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新型コロナウイルスの感染の確認(8月14日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017409 更新日:2021年8月18日 印刷ページ表示

日時:令和3年8月14日(土曜日)15時00分~15時33分

場所:知事会議室

 

 

(あいテレビ(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、個別事例等に係る詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事よろしくお願いします。

 

(知事)

 コロナ関係に先立ちまして、大雨に関する注意喚起を行わせていただきます。一昨日に愛媛県内に発表されました大雨警報は現在も継続中でございます。県では災害警戒本部において情報収集等に当たっているところでございます。これまでのところ大きな被害報告は入っておりませんが、停滞する前線の影響で九州北部あるいは中国地方など記録的な大雨となっておりまして、川の氾濫や土砂災害等の被害が発生しています。被害に遭われた方に心からお見舞いを申し上げさせていただきます。

 県内でもこれまでの雨により地盤が緩んでいるところもございます。特に土砂災害への警戒が必要となっている状況であると思います。松山地方気象台によりますと、15日朝にかけまして、明日ですね、局地的に雷を伴った激しい雨が降るおそれがあると、今夜から明日朝にかけてですね、県民の皆さんには雨が小康状態であっても油断せずに、西日本豪雨災害の時に起こったようなことが決して起こらない保証がございません。ぜひ最新の気象情報や市町からの避難情報に留意していただきたいと思います。特に今申し上げた気象台の発表を見ますと、今日の夜から明日の朝にかけて要注意というようなことではなかろうかと思います。よろしくお願いいたします。

 それではコロナ関係ですけれども、昨日の検査の結果は陽性確認県内で52名でございました。相変わらず多い水準でございます。ここ数日70、90と続いたので、52だと何か少なく感じる方いらっしゃるかもしれませんが、第4波の時は50名を超えたのはたった3回でございます。50名を超える規模というのは本当に深刻な状況であるということを受け止めていただきたいと思います。内訳は既存20事例で36名。このうち再検査の方が5名いらっしゃいます。新規も減っておりません、15事例16名でございます。そして52名のうち帰省等による県外由来の関係が9名と引き続き多くなっています。陽性が確認された方に心からお見舞いを申し上げます。なお先ほど、後ほど説明しますが新たに新居浜市で児童施設クラスターが確認されたことも併せてご報告いたします。

 昨日公表の91名の陽性からは減っているように見えますが、先ほど申し上げたように52は決して少なくない、非常に多いということを受け止めていただきたいと思います。しかも昨日は、今お盆に入りましたから、一部の医療機関は休診をしています。前日から減少した数字だけで感染状況が改善したとは決して言えないし、考えないでいただきたいと思います。

 昨日は全国の感染者数が初めて2万人を超えたそうでございます。全国的に感染拡大の勢いは増している状況でございます。これからしばらくまたこの状況が続く、あるいはもう一つ懸念するのが今はお盆の移動、そしてお盆明けからは逆帰省、いったん首都圏等に行った方が帰って来られての職場の感染拡大、これはもう本当に気を付けなければならない状況だと思います。

 本日の説明事項は3点。感染対策の要請、特に帰省者、今は帰省中の方への注意です。そしてお盆明けの職場における感染対策の徹底、先ほど申し上げた点でございます。そして三つ目に昨日の検査結果でございます。

 まず感染対策の要請でございますが、繰り返し申し上げます。県民の皆さんには日々の陽性者数の増減のみに目を奪われずに、一人一人が決して気を緩めずに、最大限の警戒と感染対策期の要請内容をぜひ実行に移していただきたいと思います。まず、県外との不要不急の往来の自粛。そして二つ目に感染が拡大・まん延状態の松山市との不要不急の往来自粛。特に松山市民の皆さんは不要不急の外出を自粛願います。少なくとも5割削減を目標に、ぜひそれぞれがお考えいただきたいと思います。そして会食の注意でございます。普段から顔を合わせている人と4人以下、概ね2時間以内。そして各対策、お店がしっかり対策しているのか、参加者にリスクの高い行動を取っている(人がいる)かいないか、症状のある方がいるかいないか、そういったことも含めて順守をお願いいたします。

