ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 保健福祉部 健康衛生局 > 健康増進課 > 新型コロナウイルスの感染の確認等(2月7日公表分)に関する記者発表の要旨について

本文

新型コロナウイルスの感染の確認等(2月7日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017491 更新日:2022年2月8日 印刷ページ表示

日時:令和4年2月7日(月曜日)15時00分~15時21分

場所:知事会議室

 

 

(南海放送(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、本日は記者発表事項が2件あります。まず、新型コロナの感染確認等についてですが、会見終了後にレクがありますので、詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事お願いします。

 

(知事)

 昨日確認された陽性者の方は159名いらっしゃいました。内訳は既存の例で105名、新規または調査中の方が54名でございます。感染が確認された方に心からお見舞いを申し上げさせていただきます。そして、残念ながら昨日入院中の方2名がお亡くなりになられました。心からご冥福をお祈りし、ご遺族にお悔やみを申し上げさせていただきます。亡くなられたのは70代の方および90歳以上の方、高齢の方でございます。そして、いずれも入院中でお亡くなりになられました。コロナの重症例の方ではございません。(公表事項は)ここまでにいたします。先日申し上げたとおり、ご遺族の心情と保健所の業務負荷を踏まえまして、亡くなられた方の基礎疾患やワクチン接種の状況等は個別にお知らせすることは控えて、今週中に整理して統計的にお示ししたいと思っております。その際には臨床医の先生にも直接お話をしていただきたいと思っております。

 本日公表の陽性者数は、多くの医療機関が昨日は日曜日でありますから休診をされております。その結果の検査でありまして、先週の日曜日が169名、今日が159名ということはほとんど変わっていないと。ここ数日は前週同じ曜日比で見ますと減少傾向が続いているんですが、今日の数字はそう変わらないということでございます。そして、明日公表分ですね、先週の曜日で見ますと344名でございました。週明けの月曜日と火曜日の検査結果を見なければ今後の状況を判断できないと、評価できないということに変わりはありません。決して感染のピークを越えたとは考えないでいただけたらというふうに思います。また、昨日は松山市、新居浜市、西条市それぞれで、新たなクラスターが計4件確認されております。特に、松山市および新居浜市では重症化リスクの高い高齢者施設でのクラスター発生でございます。保健所と施設が連携しまして、迅速に感染拡大防止に対処が始まっておりまして、県クラスター対策班の派遣準備も進めております。感染力が強いオミクロン株は少しでも隙を見せると、このように大きな感染につながる恐れがあります。引き続き決して気を緩めることなく、感染回避行動の徹底をお願いいたします。

 本日説明する内容は2点。昨日の検査結果と昨日お知らせした年代等による感染経路の特徴についてお話しさせていただきます。

 まず昨日の検査結果ですが、10代が22名で最多となっています。そして、続く40代・50代が多く見られます。全ての年代でご覧のように2桁の陽性者が確認されておりますが、とりわけクラスターが発生したこともありまして、70代以上が37名と多数確認されていることが一番大きな懸念事項でございます。男性は60名、女性が99名でございました。

 そして(居住地は)松山市が依然96名で、全体の約6割を占めております。そして、昨日は感染状況が懸念される新居浜市は6名でございますが、申し上げているように日曜日の検査結果でありますので、この人数で感染の傾向は決して評価はできません。油断は禁物という状況が続いております。また、これも松山市と生活圏が一体となっている中予の伊予市、東温市、久万高原町、松前町、砥部町、全てで確認がありました。合計23名になっています。日曜日の検査結果であるにもかかわらず多くなっている点、ここに十分着目する必要があると思いますので、対象の市町はお気を付けいただきたいと思います。

 職業は会社員が43名で最多。そして児童・生徒が20名。この影響もありまして、本日は6校が臨時休業をしています。内訳は東予が1校、中予が4校、南予が1校でございます。そして公務員3名のうち1人は県の職員でございます。詳細は後ほど事務レクで、この県の職員については説明させていただきます。医療3名、福祉19名で合わせて22名。そして、感染経路ではやはり56名が家庭内で最多でございます。クラスターの関係で、医療・福祉施設で38名となっています。

 医療機関に入院されている方、1人減って102名の状況でございます。重症は変わらずに2名でございます。宿泊療養施設に入所されている方は2名減って73名。そして、昨日は223名の方が順調にご回復されておりますので、その結果、自宅療養の方は63名減って2,397名と、こういう状況になっています。

