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人流データの分析結果および新型コロナウイルスの感染の確認(9月2日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017429 更新日:2021年9月7日 印刷ページ表示

日時:令和3年9月2日(木曜日)15時00分~15時33分

場所:知事会議室

 

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、個別事例に関わる詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事お願いします。

 

(知事)

 9月に入って新学期も始まりましたけれども、まん延防止期間、12日まででございます。この期間、本当に皆さんに注意の呼び掛けを続けさせていただきますので、ぜひそれぞれの感染回避行動をよろしくお願いいたします。

 残念ながら昨日は、入院中の陽性者1名お亡くなりになられました。心からご冥福をお祈り申し上げ、ご家族の方々に本当にお悔やみを申し上げさせていただきたいと思います。亡くなられたのは90歳以上の方でございまして、人工呼吸や集中治療中のコロナの重症例の方ではございません。なお、この方は、ワクチンは接種されておられませんでした。

 第5波では、陽性確認の中心は若年層でございますが、ここ最近は重症化リスクが指摘されている40代・50代へ、そしてまた、高齢者の方へ拡大も見られています。仮にワクチン接種済みであっても、リスクはゼロになるわけではないということは申し上げてまいりました。決して油断せずに、特にワクチン接種が終わったからといってもマスク着用は忘れずに、感染回避行動を継続していただきますようお願いいたします。

 昨日の検査の結果は、県内陽性者数は31名でございました。内訳は既存12事例で15名。このうちに再検査の方は4名含まれています。新規は既存事例を上回る16名でございました。陽性が確認された方に心からお見舞いを申し上げます。

 総括的に言いますと、50人台が続いた時と比べると総人数、陽性確認は減ってはいますが、この中身を見てみますと、松山市以外の19の市町では、昨日は散発的な陽性確認の範囲でとどまっています。ただ、松山市は再び新規が10を超えました。収まっていないということがはっきりしていると思います。引き続き警戒を強めてください。

 本日は昨日の検査結果、そして、松山市と新居浜市の人流データに特化して、その分析結果をお話しさせていただきます。

 まず、昨日の検査結果ですが、年代は20代・30代が引き続き多くなっております。男性21名、女性10名でございました。そして先ほど申し上げましたように、ご覧のように松山市が6割以上、20名を占めていまして、この中に新規が10名含まれています。新居浜市の場合は3名ですけども、新規ではありますが、事例としては二つのみでございます。それから、他はこういったように散発的な状況にとどまっています。

 職業でありますが、引き続き会社員、自営業が多くなっていまして、特に新学期が始まって、学校にこうした感染の広がりの警戒が必要でございます。大人が家庭に持ち込まないように、職場での対策が重要でございます。児童・生徒は3名でございまして、このうち1名は学校に行っていないので影響はございません。残る2名については、保健所の調査が現在行われているため、2名が所属する2校は、本日速やかに臨時休業に入っています。調査・検査、迅速に進めて、安全が確認された時には再開ということになります。このため、本日は県内で合計4校が臨時休業しております。昨日休校が3校あって、再開したところが1校、そして今日2校が新規と。合計4校。内訳は東予地域が2校、中予地域が2校でございます。福祉関係の1名は松山市内の施設の職員。まん延防止の重点地域に指定されたことに伴いまして、法律に基づいて松山市で施設職員の一斉検査、これは義務付けられておりますので行っておりますが、そこの中で陽性が確認されたものでございます。感染経路は引き続き家庭内が9名で、やはりまだ毎日一定数出るんですが、県外由来が5名確認されております。

 入退院の状況ですが、医療機関に入院されている方は3名増えて96名。重症の方は、医療現場頑張ってくれています、お一人重症病床からは離れて、一般病床に移られました。2人となっています。宿泊療養施設の方も2人減って71名。自宅療養、医師が丁寧に聞き取ってすぐに入院が必要な症状ではない方、ご自身そして家庭の都合で自宅療養を強く希望される方、ごく少数ですが一部入院調整中の方は11名減って319名でございます。そして40名の方が退院、ご回復をされています。

 事例の状況ですが、封じ込め事例もクラスター1事例を含む12事例。1008事例目、こちらは新居浜市の児童福祉施設のクラスターでございましたが、早期に封じ込めまで持ち込むこととなりました。それ以外に四国中央保健所2、西条保健所8、今治保健所1、合計で12事例が濃厚接触者の健康観察も終わりましたので、これらの事例から感染が広がる懸念がなくなったので封じ込めに入ります。

