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新型コロナウイルスの感染の確認(5月1日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017347 更新日:2021年5月6日 印刷ページ表示

日時:令和3年5月1日(土曜日)15時00分~15時32分

場所:知事会議室

 

 

(愛媛朝日テレビ(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、個別事例等に係る詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事よろしくお願いします。

 

(知事)

 連休に入りましたけれども、記者の皆さん、マスコミの皆さん方、ご苦労様でございます。昨日は25名の陽性者が確認されています。内訳は既存12事例で16名でございますが、この16名のうち12名の方が、1回陰性確認が出た後の再検査で陽性が判明した方でございます。そして、新規は9事例で9名、傾向が高止まりで続いています。陽性が確認された方に心からお見舞いを申し上げます。また昨日残念ながら、陽性者の方1名がお亡くなりになりました。ご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆さんにお悔やみを申し上げさせていただきます。連日のこうしたお知らせは残念でなりません。この方は、コロナの重症例の方ではございませんが、かなりのご高齢の方でございます。また、ある程度の時期に、ご遺族の皆さんの心情、要請がありますので、個人が特定されないように取りまとめたかたちで公表させていただきたいと思います。

 一昨日は、新規事例の陽性者が2名でありましたが、祝日明けの昨日は、一転して9名と高い水準になりました。祝日の時はかかりつけ医の先生、大半が休診されていますので、いったん低いからといって、低下傾向ではないということを再三申し上げておりますが、状況は変わっていないということをご認識いただきたいと思います。新規事例の発生だけでなく、既存事例がクラスターになりますと、変異株の感染力もあると思います。陽性者数は増加します。昨日も四つのクラスターで、再検査が中心でありますが、5名の陽性が確認されています。変異株による松山市の巨大繁華街クラスターに端を発し、現在、本県が直面している第4波の、変異株を中心とする感染は引き続き収まる兆候が見えていません。昨日、お医者さんと直接、私やり取りさせていただきまして、これは知見でまとまった話ではなくて、治療を現場で最前線にいらっしゃる先生の生の声として、肌感覚の声として聞いていただきたいと思います。こういうことを言われておりました。現場の医師からの声、変異株について。一番、従来株と比べ、急に症状が悪化する事例が明らかに多い。二つ目は、従来株と比べ、退院までに時間がかかる、治療に時間を要する傾向が出ている。三つ目に、従来株と比べ、40代から50歳代の重症化例が多く見られる。それから四つ目は、従来株と比べ、重症化した時の症状が重い傾向が見られる。一部には重症化されて本当に苦しい状況の中で治療を続けられていますので、皆さん、これが今の肌感覚の生の声でありますから、変異株というものは、こういうものだということをぜひ念頭に置いていただきたいと思います。そしてその結果、何が起こるか、従来株の時と比べて入院が長期化することにつながっている。これが実は病床が逼迫(ひっぱく)する原因に結び付くと、こういうことでございましたので、皆さんにお医者さんの声としてお伝えをさせていただきます。

 本日から、本格的な大型連休が始まりました。連休中は、休診中となる医療機関が多くなります。その結果、抗原検査等が少なくなると思われます。見掛け上、陽性確認が減少したとしても、これまで同様、感染が収束したと思うのは早計でございます。何度でも繰り返し申し上げますが、外出や人との接触を避けて、感染の連鎖を断ち切るため、連休期間中も決して気を緩めずに感染回避行動を徹底していただきたいと思います。そして、外出を少なくとも5割以上削減できるよう、それぞれが目標を持っていただきまして、基本的には、同居するご家族と自宅でゆっくり過ごしていただくことを中心にお過ごしいただきたいと思います。また、新たな感染の持ち込みも見られます。ゲノム解析等でもそれが明らかになっています。今、愛媛県では従来株、そしてイギリス型の変異株、同じくイギリス型の変異株でありますけどもタイプが違うと見られている確認、こういったことが出てきております。一部、東京でしょうか、インド株の確認があったやのニュースも流れておりますので、ともかく持ち帰り・持ち込みを防ぐため、不要不急の県外との往来を避けて控えてください。そして、既に帰省されている方、くれぐれもご家族への感染も考えられます。また、外への感染も考えられます。人と接触することは、もう極力、今回は控えていただきたいと思います。そして大事なことは、少しでも症状が現れたら、かかりつけ医、近所の先生方、お休みのところが多いかもしれませんが、構えております。すぐに外出はやめて、受診相談センターに連絡をください。「089-909-3483」、県内共通24時間対応します。そこで、医療機関を紹介するようになっておりますので、その指示に基づいて、受診、検査を行っていただきますようお願いいたします。

 次に自宅療養の状況についてお話いたします。現在、県内の自宅療養者等は、約200名でございます。この中には、医療機関や福祉施設内、そもそもそこが医療機関、医療体制を持っている施設というケースもありますので、そういったところで療養されている方もこちらに含まれています。また、宿泊療養施設では約50名の方が療養されております。これらの療養者の方には、保健所の毎日の健康観察や、医師や看護師さんによる健康管理も行われております。

