理解いただきたいと思います。

 なお、この状況は第5波以前でも少なからず見られましたけれども、オミクロン株の感染力の強さにより高齢者の感染が増加する一方、ワクチン接種の効果などにより、コロナの重症化が抑えられている第6波においてこういった傾向が見られると思われます。こうした状況を踏まえて、ワクチン接種が可能な方はぜひ3回目のワクチンを受けていただきたいと思いますし、高齢者や基礎疾患のある方はコロナによる重症化のリスクとこういった基礎疾患の悪化というリスクにさらされておりますので、ご本人はもちろん、ご本人だけでなくご家族なども感染回避行動を守っていただきたいとお願いいたします。以上です。

 

(知事)

 はい。森高先生、ありがとうございました。

 最後に、昨日の結果についてでございます。昨日は30代が42名と最多でございまして、10歳未満も41名と多く、こちらは施設の現場というよりは、やはり家庭内感染が多く見られます。次いで10代が36名、40代の32名。40代以下で8割を占めています。男性が113名、女性は117名でございました。

 地域別ではやはり松山市、まだまだ収まっておりません、118名で全体の5割超。そして、ここ数日指摘させていただきました松山市に隣接する生活圏が一帯の地域。特に松前町では、昨日は16名確認されています。非常に懸念しております。その他、伊予市で7名、東温市で7名など、中予保健所管内で36名になっておりまして、昨日よりも増加しているという状況であります。もちろん他の市町でも注意は引き続きお願いいたします。新居浜市は12名で、逆にこのところ落ち着きを見せ始めていた西条市が17名確認されています。2市の皆さんは、油断は元の木阿弥になる可能性もありますので、十分お気を付けいただきたいと思います。そして、今治市もやはり10名から13名が続いていたんですが、20名ということでございますので、増加に転じる兆しがあり心配をしております。今治市長にも連絡を取らせていただき、非常にきめ細かく対応をそれぞれの市町全てでやっていただいている状況でございます。

 次に職業でございますが、65名となっているのが会社員、変わっていません。このうち2名は四国電力の協力会社の社員で伊方発電所に勤務しています。本件については昨晩、担当課から公表しておりまして、発電所本体の運営には支障がないと聞いております。四国電力からは、関係者は速やかに自宅待機させていると聞いておりますが、発電所内での感染拡大の抑制、さらに全力を尽くしていただきたいと思います。児童・生徒が48名。先ほど申し上げましたように、大半が家庭内感染でございます。この影響もあり、本日は8校が臨時休業しております。内訳は東予が5校、中予が3校でございます。福祉関係が16名。既存のクラスターの影響もありますが、高齢者施設や児童施設、福祉施設といった幅広い施設等で確認されておりまして、懸念が続いております。感染経路でありますが、圧倒的に家庭内感染が大きくなっています。繰り返し申し上げますが、潜伏期間が2日から3日と非常に短い。どなたかが発症すると、その段階でどんどん感染してしまっているというケースが見られます。そして、既存クラスターの影響もあり、医療・福祉が11名となっております。

 入退院の状況でございますが、医療機関に入院されている方は、出入りがございました、1名増えて92名となっています。重症者は変わっておりません。3名のままでございます。宿泊療養施設の方は、出入りがございまして、2名減少で76名でございます。自宅療養等は、一部入院調整中の方も含めて10名増えて2,212名でございます。一方で退院となった方も、今日も200名を超えて217名の方、無事にご回復でございます。高齢者も含めて順調に回復、療養解除となられています。以上でございます。

 

(南海放送(幹事社))

 ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。

 

(南海放送)

 すいません、南海放送です。先日、知事は医療負荷について、各地域ごとに見ていく必要があるとおっしゃっていました。第6波も1カ月たって、現状の認識はいかがでしょうか。

 

(知事)

 はい。まず全県の状況で病床を見てみますと、逼迫(ひっぱく)しているというふうなことではございません。ただ、地域ごとの違いがあります。病床の数と感染状況、そういうふうな観点で見ると、ちょっと東予地域が厳しくなりつつあるような、他の地域と比べてですね、ことを毎日現場とやりとりしながら情報収集をしているところでございます。中予・南予はまだ病床には余裕があると、こういう状況でございます。

 

(あいテレビ)

 あいテレビです。先ほど冒頭でおっしゃられてましたけど、やはり3連休が控えていて、非常に感染どうふられるのかというとこも気になるところですけど、あらためてこのあたりの注意呼び掛けとしてはどのようなことがありますでしょうか。

