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新型コロナウイルスの感染の確認(7月18日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017388 更新日:2021年7月20日 印刷ページ表示

日時:令和3年7月18日(日曜日)15時00分~15時18分

場所:知事会議室

 

 

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、個別事例等に係る詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事よろしくお願いします。

 

(知事)

 コロナ関係の説明に先立ちまして、現在、大雨で若干被害が出ておりますので少し触れさせていただきたいと思います。県内に大雨洪水警報が発令されておりまして、昨日、県の方では災害警戒本部を立ち上げています。関係市町や防災関係機関と連携を図りながら、情報収集・対応に当たっております。これまで大きな被害の報告はございませんが、一部、愛南町の方で床下浸水10棟ほど、この段階で住居被害等が報告されています。松山地方気象台によれば、さらに今日の夕方にかけまして、土砂災害や河川の氾濫などに対する厳重な警戒が必要ということでございます。複数の市町では避難指示や高齢者等の避難が発令されています。これら地域にお住いの県民の皆さん、市町が発令している避難情報に従って行動していただきますよう、場合によっては安全な場所に避難をしていただきますようお願いいたします。また、雨が小降りになったり、上がった後でも、時間がたってから河川の水位、増水したり、災害が発生する場合もございます。安全な場所で避難を続けて、よくこれ本当に痛ましい事故にも直結することになるんですが、心配であっても増水した河川、あるいは農業用水路等には絶対にしばらく近付かないように、自分の命を守ることを最優先に行動していただきますように、くれぐれもお願いしたいと思います。

 さらに、コロナ禍での避難対策として、「感染を恐れて避難しないんだ」などという選択ではなく、命を守るために迅速に避難いただくこと、市町ではそうした対策も事前に準備しておりますので。避難の際にはマスクや体温計等の衛生用品は持参していただきまして、そしてせきや発熱等の症状がある場合は、現地で直ちに運営者に報告をしていただいて、その指示に従っていただきたいと思います。(専用の避難)場所等を案内されるというふうになっておりますので、併せて徹底をお願いいたします。

 それでは、新型コロナの関係ですけれども、昨日の結果は陽性確認6名でございます。内訳は既存の1事例、検査が進んでおります、3名。再検査の方1名が含まれています。そして新規3事例で3名ですが、この中には既存事例との関わり合いがあるものが複数含まれております。陽性が確認された方に何よりもまず心からお見舞いを申し上げます。

 7月15日に13名の陽性がありました。それ以降、5名前後の陽性確認が続いています。先日の会見で、県外から複数のルートでL452R変異株が県内に持ち込まれたものと推測される旨お伝えしましたが、県内に持ち込まれた変異株によりまして、感染力が高いと言われておりますが、右肩上がりに陽性者が増加している段階ではございません。その事例、そしてまた、直接の接触が見られないんですが、場合によってはということも含めて、その関係で若干出ているという状況でございます。現在、感染力の強い変異株に対しまして、保健所や検査機関、懸命な調査・検査を通じまして、県内の再拡大と感染の連鎖を断ち切るための追い掛け作業を行っているさなかでございます。先ほど申し上げましたように、本日の新規3事例ですけれども、今後の調査により既存事例と統合される可能性がある事例が含まれておりまして、全く関連の見えない新規事例が増加しているという状況ではございません。ただし、昨日、東京都の陽性者はご案内のように1,400名を越えました。感染拡大の傾向が顕著になっています。また、国立感染症研究所の推計では、既に約半数がデルタ株に置き換わっている可能性が指摘されています。東京都の陽性者の増加ペース、またそれから、周辺の関東、首都圏近郊の県でも増加が顕著でございまして、早晩、東京都内の感染は変異株に置き換わっていくということが予想されます。また、首都圏全体のことを考えますと、この往来に起因する愛媛県内の感染再拡大のリスクは日増しに高くなってきているというふうに捉えていただけたらと思います。最近の新規事例の聞き取り調査の中でも、首都圏等の往来歴、行った方、それから首都圏から来た方との会食等があった方、こうした行動歴が相当数確認されております。ぜひ警戒を強めていただきたいと思います。