 囲い込み事例も二つのクラスターを含む9事例が、ここから下になりますが、今日から囲い込みに入ります。(1232事例目)「職場内クラスター17・四国中央市」、同じく(1383事例目)「職場内クラスター20・四国中央市」。こちらも全面的な保健所への協力で速やかに追い掛け作業ができたケースでございます。それ以外で四国中央保健所四つ、西条保健所1、今治保健所1、中予保健所1、合計で9事例が現段階で必要な調査・検査が終了しましたので、残すところは健康観察期間ということになります。なお、こちらは囲い込みの中で陽性確認がありますが、(自宅)待機中、(新たな)濃厚接触者いらっしゃいません。広がる懸念はない陽性確認でございます。

 調査中の事例でございますが、まず1418事例目、こちらは「児童施設クラスター2・松山市」、放課後児童クラブのクラスターでございます。昨日、これは再検査でその他家族等1名の陽性が確認されております。利用者、利用児童の新たな陽性確認はございません。合計で14名。利用者、児童が7名とそれからその他家族等で1名増えて7名でございまして、利用児童や職員への新たな感染の広がりは見られません。家族等の調査もご覧のとおり順調に進んでおりますので、もう囲い込みの終盤に入っています。

 それから、1424事例目「スポーツ活動クラスター・松山市」、学校、大学でございます。公表もされ、県からも公表して構わないということで、松山大学でございます。こちらも再検査で、スポーツ活動参加者1名の陽性が確認されております。この事例で陽性は9名となりまして、スポーツ活動の参加者が1名増えて8名。その他友人・家族等が1名で、こちらの事例でも囲い込みの最終段階に入っております。

 以上が昨日の検査、昨日は先ほどの高齢者施設の一斉検査もありましたので、985件の検査、それプラス民間(医療機関での)検査がだいたい前週が1日400件、1,300件から1,400件の検査くらいが行われて、31件の陽性確認ということでございます。

 次に松山市・新居浜市の人流データの分析でございます。8月24日に、感染が心配な地域、松山市、新居浜市、西条市、今治市、この四つの市について、それぞれ人流の動向を踏まえた注意喚起を行わせていただきました。その後、西条市および今治市は、感染は継続して落ち着いている状況にあります。本日はまん延防止等重点措置の措置区域である松山市と、ここ数日は収まっている傾向もあるんですけども、ここ最近というちょっと広げてみますと感染拡大が懸念されている新居浜市の二つの市でデータの分析結果を説明させていただきます。分析方法は前回と同様で、それぞれの地域、傾向をつかむ一例として捉えていただけたらと思います。

 まずこの(松山地域の人流の推移の)グラフですけども、7月1日、ここを基準として、それ以降の人流データを折れ線グラフで示しています。黄色のグラフは松山市内の商業施設、赤のグラフは郊外の商業施設、そして青のグラフ、濃いグラフが松山市繁華街の人流の動き、日にちごとの動きでございます。それぞれ利用実態に応じた時間帯の人流をグラフ化しております。なお、緑のこの棒グラフは松山市およびその周辺地域、中予地域の陽性者数の確認状況でございます。まず、直近の状況としてはこの夜間のこのグラフですね、この辺りの8月中旬以降に急激に減少して、7月1日と比べますと4割強の減少が見られます。これはもう飲食店の時短営業へのご協力、酒類提供の停止、この効果がこの人流に表れてきているということで、要請に応じてご協力いただいている多くのお店の皆さんに感謝を申し上げたいと思います。次に郊外の商業施設の人流は、大きな変化はないですが、7月1日現在と比べると2割強は、減少が維持はされている状況でございます。そして、市内の商業施設、これは松山市郊外も含まれます。こちらは4割ぐらいまで減少していたんですが、この1週間、徐々に上がってきている兆候が見られております。商業施設では、店舗側でもフードコートでの注意、入店時の注意の呼び掛けなど対策をきめ細かく行っていただいておりますが、1日の中でも時間帯によって混雑状況が大きく異なってまいります。必要な買い物も分散して、なかなか難しいことなんですけども、そういった混雑に気を配った買い物の利用というものをお願いしたいと思います。

