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新型コロナウイルスの感染の確認(8月3日公表分・詳報)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017398 更新日:2021年8月5日 印刷ページ表示

日時:令和3年8月3日(火曜日)15時00分~15時32分

場所:知事会議室

 

 

(あいテレビ(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、個別事例などにかかわる詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事お願いいたします。

 

(知事)

 午前中の定例会見の中で触れさせていただきましたが、昨日は愛媛県内で31名の陽性確認および二つのクラスターが発生しております。本日はまずクラスターを含めた検査結果、そして、二つ目は県内の感染状況を踏まえた注意喚起、そして、国が新たな入院等々の方針を出しましたので、それを踏まえた本県の方針についてでございます。

 まず、昨日の検査結果ですが、職場内クラスターが発生したということを受けまして、30代、40代、ここで10名、9名と非常に働き盛りの世代が突出して、昨日は多く確認されています。男性は22名、女性は9名でございます。居住地は松山市が15名、このうち既存が10名、新規が5名、これが松山市。そしてもう一つ多いのが西条市、こちらは既存が8名で、新規が2名でございます。今治市も4名ですが、既存が3名、新規が1名でございます。特に、この3市複数(陽性)確認されておりますし、今後のクラスターの動向も踏まえると、特に強い警戒が必要であるということを申し上げさせていただきたいと思います。職業は、会社員が二つのクラスターの関係で19名確認されていますので、合わせて29名と多くなっております。そして、感染経路ですけれども、こちらもクラスターの関係で仕事関係と会食が集中的に多くなっています。そして、新規事例の中にはやはり同様に3名、県外(由来)の方も確認されておりまして、調査中の中にもまた、県外との関わりというものが見えているケースもありますので、やはり発端は県外との往来、そして、そういった地域の方との長時間の会食等々、こういったものが原因となっていることはお分かりいただけると思います。

 次に入退院の状況ですが、現在、昨日は5名入院された方が増えまして81名、重症者は変わらず3名ですが、一部ちょっとご回復に向かっているという情報も入ってきておりますが、懸命の治療が現在も続いております。そして、宿泊療養施設も順次開いてきておりますので、昨日は6名増えて45名でございます。また、自宅療養、医師が丁寧に聞き取ってすぐに入院の必要がないと判断された方、そして、ご自身やご家族の都合で、どうしても自宅療養選択をされる方、一部入院調整中の方も含めて、10名増えて22名でございます。退院となった方、昨日は10名いらっしゃいました。(累計で)2,747人の方がご回復でございます。

 次に検査の状況ですが、昨日は衛生環境研究所で60件の検査が実施されまして、その中から8件の陽性確認がありました。そして、広く協力医療機関でも行っておりまして、後ほど触れますけども、クラスターが発生した一つの所では、関係者にどんどんどんどん病院の方にも行って診てもらいなさいという呼び掛けを行っていただいております。その関係でかなり昨日は多かったと思います。そういう中で民間の医療機関からは23件の陽性確認の報告が入ってまいりました。その結果、昨日は1週間前の1日平均で推定しますと、もっと多いと思いますけども、270件ぐらいの検査が最低でも行われていて、31件の陽性確認ということでございます。また、昨日は22件の変異株PCR検査が実施されまして、うち16件がL452R変異株の判定が出ました。5件は陰性でございます。1件は判定不能、また、新たな二つのクラスター事例でもL452R変異株が確認されております。感染力が強いということがこの二つのクラスターでもお分かりいただけると思います。

 事例ごとの状況ですが、松山市保健所の1事例が濃厚接触者の健康観察期間無事終了しましたので、この事例から感染が広がる心配はなくなりましたので、今日から封じ込め事例に入ります。そして、囲い込み事例も順調に進んでいまして、松山市の「音楽(イベント)クラスター」、これはもうずっと言ってまいりましたとおり、参加者全員の連絡先が把握できていて、連絡が取れる体制ができたイベントでしたので、速やかに囲い込みに結び付けることができました。いかにその把握というものが大事か、そうすればその中で速やかに囲い込みまで持ち込めるという事例だと受け止めていただけたらというふうに思います。その「音楽イベントクラスター」を含めて、合計で松山市保健所の他に4事例、西条保健所で1事例、今治保健所で1事例、宇和島保健所で1事例、この8事例が必要な調査・検査が終わりましたので、現段階で終わりましたので、濃厚接触者の健康観察期間に入る囲い込みになります。