 

(知事)

 はい。まずは「特別警戒期間」ですから、この期間は不要不急の県外往来は法律に基づいて自粛要請をしております。まずそのことを受け止めていただきたいと思います。そして、不要不急以外でどうしてもというケースはあると思います。その場合は先ほど申し上げたように、全国、感染状況がほとんどの地域で拡大しておりまして、異なるところも見られますので、例えば、それぞれの県で発表していると思いますから、行かれる所の市町単位での感染状況とかいろいろ分かると思いますので、もしどうしてもという場合は、ぜひ事前に行かれる地域の感染状況の情報を確認していただきたいということをお願い申し上げたいと思います。そして、どこへ行ってもやるべきことは同じでありますので、ただ愛媛県で皆さんにお願いしている基本的な感染回避行動は、単にマスクを着けてくださいということではなく、現場の保健所からの声としてお届けしておりますので、例えば手を洗う時でも、ハンドソープと流水しないと意味ありませんよっていう細かいところ、換気であるならば1時間に2回というふうなこと、時間も数分やらないと意味がないですよという細かい声をお届けしてきたつもりですので、ぜひそれを思い起こしていただきたいというふうに思います。緩みというものに、確実にコロナは隙をついてきますので、本当にしっかりとした基本的な感染回避行動さえ個々にやっていただいたならば、通常の日常生活、経済活動を送ってもですね、リスクは低いということだけは間違いない、ゼロとは言いませんけど低いということだけは間違いありません。ですからその点をですね、十分にお考えいただいて、3連休、これまでも人の移動がある、この連休の後に感染が右肩上がりになるということは何度となく経験してきたと思います。そういったことも踏まえて、この3連休、愛媛も含めて全国で感染が拡大しているというふうなことをしっかりと受け止めていただいて、その範囲、ルールの中で動いていただきますようによろしくお願い申し上げたいと思います。以上です。

 

(テレビ愛媛)

 すいません、テレビ愛媛ですが、臨床医の先生からの分析を踏まえた上で、知事としてはどのようなメッセージを伝えたいというふうなお考えですか。

 

(知事)

 はい。どうしても、国のルールは、先生からお話があったように今回のオミクロン株、重症化しにくいという特色はあっても、ご高齢の方、基礎疾患をお持ちの方は、コロナの症状でお亡くなりになるというよりは、体力的な問題やあるいは従来お持ちの、先ほどお話がありましたけども、基礎疾患の悪化によってお亡くなりになるというケースが多いということでございます。それでも今の国のルールはコロナでの死亡例として報告しなければいけないということになっていますので、やはり一番気を付けるべきところは、ご高齢の方と基礎疾患をお持ちの方、そして特にワクチン接種、いろんな理由で打たれない方は数字的に見ても重症化率が高い、イコール死亡率も高くなってくる可能性がありますので、一番気を付けて、それはご本人だけでなく周りのご家族の方も含めて考えていただきたいというふうに思っています。

 

(読売新聞)

 読売新聞です。死亡症例のことで森高部長にお伺いしたいんですけどもよろしいでしょうか。第6波の今回の特徴で、基礎疾患の悪化による死亡が多いというお話がありましたけれども、これまでの株でも基礎疾患、コロナ自体ではなく基症疾患の悪化でというお話もあったかと思うんですけれども、基礎疾患を急速に悪化させるというのがオミクロン株の特徴とは言えるんでしょうかというのをお願いします。

 

(県立中央病院・感染制御部長)

 これは株によって差は、特別はないと思っています。やはりコロナに限らず感染症になりますと、高い熱が出たり、食欲が低下して、ますます体力が消耗されて亡くなるということですので、ただ今回はその肺炎で亡くなる方が少ないものですから、そういった基礎疾患で亡くなる方の数がちょっと目立って見えるという、そういうことだろうと理解しています。

 

(読売新聞)

 リスクとしたら変わらないわけですか。基礎疾患のある人は軽症でも気を付けなければいけないというリスクは、以前と変わっていないということなんですか。

 

(県立中央病院・感染制御部長)

 同じですね、はい。何らかの感染症をきっかけに基礎疾患が悪化するということなので、ウイルスの差にはないと思っています。

 

(南海放送(幹事社))

 他はいかがでしょうか。それではこれで終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

 

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