 次に、こちらのグラフは通勤や買い物客で多くの人が通過する松山市駅の周辺における、こちらは時間帯別の人流でございます。今回初めて分析を行いました。集計の対象は20歳以上、児童・生徒の通学は含まれておりません。これらはそれぞれの線というのは平均値となります。赤のグラフは、この赤、直線ですね、この赤のグラフは7月1日、前1週間の平均値でございます。その他のグラフはその後2週間、その後の2週間、その後の2週間と、2週間ごとの人流を表しています。7月1日の時点では朝、この赤いところですね、これが基本線でございますけども、朝夕の通勤、ここですね、こことここですね、朝夕の通勤時間帯とそれから昼の時間帯、ここに大きなピークがあるということがお分かりいただけると思います。そして、それから少しずつ変化していきます。変化をした後に、直近がこの青い線ということになります。7月から8月前半まではそう大きな変化は見られなかったわけでございまして、場合によっては赤よりも上にいく夜、夕方がですね、増加するような、8月前半までの状況もありました。しかし、ここ赤と比べるのはこの青です、直近でございます。8月16日から8月29日の平均値でございます。8月11日に感染対策期へと引き上げて、8月20日にはまん延防止等重点措置が適用されたという日程でございました。それに伴って、人流が明らかに減少したことがこの違いでお分かりいただけると思います。8月後半にはピーク時と比べますと、通勤の時間、赤と青、7月1日と現在比べますと3割、両方とも減っていることがお分かりいただけると思います。そして、日中は5割減少というようなデータになっております。日中の5割減は買い物や食事等の外出の減少と見られます。朝夕の人流の多くは通勤と考えられますので、不要不急の外出ではないんですけども、そこでも3割以上減少していることがお分かりいただけると思います。松山市の皆さんには少なくとも外出、それぞれが5割削減を目標にぜひとお願いしてきておりますが、日中の減少はまさに皆さんのそうしたご努力が統計上にも表れているということではなかろうかと思います。朝夕の人流についても一定の効果が出ておりまして、事業者の皆さんには通勤時の接触の機会を減らすため、有効な時差出勤やテレワークなどの取り組み、なお継続して進めていただきたいと思います。まん延状態から脱するために、この措置期間、今のところ12日まで、それを目標にぜひ決して気を緩めることなくご協力をお願いいたします。

 次に新居浜市でございます。松山市と同様に7月1日を基準として、それ以降の人流を、こちらは市内の大型商業施設、赤のグラフ、そして市内の飲食店が多い地域における夜間に分けて表しています。赤のグラフ、こちらは大型商業施設、新居浜市でございますが、1週間程度前までは1割程度の、2割強ですか、2割強、1週間ですからこのあたりですね、2割強ぐらいの減少でありましたけれども、現在は4割弱まで減少しているということがこれでお分かりいただけると思います。皆さん本当に頑張っていただいています。そして夜間の人流のグラフは、松山市のように新居浜市には大規模な繁華街があるわけではないんですが、それでも、これ実は感染が伸びてきたのはこのあたりの影響だったと思うんですが、新居浜市の夜間は7月1日からどんどん上がっていました。7月に入って。かなり上昇したんですが、そこのピークと比べると3割ぐらい減っているという状況でございます。新居浜市では医療関係者の皆さんの共同記者会見もございました。そしてまた、市長をはじめ職員の皆さんが街頭に立っての啓発を続けられました。いろんな警戒を呼び掛けてこられたことがこの人流の変化に表れていた可能性がございます。ここ数日は散発的な陽性確認にとどまっているものの、人口も多いところでございますから、依然警戒が必要でございます。新居浜市の皆さん、引き続き感染回避行動の徹底をお願いいたします。

 以上、松山市と新居浜市の人流分析を行いましたが、もちろん警戒が必要なのはこの2市だけではございません。昨日から県内全ての市町で小中学校の新学期が始まりました。学校、児童クラブ等で感染拡大を抑えることが、今この時期の最大の課題になってきています。ここを抑えることができれば、第5波を乗り越える道筋がはっきりと見えてくると思います。そのためには市町・学校関係者の頑張りはもとより、ご苦労掛けますけども、全ての大人が家庭への感染の持ち込みに十分気を付けるということが大事でございますのでよろしくお願いいたします。以上です。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 ただ今の発表事項に質問がある社はお願いします。

 

(テレビ愛媛)

 ではすみません、テレビ愛媛です。まず、今日の感染者31人という数字に対しては、知事どのように捉えていますか。

 

(知事)