 次に対処している事例、調査中事例はクラスターについて説明させていただきます。まず、新たに確認されたクラスター888事例目でございます。「(L452R)変異株・職場内クラスター・西条市」でございます。この事例はこれまでに888事例目、904事例目、この二つで同じ職場に勤務する2名の陽性が確認されていました。昨日の検査で同じ職場内の従業員の方4名と濃厚接触者1名の陽性が確認されました。2名プラス5名で7名になりました。そのことと保健所の調査により事例間のつながりが確認されましたので、「職場内クラスター13」という認定をさせていただきました。これに伴い、904事例目を888事例目にこの事例に統合して、クラスターとして扱わせていただきたいと思います。この職場は従業員以外の一般の方が利用するような職場ではございません。現在、保健所において事業所や勤務時間外の接触も含めて、状況を丁寧に聞き取っているところでございます。追い掛けが始まっています。そして、その中から囲い込みに向けて調査も検査も順次行ってまいります。なお、この企業はこれから自らホームページで公表する予定、今まだ公表されていませんけども、準備に入っているという報告が入っておりますので、それをお待ちいただけたらというふうに思います。

 次に906事例目、こちらはやはり「(L452R)変異株、会食・職場クラスター・松山市」とさせていただきます。実はこの事例は、一昨日までは1名だけ陽性が確認されていました。一昨日の段階では1名でございます。昨日、同じグループに属する会社の、同じグループですね、六つの店舗の従業員さん、合計14名の陽性が一気に確認されたことを受けましてクラスターと認定いたしました。保健所の検査と並行しまして、昨日、冒頭に申し上げましたように、企業側が独自に従業員の医療機関受診を促してもらっています。その結果、どんどんどんどん医療機関に行っていますので、多くの陽性確認、先ほどの(パネル上)かかりつけ医(等の検査件数)23件という非常に多い人数に結び付いているとこういうところにも現れてくるということでございます。ただ、こちらの場合はですね、複数の店舗の従業員さんによる、ここがちょっと問題なんですが、長時間の会食、こういったことが職場内での接触も含めて感染が広がったものと推測されます。また、一部県外の方との接触も確認されていますので、いわば会食の(注意点の)呼び掛けの中で、感染リスクの高い行動を取った方との会食に気を付けてもらいたい。それから、大人数・長時間、これは気を付けてもらいたいというふうなことがいかに重要かということをお分かりいただけるんではなかろうかと思います。これらの六つの店舗はいずれもパチンコ店でございます。既にこの会社は昨日、関係する店舗の営業を速やかに中止し、企業側も自らホームページおよび店頭で利用者に呼び掛けを始めています。企業の社会的責任を踏まえた対応を取っていることは私の方から報告をさせていただきたいと思います。本当にこれから保健所の調査にも全面協力していただいていますので、しっかりと囲い込みに向けて全力を尽くしますが、しばらくの間、ちょっとまだ様子は分かりません、ただ、そんなに会食から日がたっていないので、速やかに対応すれば何とか食い止めることはできるんではないかという可能性は持っておりますので、冷静に受け止めていただきたいと思います。なお、保健所の調査により業種別ガイドラインに沿った感染対策はお店で行われておりました。これは確認されています。そして、陽性が確認された従業員の多くは利用者と接する業務には従事していないとのことです。ごく少数の方がそういった仕事になっています、業務ですけども、ほとんどはそういった業務に従事されておりません。また、従業員の皆さんはマスクを外して利用者と会話する場面はないということも確認取れております。そういう意味で現時点では利用者にも広く感染が及ぶ事態とは考えにくいんですが、念のため、企業側がホームページや店頭で呼び掛けておりますので、それを受けて体調不良の方は外出を控えて、医療機関を体調不良の方は受診いただきたいと思います。この前、先ほどの囲い込みまで持ち込めた音楽クラスターも含めてですね、本当に今心配しているのは、「どこだ」「誰だ」という感染者探し。そして、根拠のない不安をあおる情報発信。誹謗(ひぼう)・中傷。こういった情報拡散。保健所からの声として届けます。そういったことをされる行為が感染された方を不安に陥れて、保健所の調査に怖くてしゃべれない、話ができない、協力できないということに結び付いているので、知事からも、ぜひ今一度そういった情報を(出すのを)やめてほしいという保健所の現場の声として届けてほしいということ。そして、多くの県民の皆さんにはそうした情報等々に決して惑わされないように、踊らされないように気を付けてほしいということ。これをあえて皆さんに申し上げたいと思います。いずれのクラスター事例においても、今後保健所が速やかに調査・検査を進め、感染の広がりを早期に把握し、これまでどおり囲い込みに全力を挙げてまいります。