 しつこいようですが、もう繰り返しお願いします。感染警戒期はこの四つを徹底してください。「感染回避の継続の徹底」、「体調異変時は休んで受診」、「緊急事態宣言地域等の往来は自粛」「当面はルールを守った会食の徹底」をお願いすると。これによっては従来株であろうが、変異株であろうが、やることは変わりませんので、徹底をお願いしたいと思います。

 それでは昨日の検査結果でございます。一昨日の検査で陽性が確認された5名を含む11名の概要がこちらになります。年代は10代から70代まで幅広く確認されています。ちょっとこの当初はこの若い世代が中心でしたけど、そこから年代がちょっと広がり始めているのがちょっと懸念材料でございます。男性7名、女性4名。そして居住地は中予と東予が中心ではありますが、その中で西条市と伊予市が3名となっています。第3波、第4波では松山市から周辺地域へと感染が拡大していったということは皆さんもご記憶されていると思います。これに対し、ここ数日の感染状況は県外から複数の地域に感染が持ち込まれるなどして、松山市、今治市、西条市、新居浜市、伊予市など複数の事例が発生しています。慌てる必要はまだありませんが行動には十分気を付けていただきたいと思います。冷静に正しく恐れることが重要でございます。職業は児童・生徒2名、教職員3名と、学校関係で5名の陽性が確認されておりますが、これは後ほど説明させていただきます。感染経路でございますが、家庭内と学校、それから県外、それぞれ2名となっています。調査中が4名になっておりますが、今後、既存事例との関連が確認されれば事例が統合されていく可能性がございます。

 入退院の状況でありますが、医療機関に入院されている方は4名増えて37名。重症者は変わらずに2名でございます。長期になっております。宿泊療養施設はこの段階ではまだゼロ、当面取りあえず病院の方、まだ逼迫(ひっぱく)していませんので入っていただいておりますが、陽性者にL452R変異株の可能性があるのでいったん医療機関へ入院対応としておりますが、明日以降、宿泊療養施設を活用する準備は既にできておりますので、陽性者の症状とあくまでも医師の判断に基づき宿泊療養施設の方に移っていただく方も今後出てくると思います。一方、自宅療養は医師が丁寧に聞き取ってすぐに入院が必要な症状ではない方、ご家族やご自身の都合で自宅療養を強く希望されている方、および一部入院調整中の方は2名増えて4名。それからここ数日の感染確認ですので、退院者はまだ出ておりません。

 次に昨日は検査の方は、衛生環境研究所の方では60件検査が行われまして、こちらの検査は全て陰性でございました。0件の報告でございます。ただし、協力医療機関で行っている1日先週はだいたい200件ぐらい行っている検査、こちらの方からは6件の陽性確認の報告が上がってきておりますので、だいたい昨日は260件ぐらい行われて6件の陽性確認ということでございます。

 次に封じ込め事例、囲い込み事例とも動きはございません。調査中事例ではこちらの既存の一つの事例で3名、それからこちらの新規の事例で3名、これもさっき申し上げたように一部関わり合いが既存事例とございますので、統合される可能性がございます。6名となっております。