 はい。あの全体で見るとですね、ピーク時の100を超えた時期もありましたから、本当に多くの皆さんが気を付けている結果が表れてきているとは思います。ただ、冒頭に申し上げたように、松山市だけはまだそういうところまではいっていない。特に新規が今日も10名を超えているという状況でありますから、なかなかまだ、さらなる警戒が必要という段階から脱していないというふうに思っています。そしてまた、この新学期が始まるということは新たな人流が大きく動いているということでありますから、ここではなお一層の警戒が必要と。こういう段階ではないかと思っています。

 

(テレビ愛媛)

 そして今日は人流の分析もされましたが、松山市に関しては繁華街では4割強、そして郊外でも2割強減っている、抑えられているというところで、それはどう評価されていますか。

 

(知事)

 そうですね。全体の数から言いますと、恐らく松山市一番多いときは新規が20、30出ていましたから、やっぱりそういった効果というのが表れているけれども、まだ十分ではないということだろうと思っています。ただその一方で、非常に皆さん、かなりの方が、大半の方が注意をしていただいているというのは、抑えられているということからすれば確実に出てきているのではないかなと思います。ただ、その一方でやっぱり「自分は大丈夫だよ」という油断。そして県外にちょっと行かなけりゃいけなかった時に、ちょっとした油断で持ち帰ってしまったというケース。そういったことも見られるので、本当に油断が感染につながるということをもう一度お考えいただけたらなというふうに思っています。街中を見ても、全部見ているそういう時間が申し訳ないですけど取れないので、範囲は限られていますけども、やはりマスクの着用をされてない方もちらほら散見されます。そういったことの油断というものが一番怖いなというふうに思っています。

 

(テレビ愛媛)

 あともう一点、特に新学期への警戒感は常に示されていますが、特に松山市でも対策を取られていますけれども、とはいえ、給食を食べてから帰るとか、児童クラブは引き続き続けるというような現在状況ですけれども、特に呼び掛けるとか、気を付けなくてはいけないところというのは、知事はどう考えていらっしゃいますか。

 

(知事)

 そうですね、例えば高校なんかでは、前も申し上げたように、かなり授業であるとか、休み時間であるとか、そういったことも含めて、各学校非常に緊張感持ってやってくれているという報告が入っていますので、むしろそれよりも、呼び掛けが中心になってしまいますけれども、下校した後の過ごし方とか、そちらの方の注意喚起がものすごく大事なんだろうなというふうに思っています。小学校、中学校になるとまた義務教育だと少し動き方とか、理解力とかも変わってきますので難しいとは思いますが、これはもう本当に、給食だったら距離、黙食、そういったことも含めて、本当に学校の先生も悩まれると思いますけども、それを可能な限りやり続けていくしかないんだろうなというふうに思っています。ただ6年生ぐらいになると、本当にニュースなんか見ててもかなりしっかりしてるなと。インタビューなんかニュースなんかでお聞きするんですけども、発言聞いてると頼もしいなと思うようなインタビューに出会うことがあるので、みんなでやっぱり気を付け続けて、そして呼び掛け続けていくしかないんだろうなと思います。一方で極論を言う方もいらっしゃいます。「学校を閉めたらいいじゃないか」、あるいは「オンラインで全部やったらいいんじゃないか」、そう簡単にいく話ではありません。ですから、学びの機会の保障、そしてそのためにはやはり対面の授業というのも大事ですから、そこをベースにしながらも、要は広げなければ収められますので、例えば今、愛媛県では今日も4校休校していますけども、感染確認されたらすぐに休業して、すぐに保健所と連携して、たちまち調査・検査が入って、そして保健所の安全確認が出たら再開と。これは学校ごとに徹底して、もし感染があったとしても、最低限これはもう小・中も一緒だと思います。最低限に抑えるということを粘り強くやっていくということに尽きると思っています。

 

(愛媛新聞)

 すみません、愛媛新聞なんですけども、新居浜市の夜間の人流についてなんですが、ピーク時に比べたら3割弱減ということですけども、7月1日と比べるとあまり変わってないようにも見えるんですけど、そのあたりはどのように受け止めていらっしゃいますでしょうか。

 

(知事)

 7月1日時点でもかなり、ここはいつもどおりというわけではないんですね。やっぱりそれまでの第4波の名残でかなり下がっていました。ですからその後に、7月の前半ってご記憶のとおり感染ゼロが続いたとか、非常に落ち着いていた時期なんで、通常のように戻っていったということがこのピークと考えた方がいいかなというふうに思います。そこから3割下がったということではないかなと捉えています。