 次に特に帰省された方、県外からの帰省、連日感染確認が続いています。県外からの帰省、もうあと少しなんでどうかなとは思いますが、引き続き申し上げます。帰省、延期・中止お願いしておりますが、お盆期間に入ってやむを得ない事情、これはあると思います。既に帰省された方もおられると思います。そしてその帰省によって大切な家族や友人に感染を広げることのないようくれぐれもいらっしゃる間、感染防止に注意した行動を徹底していただきますようお願いいたします。今からでも人との接触をできるだけ避けてください。そして、家族等限られた範囲内の人と過ごすようにしていただきたいと思います。その中でも注意をしてください。そして特に会食でございます。親族であっても久しぶりの方との会食は控えていただきたいと思います。

 来週月曜日から松山市の飲食店の営業時短要請がスタートいたします。この土日は時短開始前のお盆の週末となりますが、決して羽目を外すことのないよう、必ず会食のルールを守っていただくよう強くお願いいたします。これは一部の方には「なぜすぐ閉めないのか、時短を開始しないのか」という意見があるかもしれませんが、これは飲食業(関係の)協会とも十分協議をしております。すぐにはなかなか難しいという声が圧倒的でございます。それはなぜかと言えば予約が入っている方のキャンセルであるとか、仕入れの調整であるとか、人員の問題であるとか、そういったことの準備が必要だと。少なくとも2日、3日かかるということでありますので、早めにお知らせして実施を月曜日にしているところでございます。だからといって、今は大丈夫だということではありませんので、お客さんも飲食店側もその点は十分注意していただきたいというふうに思います。

 これらの県からの要請につきましては、市長会長、町村会長にも直接お話をしております。それぞれの会を通じて各市町全部に、20の市町全部に届いていると思います。県の要請を基本にしつつも、市町によってはさらに厳しい要請、呼び掛けをしているところもあるやに聞いています。そうした独自の呼び掛けも含め、住民の方々にしっかり、県からだけでは全員に届くわけではありませんので、市町からもきめ細かくやっていただきたいという要請していますので、ぜひ皆さんに聞いていただきたいと思います。市町によっては施設の閉館、学校活動、小中学校の休止など対応状況、市町によって異なっているところもあります。ぜひその点、市町、これは市長さん、町長さんの判断になりますので、呼び掛けに耳を傾けていただきたいと思います。

 次に、お盆明けの職場における感染対策の徹底についてでございます。先ほど冒頭申し上げました次の懸念事項でございます。市中感染のまん延状態にある松山市だけでなく、感染が拡大傾向にある西条市や新居浜市など、既に一部の市町では地域での感染リスクが高まっている可能性もあります。お盆期間の県内外の人流、人との接触機会の増加により、感染がさらに拡大し、お盆明けの逆帰省のことも含めて職場に持ち込まれますとさらなる感染の連鎖を引き起こし、8月下旬には今以上の感染爆発と言わざるを得ない状況に陥ることも危惧されます。お盆明けにできるだけ、できる限り職場に感染を持ち込まないこと。仮に感染が持ち込まれた場合でもそれを職場に広げないこと。早期の探知でございます。これが重要でございます。7月以降の第5波では県内での職場や仕事での接触と見られますクラスターが8件確認されています。この間に発生したクラスター15件の半数が職場クラスターでございます。第5波においてはオフィスや作業現場の詰所、職場のバックヤード等で以前には感染しなかったような軽度な接触等でもこのデルタ株は感染するケースが増えておりまして、感染力は明らかに強いと言わざるを得ません。また、保健所の調査、聞き取りで一部にマスク着用していなかった、手指消毒十分やっていなかった、そんな声もあったと聞いております。また、職場内の換気がこまめに前は行っていたんだけど、ちょっと緩んで十分に行ってなかったというような報告もあります。来週にはお盆が明け、通常の業務体制に戻ることを踏まえまして、あらためて事業者の皆さん、感染対策の徹底をお願いしたいと思います。毎日の検温など従業員の体調確認の徹底をお願いします。そしてここが大事です、症状があればすぐに出勤を控えて、早期の受診を事業所として指導をいただきたいと思います。特にお盆明けは県外との往来、長時間の会食などリスクの高い行動があったか、ないか、ぜひきめ細かく確認をしていただきたいと思います。

 次にオフィスにおける感染対策のあらためての徹底でございます。一部に緩みも出ているという報告もありますので、マスクの正しい着用、こまめな手指消毒、パソコンやコピー機など共用物の消毒や定期的な換気、基本的な対策の徹底をもう一度、お盆明けスタートに当たって見つめ直して徹底をしてください。