 次に、年代別の感染経路の特徴についてでございます。これまでにも申し上げてきたとおり、感染力の強いオミクロン株に対抗するためには、日々日々、現場から得られるデータを収集して分析し、それに基づいて地域や年代、そしてまた職業などでどのような傾向変化があるのかをつかんでから、その特徴に応じた感染回避行動、呼び掛け対応することが重要になってまいります。本日は直近1週間、1月31日から2月6日までの1週間のデータでございます。そこから、年代や属性による感染経路の特徴を分析したのでお示しいたします。県民の皆さん、それぞれの皆さんの行動に役立てていただけたらと思います。このグラフはこの1週間の陽性者について、保健所の調査データに基づいて、高齢者そして児童・生徒、未就学児、就業者、多くクラスター等が発生する高齢者施設やそれから保育園、幼稚園、学校現場ですね、特に保育園、幼稚園、学校現場。そしてまた、「職場内クラスター」の関係で就業者、こういうかたちで分析を行っております。高齢者、これは70代以上の方々でございます。感染経路はこの水色、クラスターですね、医療・福祉施設。こちらがやはり全体の47%を占めて最多となっております。次に22%が家庭内、不明が、調査中も含めて25%。この医療施設のほとんどは高齢者施設でのクラスターによるものでございます。特に入所系の施設は高齢者の方々の生活の場になっておりまして、接触が必要な介助の場面も多く、また、まだ確認されていない段階では共用スペースでいろいろと入所者同士が接触する機会も多くて、そういったことも関連していると思われます。間違いなく言えることは、わずかな隙をついて施設で感染が広がっているということがここにも顕著に表れております。施設内の感染リスクを抑えるため、保健所の調査で明らかになりました施設内の具体的な感染事例、そして注意すべきポイントなどを取りまとめて、市町を通じて一つ一つの施設への注意喚起を既に行っていることはお伝えしてきたとおりでございます。また、施設内の感染の広がりを早期に探知するため、感染が続く地域での一斉検査も既に実施されております。第1弾は特別養護老人ホーム、第2弾はグループホーム、そして今週は介護老人保健施設と有料老人ホーム等、その他の入所施設にこの検査が拡大しております。そしてまた、施設でのワクチン接種につきましては、市町単位で2月いっぱいで完了するように進められているところでございます。現在、こうした重点的な対応が行われているということでございます。

 次に児童・生徒、未就学児の分析になります。ここは非常に愛媛県の場合、ちょっと他と違う傾向が出ていまして、家庭内、こちらがもう62%、大半を占めております。そして、ここが特色なんですが、学校や保育所等の児童施設、この緑のところ。実は、ここは8%で少数でございます。そして不明・調査中が27%。これでお分かりいただけるのは、親世代が外から家庭内に感染を持ち込んで子どもさんに広がるケース、オミクロン株の感染力の強さから陽性が確認されるケースが大半を占めているということが見えてまいります。そして、学校・保育所・幼稚園等の現場では細心の注意を払いながら、本当に日々それぞれ努力していただいているのが顕著にここに表れてきていると思います。関係施設の皆さん、本当に心から感謝を申し上げたいと思います。県でも県教育委員会と連携しまして、保健所や学校現場から得た情報を踏まえまして、学校や保育所等での今度はこちらの感染事例、そして注意点などを市町の教育委員会や、私立・国立学校、そして保育所・幼稚園につぶさにお伝えをしております。一層の感染防止に取り組んでいただいておりまして、そういう意味で、クラスターなど集団感染の発生も減少傾向にあるというのは愛媛県の特色であります。全国ニュースなんか見ると、学校や保育所・幼稚園等、施設での感染が中心という論調も時折見られるんですが、ご覧のように愛媛県内はちょっと異なる状況でございます。大人が家庭内に感染を持ち込まないようにするということがより重要であるというような状況でございます。

 次に就業者でございます。就業者には公務員、会社員、自営業、それから医療・福祉関係などの職員さん。先ほどのは施設の入居者でしたけど、高齢者は多いというのは。こちらには職員さん等が含まれます。こちらも家庭内が最多で30%。で、次に紫のところの仕事関係が21%。そして、生活上の接触5%と続きます。また不明・調査中は42%とちょっと多くなっています。感染経路の中では家庭内がご覧のように一番多いんですが、仕事関係および生活上の接触、ここでも3割ほど、同程度占めているのがお分かりいただけると思います。保健所の調査でもここは職場での換気やマスクの着用、ここは徹底されていないケースが保健所の調査で多く確認されております。またその他にも友人同士の集まり、そしてスポーツなど趣味の活動、こういったのがこの生活上の接触ということになりますが、ここで感染が広がるケースが確認されています。特にその中には、リスクの高い行動歴があった方や体調不良者が参加をされていたケース、こうした警戒がおろそかになっていたとの聞き取り調査(結果)が上がってきております。現在、県内の感染の中心である松山市および新居浜市の就業者の皆さんは今申し上げたようなことを参考にしていただきまして、しばらくは家族など毎日顔を合わせている人以外とマスクを外した会話、マスクを外す活動は控えていただきますよう、あるいは延期していただきますようお願い申し上げたいと思います。また先ほども触れました、最近ちょっと増加傾向にある松山市周辺の中予保健所管内。そして増加は見えないんですが、10数名の感染が連日続く今治市。そして感染が落ち着いてきているとはいえ、まだまだ警戒が緩められないその他の市町についても、まだ下降傾向に入ったとは断言できないので、感染リスクの高い行動は控えて十分に気を付けてください。大切な家族に感染を広げないこと、高齢者や子供たちを感染から守ることにつながります。