 続いて既存のクラスターの関係でございます。まず880事例目、「変異株・学校クラスター5・西条市」、小松高等学校でございます。昨日は生徒1名の陽性が確認されておりますが、この生徒さんは既に濃厚接触者として自宅待機中で、いったん陰性が出ていた生徒さんでございます。その中での再検査での確認なので、新たな濃厚接触者はおられません。感染の広がる心配はないというケースでございます。これにより、この事例の陽性確認は当該校の生徒20名、1人増えて20名。その他家族等4名。合計24名となりました。保健所からは学校関係者に新たな検査対象者はいないことから、学校内でこれ以上感染が広がる可能性は少ないと判断しているが、念のため、8月9日までを健康観察期間としてほしいという要請を受けておりまして、学校ではこれを受けて校内の安全確保に万全を期すため、当面、8月9日月曜日まで学校活動休止を継続することとしています。小松高校のクラスターはそういう意味で囲い込みの最終段階に入っています。潜伏期間の関係で残っている若干名の検査結果が全て陰性となれば、囲い込みに持ち込めるという段階に入りました。ただし、濃厚接触者以外の生徒・教職員には、昨日から自宅待機が解除されておりますが、8月9日までは不要不急の外出を控え、なるべく人と接触しないなど、感染回避を意識した注意深い行動を取るとともに、健康観察を徹底するよう要請しているところでございます。関係者には8月9日のこの期間終了まで、要請を全員でしっかりと守っていただきたいと思いますし、校長先生のしっかりとした指導をよろしくお願いいたします。

 次に県内の感染状況を踏まえた注意喚起でございます。7月中旬以降、L452R変異株の確認が続いております。陽性確認も増加傾向にありましたが、昨日の30名を超える陽性確認、そして二つのクラスター発生により、申し上げたように一気にフェーズが変わったと言わざるを得ないと思います。本日公表の二つのクラスターを含め、7月中旬以降の六つのクラスターはいずれも感染経路の特定に至ってはおりませんが、陽性者の行動歴から県外との往来、県外の方との会食、こういった行動歴のある方が含まれています。連日、感染経路不明の新規事例が複数確認されていることを踏まえますと、既に県外から持ち込まれていた感染が水面下で一定程度広がり始めていることが、ここが強く危惧されております。こうした感染がクラスターにつながった可能性も一方では考えられます。7月上旬には1%であった陽性率も直近1週間では4%を超えまして、ステージ3の目安が5%ですからそれに近づいてきています。本県はもはや第5波に足を踏み入れた状況と認識しておりまして、県内の感染リスクは増大しています。今後一気に陽性者が急増する可能性も否定できないと思います。そういった前提で向き合っていきたいと思います。