 三つ目、勤務スペースだけに目を奪われては十分な対策とはなりません。更衣室、休憩室、喫煙所等のバックヤードの感染拡大防止対策を徹底願います。特にバックヤードというのは、どうしても気が緩みがちになる空間でもありますんで気を付けていただきたいと思います。

 四つ目ですね、ワクチンを接種しやすい職場環境づくりでございます。もちろん国から届くワクチンの送量そのものの限られた中で行っているので、すぐにというわけにいきませんが、市町ごとに全力を尽くしています。ただ一方で、接種後の副反応も一定ありますので、仕事を休まなければ安心して接種できないという環境があるかもしれません。休暇の取得奨励や柔軟なシフト調整など、従業員さんがワクチンを接種しやすい職場環境づくりを考慮していただきたいと思います。

 次にテレワーク、時差出勤のより一層の利用促進でございます。外出機会や従業員間の接触を減らすため、一層の促進をお願いしたいと思います。昨日発表しましたが、愛媛県では全県を対象にテレワーク推進協力金を出すことにいたしました。これを活用してホテル等ではプランもどんどん作っていると思います。テレワークを提供する宿泊事業者等のその制度を利用していただきまして、期間も9月末まで長く取っておりますので、各事業所においては、これらのテレワークスペース、ぜひ計画的・効果的に活用をして、テレワークを推進していただきますようお考えいただきたいと思います。

 なお、こうしたお盆明けの企業向け感染防止対策については、昨夜、私の方から直接経済団体の各代表に電話で要請をさせていただきました。そして、各団体は会員企業等にすぐに徹底するという回答をいただいておりますので、そちらの方からも話が来ると思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。

 次に昨日の検査結果でございます。引き続き10代から40代が多く32名。全体の6割強を占めていますが、重症化が懸念されます50代ちょっと心配です。10名と多くなってきています。年代の広がりが懸念材料でございます。男性は34名、女性は18名。居住地はやはりこれまでと同様、松山市が25名と突出しております。この中で既存が17名、新規は8名とやはり多くなっています。新居浜市も10名でございます。こちらは既存が7名で新規が3名でございます。その他、四国中央市の4名は、新規は1名。今治市の3名は、新規は1名。それ以外のところは、新規は1名、ポツポツ散発的な状況ですが、ただ懸念は全県下に散発的とはいえ確認が見られるというところでございますので、今そんなに出てない地域でも繰り返しになりますが、デルタ株の感染力を考えると隙を見せればあっという間に広がりますので、少ないからこそ十分警戒することによって乗り越えられる可能性が高まりますので、同じようにお気を付けいただきたいと思います。なお、こういう状況でございますので、本日以降、宇和島市、鬼北町、松野町、愛南町から、順次宇和島保健所の方へ保健師の応援派遣をいただくこととなりました。本当にどうもありがとうございます。そしてまた、県外在住者も昨日も大阪府の方1名、広島県の方2名、愛媛県内で確認されております。合計3名でございます。こちらですね3名。

 そして職業ですが、会社員が22名で圧倒的に多くなっております。職場の方での広がり。そして福祉関係3名のうち、こちらですね、2名は先ほど冒頭申し上げましたクラスターの関係でございます。感染経路は家庭内。デルタ株の特色、1人が感染すると家庭ほとんどに感染してしまうという状況でございます。14名で最も多くなっています。そして、県外関係が9名と多くなっています。飲食店も5名確認されています。

 入退院の状況でございますが、昨日は入院されている方は、退院された方も相当いらっしゃいますが、新たに入院された方も相当いらっしゃいます。差し引きで、プラス4名で92名となりました。重症者は医療現場頑張っています。1名が回復というか重症者ではなくなりました。1名減って5名でございます。宿泊療養施設、こちらも出入りがありますけども、トータルでマイナス1、115名となっています。そして自宅療養等、こちらは医師が丁寧に個別に聞き取って、すぐに入院が必要な症状ではないと判断した方、そして家庭やご自身の都合でどうしても自宅療養でないと無理なんだという強く希望される方、一部これはいつもよりは人数多くなっていますので入院調整の方も増えていますが、翌日には必要な方は入院されるという状況には変わりありません、こちらは20名増えて317名でございます。退院となった方は29名、こちらもかなり多くなってきました。回復でございます。