 次にここ数日述べさせていただきました県立学校2校のその後の状況を報告させていただきます。これまでこの2校の状況を適宜お知らせしてきましたが、学校活動の平穏、それから感染の規模、それから生徒の安全を最優先するという観点から学校名の公表は行っておりません。しかしながら金曜日の会見以降も、両校ともに新たな陽性が確認されており、それに伴う休業期間が長期化してきています。両校とも、同じ学校内なんですが別々のルートの可能性があるということ、それからもう一つは同じ学校なんですけどもウイルスそのもののタイプが違うということも確認されたケースもございます。ということで、同一場面での接触によるクラスターという判断には至っておりません。まだ全容解明には届いていない状況、両校とも(そういう)状況が続いていますが、各保健所が丁寧に聞き取りを進めております。そういう中で複数の事例が発生するなど、場合によっては拡大の可能性も懸念されますことから、学校名を公表することといたします。まず西条市内の県立学校ですが、学校名は県立小松高校でございます。これまでに5名、教職員3名、生徒2名の陽性が確認されておりましたが、昨日の検査で新たに2名の教職員の陽性が確認されました。保健所が陽性者同士の接点を一人一人に聞いて、聞きながら調査中でございます。これまで確認された陽性者の関連で、既に教職員、生徒等142名の方々については陰性が確認されています。ですから、学校でワーっと広がっている状況ではありませんが、感染状況を踏まえまして、昨日確認された2名の陽性者の関係で残る全ての教職員に対する検査を行っております。順次実施に移していきます。生徒や保護者の皆さん、ご心配お掛けしていますが、学校の安全確保に全力で取り組んでおりますので、自宅待機と健康観察を引き続き続けていただきますようお願いいたします。今後の展開は、この検査結果を踏まえて保健所が専門家の視点で判断をしてまいります。

 次に松山市内の県立学校でございます。こちらは県立松山工業高校でございます。こちらはこれまで学校で4名、教職員1名、生徒3名の陽性が確認されていましたが、一昨日、昨日の検査で生徒2名の陽性が確認されました。これまでこちらの学校では確認された陽性者の関係で濃厚接触者、少しでも接触のあった人たち、どんどん検査を進めていまして、教職員、生徒等148名の陰性が確認されております。小松高校と同様に、学校内で150名の中で数名という状況でございます。同じように保健所では接触者の調査・検査、できるだけ幅広く行うこととしておりまして、要請があった方は全面的なご協力をお願いいたします。

 先ほど触れましたが、両校とも現時点での保健所の調査では、本日公表の新規事例を含めて、それぞれ複数の事例を含んでおりまして、それぞれの学校が1事例ずつという整理ではございません。また、この理由によりまして、5名以上の陽性者が同一の接点というような確認はまだない状況でございますので、現時点ではクラスターとは判断しておりません。なお、両校は本日も引き続き学校活動は休止をしておりまして、生徒の皆さんは自宅待機となっております。学校活動休止が長期となり、生徒さんはもとより、ご家庭の負担も増してきていると思われますが、一日も早い収束に向けまして、保健所、学校、全力で対応しておりますので、それぞれのご家庭でも生徒の自宅待機はもとより、ご家族皆さんの健康観察、管理を徹底していただき、少しでも体調に異変が出た、感じた場合は、速やかに医療機関にご相談をいただきますように、このあたりのことについても両校からご家庭の方にはご案内をさせていただいておりますのでよろしくお願いいたします。そしてこのことは学校や家庭のみに限らず、家庭、学校、職場など、同一空間で過ごす人の中で何らかの体調不良の方がいらっしゃる場合も、すぐに医療機関に相談し、受診していただきますようにお願いを申し上げたいと思います。以上です。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。

 

(愛媛朝日テレビ)

 愛媛朝日テレビです。県立学校2校で感染者が出続けている状況でありますけれども、それ以外の学校について、例えば学校の活動を制限したりとか、そういった措置は検討されているんでしょうか。

 

(知事)

 まだそこまでの確認もないですし、極めてまだ解明ができていませんけれども、この学校の件に関わらず、複数の事例で県外の往来歴、それから首都圏の方との会食の機会等々が確認されておりますので、そういったところから関係する場所で若干広がってるという段階だと思います。ですから、むしろそちらの方の注意喚起を全体に行う時期でありますので、特に学校がどうだというふうな段階ではないというふうに思います。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 その他よろしいでしょうか。ではこれで終わります。ありがとうございました。

 

(知事)

 はい。ありがとうございました。

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〒790-8570 松山市一番町4-4-2

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保健福祉部保健福祉課

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保健福祉部健康増進課

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