 先日から繰り返しお伝えしておりますが、またかと思われても言い続けさせていただきます。保健所からの呼び掛けの要請のあった感染防止の注意点。不織布マスクあるいはそれと同程度のマスクをしっかりと正しく着用するということ。屋内では特に人との距離を十分に保つということ。手洗いというのは流水とハンドソープ、そしてこまめに行うということ。そして、商業施設等々に行った時には、入店時はご自身のものでもいいですし、お店で設置されているものでもいいですから手指消毒、これを退店時にも必ず行っていただくということ。そして、特に職場の換気。最低でも1時間に2回以上数分間。数分間これをやらないと効果がありません。これをしっかり職場で確認していただくということをよろしくお願い申し上げます。

 最後に、「愛顔(えがお)の図書券」の応募状況でございます。未就学児を有する世帯を対象とした「愛顔の読書券」については、第1弾、昨日6日までに予定発行部数2万組でございますが、もう約1万8千組のご応募をいただいております。応募期限は本日までとなっておりますので、希望される方はお申し込みいただきたいと思います。なお、応募が2万組を超えた場合は、抽選を2月9日に行います。その後順次発送して、22日頃までには対象者の皆さんのお手元にお届けできる見込みでございます。利用期限は3月10日までとなっておりますので、早めにご利用をいただきたいと思います。以上です。

 

(南海放送(幹事社))

 ただ今の発表事項などに質問のある社はお願いします。

 

(あいテレビ)

 すみません、あいテレビです。岸田総理の方からワクチンの3回目接種について、1日100万回という目標が出ましたけれども、それに関して知事としての受け止めは何かありますでしょうか。

 

(知事)

 本県はスケジュールはもう、ワクチンの供給スケジュールが来ていますから、それに合わせて接種体制を作っていますので、集団接種会場で前倒しして云々というのはむしろ逆に、もう既に2月いっぱいで希望される方々の接種体制ができていますので、これを崩すということの方のリスクがありますので、方針というか計画、スケジュール感を、市町ごとのスケジュールを変える予定はございません。ただし、国から言われているとおり2月いっぱい、恐らく2月いっぱいで終えられないところがかなりある状況だと聞いていますので、そういうふうな中から出てきているのかなというふうにも推測できますので、愛媛県は予定どおり2月いっぱいで全市町が体制できているという状況なんで、変更はございません。

 

(あいテレビ)

 2月いっぱいちょっと難しいところ、全国的にも交互接種が必要だったりとかっていう状況だと思うんですけれども、あらためてモデルナ敬遠だったりが言われている状況の中で、知事として呼び掛けは何かありますでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、もう何度も会見でもお知らせしたとおり、専門家の方から交互接種の方が抗体力は大きくなると。で、防御力、本当にごめんなさい、ここだけは正確な言葉ではないかもしれませんけど、分かりやすく言えば防御力はむしろ強くなるということが分かっています。で、副反応についてはファイザーよりモデルナの方が若干、本当に若干という、少し高めに出る傾向がある時もある、必ずじゃないんですね。ある時もあるということでありますから、この二つの要因を受け止めていただいて、特に重症化の恐れがゼロではありませんから、そこはあるものをぜひ打っていただけたらというふうに思います。

 

(八矢副知事)

 先日もご説明いたしましたが、マスコミの皆さんはモデルナ敬遠というふうにおっしゃいますが、県内の予約状況はそういった状況ではないというのが今の市町の予約状況です。

 

(南海放送(幹事社))

 他にご質問よろしいでしょうか。

 

次の項目はこちら

 

お問い合わせ

保健福祉部保健福祉課

〒790-8570 松山市一番町4-4-2

電話番号:089-912-2380

ファックス番号:089-921-8004

 

保健福祉部健康増進課

〒790-8570 松山市一番町4-4-2

電話番号:089-912-2400

ファックス番号:089-912-2399

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

AIが質問にお答えします<外部リンク>