 次に検査状況でございますが、昨日は臨時PCR検査センターもございました。こちらが485件。これらを含めて衛生環境研究所等行政検査は777件行われています。その中から30件の陽性の報告がありました。そして、民間の医療機関等、こちらは先週増えて1日300件ぐらい行っていただいています。ただ、昨日はお盆休みの関係もあって300よりも少なくなっているかもしれません。そちらの方から22件の陽性確認の報告がありまして、合計でだいたいですけども1,000件ぐらいやって52件の陽性確認ということでございます。そして、臨時PCR(検査)センターでございますが、先ほど申し上げました回収した485件の検査を行いまして、4件の陽性が確認されています。その中身は松山市繁華街の接待を伴う飲食店や深夜営業のバーの従業員2名、それから県外との往来、県外からの来県者と会食等をした方が2名でございます。これは本日の公表の陽性者に含まれております。

 事例ごとの状況ですが、今日は松山市の「音楽イベントクラスター」を含め、新たに5事例が完了でございます。クラスター以外では松山市保健所が1、中予(保健所)が1、八幡浜(保健所)が1,宇和島(保健所)が1、濃厚接触者の健康観察期間も全て完了しましたので、これらの個々の事例から感染が広がる懸念がなくなりましたので、封じ込めに入ります。特にこの「音楽イベントクラスター」、当初から申し上げてきたとおり、参加者は全員把握できていたケース、そして保健所の調査にも全面的に協力をいただいたケースでありますので、本当に速やかな囲い込みに結び付けることができました。ここで、こういうケースは追い掛けが可能なんで、いろんな誹謗(ひぼう)や中傷の可能性となる公表の必要はないと判断したことはお分かりいただけると思います。保健所の協力がない、参加者が把握されていない、こういう場合は広く呼び掛ける必要がありますから、同意がなくても公表するケースはあるということでございます。

 囲い込み事例は変更、動きはございません。これはその中での陽性確認1名いますが、濃厚接触者はおりませんので、感染拡大、広がる懸念はありません。

 次に調査中事例でございますが、新たなクラスター、「児童施設クラスター・新居浜市」でございます。既に昨日、幅広い検査・調査を進めているとお伝えしていた事例で、場合によっては検査の中でクラスターになる可能性があるかもしれないということをお伝えしてきた事例でございます。これまでに、他の三つの事例で、施設の職員と利用者、利用している児童・生徒、それらの家族等を含め9名の陽性が確認されていました。昨日、職員3名、利用者1名、その他家族等1名、計5名の陽性が新たに確認されまして、それが結び付きました。つながりが確認されましたので、児童施設クラスターと認定いたしました。これに伴い、1008事例目に全て統合いたします。事例の陽性者は統合の結果大きくなりますが14名、職員さんが3名増えて4名、利用者が1名増えて4名、その他家族等が1名増えて6名ということでございます。この施設は放課後や休みの日に子供達が通う施設であり、感染の広がりを早期に把握するため、既に保健所が広範な調査・検査を進めています。そして、こちらのケースも全利用者の把握が完了しております。そして、対象のご家庭に対し、速やかに自宅待機等もお願いしております。また、昨日までに施設の全職員の検査は完了いたしました。そして、本日と明日で全ての利用者の検査の完了も既に計画、段取りができております。いわば保健所が施設と連携して速やかな囲い込みに向かって全力を挙げているケースでございます。

 次に既存のクラスターの進捗状況でございますが、まず「職場内クラスター13・西条市」、事業者が公表しております。従業員数の多い職場でのクラスターでございます。1名の陽性を確認し、陽性者は合計42名となりました。検査対象者は特定されております。人数多いですけども、事業所の全面協力の下に自主検査も進められております。だいたいの見通しとしてですね、お盆明けぐらいには全ての検査、人数多いですけど全員の検査も完了する見通しが立ってまいりましたので、西条市の方々はこの検査が終わって全体像がつかめるまでは、念のため引き続き注意深い行動をお願いしたいというふうに思います。もちろん、これが、見通しが立っても他のケースも出てきますので、引き続き注意深い行動、これが見えたからもう大丈夫だというわけではありません。このケースがだいたい見通しが立つということだけでございますのでご注意いただきたいと思います。

 次に906事例目、「会食・職場クラスター・松山市」、パチンコ店の事例。こちらはもう既に囲い込みの目前でございますが、今回も再検査で1名の陽性。陽性者は合計で30名になりますが、既に自宅待機中の方でございました。