 

(あいテレビ)

 あいテレビです。先ほど給食の話題も出ましたけれども、やはり飲食の場面というのは感染リスク高いともされてますけれども、給食の取り扱いについては、知事どのようなお考えでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、これもですね、いろんな意見があると思います。一番危ないんじゃないかという、今のご指摘のとおり考えられる方もいらっしゃいますし、「いやいやいやそうではない」と。「しっかりと先生が指導して、ルールをきっちりとやった上でだったら、そこまでのリスクはないんじゃないか」という意見もあります。もう一つ考えなきゃいけないのは、やはり共働きのご家庭などもたくさんいらっしゃいますから、給食がなくなったことによるそれぞれのご家庭への影響がどうなるか、いろんな問題がありますから、これは正しいという正論というのはないと思います。それらをトータルで考えると、給食というものを十分気を付けながら提供した上で対応するというふうなことが、一番大多数の合意の着地点になるんじゃないかなというふうに思います。ただ、そこでもし給食によって感染がやっぱり大きく出たというようなことになれば、これはまた話が別だと思います。

 

(あいテレビ)

 全体の陽性者数を見ますと、ピークを越えたのではないかとも見て取れる部分もあると思うんですけれども、中身見ますと松山市、新規の陽性者数が増加に転じている。この要因と今後懸念されることはどのようにお考えでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、特にデルタ株みたいな感染力の強いコロナは、やっぱりその原点には油断があると思います。全員、ほとんどの人は本当に気を付けられていると思います。でもやっぱり一部の中の方には、さっき申し上げたように「別世界の話や、自分は大丈夫。周りにもかかっている人おらへんが」というようなことで油断している人たちがいるということも否定できないと思います。現に例えば、いくら要請してもルールを守ってくれないお店の存在だってあるわけですし、そういう方がいる限りゼロになんていうのはできっこないと思います。だから、もう本当に一人でもその注意深くする人の比率がどんどんどんどん高くなれば抑えることはできますので、もう呼び掛け続けるしかないと思いますね。

 

(読売新聞)

 すみません、読売新聞です。今日の人流の話のところで伺いたいんですけれども、この松山でも新居浜でもこの感染対策期、もしくはこのまん延防止等の措置によって、人流が4割、3割減ったっていう話があったかと思うんですけれども、やはり効果があるっていうのは見ていて分かったんですけど、この効果をもってやはり12日までがとりあえず期限となっていますけど、それ以降も同じようにやはりこのぐらいの抑制をしなきゃいけないっていうふうに知事はすべきと、感染者数にもよると思うんですけれども、この効果っていうのは大きく見ていらっしゃいますでしょうか。

 

(知事)

 松山市は、まだ申し訳ないですけどそこまで議論する段階にはなっていないと思っています。ただまん延防止等に限っていえば、これはもう国の、指定を継続するか、やめるかというのは指標等を判断して国が決定することなんで、これはもうどうなるか正直言って分かりません。仮にこのくらいの状況で続くとしても、感染対策期をどうするか、これはあくまでも愛媛県判断になりますけども、感染対策期をどうするのかという問題があると思います。ただ、少なくとも感染対策期、あるいは警戒の重点期間になったとしてもですね、警戒を怠ったらあっという間にまた次の波が来るというのがコロナですから、今までいろんなこと学習してきていますので、ここはもしある程度収まったとしても、ここはもう絶対継続して気を付けてくれという呼び掛けがすごく重要になってくると思いますし、また例えばですね、一つの例でいえば、松山市の繁華街の一部の店のルールを逸脱したような行動がもう何回も何回も繰り返されているわけですね。そのためにクラスターが発生して広がっていくというのも3回、4回と繰り返されている。だから、だいたいそのジャンルが分かってきていると思いますから、例えば松山市において、そういったところは今後ともしっかりとウォッチしていく。あるいはそういう情報、大きなパーティーみたいな情報をキャッチする努力をして、キャッチしたら速やかに手を打つとか、こういったことはしっかりと行って、地域ごとに特性が違うと思いますので、これまでの経験を生かした次の波を抑えるための対策を、県も含めて、そしてまた市町単位も含めて、それぞれが情報を持ち寄って考えて実施に移していくということが大事ではないかなというふうに思っています。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 その他、質問のある社、よろしいでしょうか。ではこれで会見終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

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