 次に国の新たな方針を踏まえた本県の入院の方針でありますが、全国放送、全国ニュースで流れたとおり、政府は重症患者や重症化リスクの高い方以外は自宅での療養を基本とする方針を固めたと報道がありました。県の入院調整の考え方は、それはそれとして、当面はこれまでどおりの運営を行っていきたいと思っております。すなわち、重症や中等症といった症状による機械的な区分ではなく、軽症の方も含めて、医師が丁寧に判断し、入院が必要と考える方は全て入院する方針としておりまして、国の今回の方針よりは入院対象の範囲は広いと考えていただいていいんではないかと思います。ただし、自宅療養者が大幅に増加する事態、今後のデルタ株の感染力で、そしてまた、いろんな帰省等々の行き来が止まらずに感染がバッと広がる可能性が出てきた場合ですね、当然のことながら医療資源には限りがありますから、自宅療養がまたぞろ増える可能性は否定しません。そのためにコロナ患者専用の外来診療を行う医療機関の数を大幅に増やすべく、現在協議・調整を行っているということを2度、2回の記者会見で申し上げてまいりましたが、今週中にはその体制をお知らせできる段階になってきております。ただし、7月中旬以降の陽性者数の増加を受けまして、入院患者数は増加傾向、本日時点で、先ほど申しましたとおり、81名に上っております。第5波に備えて、即時に今、医療スタッフをしっかりと手配し、そして救急医療に全く影響を与えない、そして、若干の一般診療の影響で止められる、その中で218床を維持しているところでございますが、陽性者が急増するとこれも逼迫(ひっぱく)する状況になってしまいます。感染急増時にはさらに253床の活用まで医療現場との打ち合わせで準備が可能となっておりますが、もうそれ以上になると本当に一般診療、場合によっては救急医療、救急体制にも支障を来すような運営をせざるを得なくなります。そうならないように、この範囲で何とか食い止めて乗り越えたいと思っております。その意味で県内の医療関係者も非常に危惧している状況で、私も毎日、医療関係者とは連絡を取り合いながら、助言、アドバイスを受けて方針を決めておりますが、その中で明日、県医師会の村上会長やコロナ治療に当たっていただいている病院長の皆さんが共同で会見を行っていただくこととなりました。第4波の時のような医療逼迫に陥らないよう、県民の皆さんに現場を担う医療関係者の立場から注意を呼び掛けられると聞いております。県民や事業者の皆さんには明日の医療関係者のその会見をぜひご覧いただきまして、医療現場の危機感を踏まえて警戒感を一層強めていただき、特に帰省、旅行、出張等、これを今、この時期に延期、中止等々できるものがあればご検討を速やかにいただきたいとお願い申し上げたいと思います。

 そしてくどいようですが、もうこの期間にやることは変わりません。緊急事態宣言、感染拡大地域との往来の自粛、そして決して油断をしないでください。マスクや手指消毒、感染回避行動の徹底、そして体調異変時、この時はもう休む、お医者さんに行く、そして今回もありましたルールを守った会食の徹底、幸いのことに今のところ飲食店等々でのクラスターは発生しておりませんけれども、ルールを守るということが今の段階、大事でございますので、これだけはくれぐれもよろしくお願い申し上げます。以上です。

 

(あいテレビ(幹事社))

 ただ今の発表事項などに質問のある社はお願いします。

 

(テレビ愛媛)

 テレビ愛媛ですが、第5波に足を踏み入れたというような、フェーズが変わったということで、これに併せて何か対策の強化は検討されてらっしゃるんでしょうか。

 

(知事)

 そうですね。もう既にこれまでやってきましたので、例えば玄関口になる空港であるとか港であるとか、特急停車駅での注意喚起、それから旅行業界、ホテル業界へのさらなる一層の注意喚起、そして医療体制の充実等々、打てる手は本当に法律の範囲の中でしかできませんけれども、その中で強制力がない以上は要請が中心となりますが、この段階で呼び掛けられることはやってきたつもりでございます。これからこの動向次第によっては、例えば飲食店がどうなるのかその状況次第によっては時短要請とか、こういったことも考えなきゃいけないでしょうし、これはまだ今は発生していませんからその段階ではないと思いますけども、それから、取りあえずの(県内宿泊旅行代金割引の)「みきゃん割」は発行しましたけども追加は見送っているとか、今の段階で考えられることは打ってきたつもりです。

 

(テレビ愛媛)

 会食クラスターも発生している中で、会食の人数制限だとか、そのようなことは考えられていますか。

 

(知事)

 今回の場合はですね、前も申し上げたように今すごい気を付けなきゃいけないのは人数、人数と言っても大人数はということは申し上げていますけども、これは一般の常識で考えていただく段階だと思いますし、(医療が)逼迫してきたら、前みたいに5人以下とかいうこともあり得ると思いますけども、そこは大人数にならないように、それから長時間にならないように、それから体調不良の方は出席しない、出席させない、これを徹底するように。それから、直近で県外に行かれた、あるいは県外のそういった地域の方と会食をした、そういったことを確認して、感染リスクの高い行動を取った方は参加を見送っていただくと、こういうことを基本にするというのがまず大事。残念ながら今回そのうちの二つがどうだったのかなというケースなんで、今はそこのルールというものをもう一度皆さん、しっかり守ってやっていただきたいなというふうに思っています。

 

(南海放送)

 すみません、南海放送です。関連する部分もあるんですけれども、お盆期間、人流の増加も懸念されますが、この前にいわゆる県独自の警戒レベルを引き上げるといったようなことは。