 次に「職場内クラスター14・松山市」、こちらは一般の利用客にサービスを提供する店舗の事例。昨日は利用客を含め5名の陽性が確認されました。また保健所の調査により、他の二つの事例とのつながりが確認されました。こちらは2名の事例でございます。統合いたします。988事例目に統合いたします。その結果、この事例は16名の陽性者になりますが、こちらのお店は利用客全員把握されております。保健所の調査にも全面的に協力をいただいております。利用客に連絡がされておりまして、順次検査も計画的に進めて、残る検査もあとわずかと聞いております。順調に囲い込みに向けて作業が進んでいるという事例でございます。

 次に「飲食店クラスター12」、こちらですね、松山市。昨日公表した常連の方が利用する、あまり大きくない飲食店の事例でございます。昨日は2名の陽性を確認しまして、合計で13名となりました。こちらのお店もまあそんなに大きくない店で常連客ばかりで、利用客は全員把握できているケースでございます。店側から連絡が上がっておりまして、順次保健所が検査を計画的に行っています。呼び掛けのあった方、速やかに保健所に連絡をいただけたらと思います。

 次に1039事例目、こちらですね。「学校クラスター6・松山市」、こちらは学校公表されております。そして県の方からも公表して構わないというケース、松山聖陵高校でございます。こちらは濃厚接触者3名の検査が行われまして全員陰性となりました。これで当面の検査は完了します。学校側の全面的な協力を得まして、保健所による囲い込みの今最終段階に入っています。学校関係者の皆さんも冷静に受け止めてください。

 その他調査中のクラスターでは特に大きな動きはありません。クラスター以外の調査中事例では家庭内を中心に1名から3名の陽性確認ありますが、一部感染の広がりが懸念される事例もあり、これはもうそれが見えてきたら速やかにまた報告をいたします。保健所が検査・調査を進めているところでございます。以上です。

 

(あいテレビ(幹事社))

 ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。

 

(テレビ愛媛)

 テレビ愛媛ですが、新居浜市の児童施設クラスターについては、今後のその地域への波及だとか、そういった心配っていうのはあるんでしょうか。

 

(知事)

 はい。もうさっき申し上げましたように、利用者も含めて全員の把握ができています。既に速やかに連絡が取れて自宅待機に入っていただいています。検査の方も順次進められておりまして、従業員さん、施設の職員さんは全員もう終わっています。それから、今日、明日で利用者も全員の検査が終わる予定でございます。その中で陽性が出た場合はまたすぐに追い掛けを始めますので、地域への広がりというのは今のところ見られません。この、皆さんも、「どこだ」「誰だ」と人間ですから知りたいというのを抑えられない人が一部にはいます。でもそれは本当によく考えていただきたいのは、そんなことの声が充満したらですね、もう怖いからといって調査への協力が得られなくなるということになる。得られなくなったら感染が拡大するということにつながるということがそろそろお分かりいただきたいと毎回申し上げていますから、申し上げたいと思います。そのために情報の取り扱いには最新の注意を払っています。県がしっかりと個人情報を守るという姿勢を示すことによって、安心して調査への協力が得られるというふうな土俵を作っているということをご理解いただきたいと思います。ただしその中で、例外もあります。保健所への調査に協力がいただけない、十分な協力いただけないということ。そして、もう一つはお店とかの場合は事業所もそうですけど、来られた方の把握ができていない場合、この場合は追い掛けができない、そして囲い込みができないということにつながりかねないので、これを想定して法律というものがあって、感染症の法律に基づいて、感染の広がりが把握できなくてですね、感染の広がりが懸念される場合、追い掛けができないわけですよね、囲い込みができないわけですよね。その場合は、保健所を有する自治体の長が事業者の同意を得ずに店名を公表ができるということになっています。これ例外規定なんですね。この日本の国の法律では、基本は事業者の同意なくして公表はできません、というこれがルールでございます。その中で今言ったような保健所の調査に協力得られない、利用者の特定ができない、こういう場合は広く呼び掛ける必要がある。そうでない場合は、囲い込みはできますから、皆さんに連絡がいって(自宅)待機もしてくれているので、そこは皆さんあわてないでいただきたいと思います。そういう中で、後は首長の判断ということになるということでございます。ですから、この施設の場合は今申し上げた利用者が全部特定できている、そして保健所の調査にも全面的に協力していただいているケースですから、冷静に新居浜市の皆さん、受け止めていただきたいと思います。

 

(あいテレビ(幹事社))

 各社さん、他に質問等よろしいでしょうか。ではこれで終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

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〒790-8570 松山市一番町4-4-2

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保健福祉部健康増進課

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