 

(知事)

 いや感染状況によりますね。やはりこの警戒レベルというのは感染状況と医療現場の状況、これによって判断していくことになろうかと思います。当然のことながら引き上げる時はこれまでと同様に、専門家の方々の意見交換を踏まえた上で、アドバイスもいただき総合的に決めていきます。ですからどの段階でということは、今この時点では申し上げることはできません。

 

(南海放送)

 あと、いわゆるパチンコ店等々、職場・会食のクラスターなんですけれども、店舗を利用した人は体調不良を感じた場合受診するようにということですが、期間的にはいつ以降利用した人とかって、その細かい部分はありますか。

 

(八矢副知事)

 今、体調不良の方。

 

(知事)

 もう現在。というのはですね、この会食自体が直近ですから、そんな日がたってないですね。もう一点、さっき詳しく説明させていただいたとおり、店舗複数にまたがっているんですけども、大半が接客、お客さんと接触する業務に従事していないということ。それからその少数の方もマスク着用、会話はないということ。こういったものは全部確認されています。それからパチンコ店というのは全国的にも今のところ店舗の中でクラスターが発生した事例は全国で0件でございます。業種的に話す場所でもない、人と人がマスク外して長時間会話するというような場所でもないということも背景にはあるのかもしれませんが、そういったことを踏まえると、念のため、念のため、共用部分、手すりとかですね、ということも可能性もあるので、体調悪い方、もう店頭でも呼び掛けが始まっています、ホームページでも呼び掛けが始まっていますので、それを受けてですね、ぜひ、ちょっとでも体調悪い方は受診していただきたいというふうなことを呼び掛けていきたいと思います。

 

(南海放送)

 では、いつ以降利用した人はというよりは、もう一般的なこととしてということで。

 

(知事)

 そうですね、はい。

 

(愛媛新聞)

 愛媛新聞ですが、人流の話を少し伺いたいんですけれども、連日県外の由来のものが続いていると思うんですけれども、現時点で人流というのは、知事はどのように今、分析されているでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、これは本当に分からないです。ていうのは、誰がどこにいつ行くのかというのは、それはもう県でそのものが把握できるはずもないですし、呼び掛けはしていますけども、それは法律的に強制力があるわけでもないですから、皆さんに注意深い行動をお願いするという範囲です。どうしても行かなきゃいけないケースもあると思いますし、そこで注意深い行動を取っても、デルタ株の感染力というのはそれを凌駕する感染力を持つケースもありますからゼロになんかはできるはずがないんですね。人が動く以上はそのリスクは常にあります。大事なことはもう「またか」とくどいぐらい呼び掛け続けるということ。それから、そしてその呼び掛けの中にも入っていますけども、十分に注意をした上で、早期に探知するということが拡大を食い止めるポイントになりますから、体調少しでも異変を感じたら休む、そして受診する、検査する、これを徹底していただくということで感染拡大を食い止めて、一つ一つの事例、これはもう本当に現場の職員、多くの県民の皆さんはお分かりいただいていると思いますが、第4波の時もすさまじい数の事例がありました。でも一個一個あきらめずに全て追い掛け続けました。それはもう本当に現場の保健所の職員、そしてまた検査機関、医療機関、フル回転してくれていますので、使命感を持って今回も任に当たってくれると思いますので、その負担を減らすためにも、ぜひ皆さん一人一人の協力をお願いしたいということでございます。

 

(テレビ愛媛)

 自宅療養者の対応についてなんですが、現時点ではまだ病床に余裕があるのでそういう対応は変えないということですか。

 

(知事)

 そうですね、はい。できれば。それはもうこれ急速に上がってきたら、もう原則的には難しくなると思います。ただそのあたりも今日午前中の会見でも申し上げましたが、実はほとんどの都市ではその入院調整というのは保健所に委ねているんですよね。ですから保健所の調査機能というのがそこで制限されていく。愛媛県としては、もうそこは保健所に調査にフル回転してもらうために、入院調整は県の方で専門医の先生方のお力を借りながらやっていますので、そこに決定的な違いがあると思いますから、保健所の追い掛ける力というのはフルに発揮できているんじゃないかなというふうに思っています。

 

(あいテレビ(幹事社))

 各社さん、他に質問などよろしいでしょうか。ではこれで終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

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