 そして、コロナ患者専用の外来診療体制も愛媛県は整えておりますので、症状が悪化すればそちらで受診、そして必要とあれば医療機関に入院をしていただいていると、こういう流れになっております。第4波での死亡例や重症例の説明をする際に、先ほどもそうですけども、患者の容態が急激に悪化するケースが多い、重症化した陽性者の平均年齢が第3波に比べて10歳程度低くなっている。40代、50代ですね。そういったことをお伝えしてきましたが、特に自宅療養者の症状が悪化して、数日で入院が必要となるケースも見られます。そういう現状もございます。昨日、一般診療を抑制してコロナ患者の受け入れ病床を増やしていっていることを説明いたしました。しかし、ぎりぎりの調整、先ほどの入院が長引いておりますので、ぎりぎりの調整を行っていることは事実でありまして、今後、感染が収まらなければ、県外の一部では皆さん、ニュースでももうご存じだと思いますが、入院が必要な陽性者も入院できないという状況になり、また交通事故や急病・急変等で救急搬送された方の受け入れに時間を要するようになったり、最悪の場合は救急患者が受け入れられないというような一部で現実化している事態にもなり得るということでございます。これが医療崩壊でございます。東京や大阪ほどの感染状況ではないから、あるいは愛媛の数字は少し減ってきているんじゃないか、などとは決して考えないでいただきたいと思います。特に新規感染を減らさなければ脱出はできません。感染を減らすため、最大限の警戒をお願いしたいと思います。

 それでは次へいき、昨日の検査結果でございます。陽性者25名。同じく10歳未満から80歳まで、本当に幅広く満遍なく陽性が確認されています。男性は14名、女性は11名でございました。居住地は松山市が7名、このうち新規は4名でございます。今治市が5名、新規は1名でございます。この二つが多くなっております。そして、感染経路は家庭内が多くなっております。これはもう変異株の感染力がここに現れてきています。また、飲食店会食も3名。それから県外由来も2名確認されています。職業は公務員が1名含まれておりますが、既に昨日中に所属機関が公表をされているところでございます。

 どの事例というわけではないですが、念のため、注意喚起をさせていただきます。今治市の皆さんへということで特に、全体でも同じことを言うんですが、特に今治市の皆さんへ。今治市で時短要請が開始されたのが4月26日でございます。実はその前の週、4月19日から25日、ここで市内の複数の飲食店を利用して、マスクをせずに一定時間の会話をした方。また異業種交流会、今治では多いそうなんですが、この異業種交流会や普段接触のない方と複数で飲食を行った方は、特に気を付けていただきたいと思います。こうした行動歴が複数の事例で今、今治で確認されておりまして、既に時短要請の前の週には、感染が水面下でじわーと広がっていた可能性もあるんではなかろうかと思います。4月19日から25日にこうした会食等を行われた方、心当たりのある方は、連休中は人との接触を避けてください。ご家族も含めてでございます。そして、今治市の最近の事例や、特に新居浜市など東予地域の事例を見ていきますと、発症から医療機関を受診して陽性が確認されるまで、ちょっと他の地域と比べると一定期間が経過している、症状が出ても大丈夫だろうといって、少し悪化してから来られるという、そういうケースが複数ございます。これはその分感染拡大につながっていますので心配しております。これは東予地域に限ることではありません。全ての県民にお願いいたします。体調が悪い場合は「連休で仕事や学校も休みだから、1日ゆっくり静養してからにしよう」と、「(それで)治るんじゃないか」と決して考えずに受診相談センターに連絡するなど、すぐに医療機関に連絡する、受診する行動を取っていただきますようお願いいたします。発症しても検査されず、人との接触を重ねることで、当然のことながら大事な方々に感染を広げる事態につながります。発熱だけではありません。倦怠(けんたい)感、のどの痛み、味覚障害、これもコロナを疑っていただきたいと思います。人との接触を避けること、そしてすぐに症状があれば医療機関を受診すること、連休中もこのことを徹底していただきますようにお願いします。

 次に入退院の状況でございますが、医療機関に入院されている方は変わりません、110名。重症者は残念ながら1名増えて12名でございます。宿泊療養施設に入所されている方は3名退所されまして49名。そして自宅療養、無症状や軽症の方で、医師が入院の必要がないと判断された方、そして家庭の事情で自宅療養を選択される方、一部入院調整中の方でございますが、1人減って199名。退院された方は28名いらっしゃいます。ご回復です。1,956名が退院等となっております。

 次に各事例の進捗状況でございます。昨日検査された陽性確認数は、行政検査だけでみると(検査数が)113件で、その中で8件の確認が報告されました。そして、協力医療機関の抗原検査からは17件連絡があります。昨日は全てのかかりつけ医の先生、開いておりましたので、370件が1週間前の1日の平均値でありますから、単純にこれを足しまして、昨日は約500件の検査が全体では行われております。ここは絶対に間違えないでください。ここ(行政検査数)だけ見ると少なそうに見えますが、平行してこれだけの検査が行われています。約500件の検査が行われて、合計で25件ということでございます。

 次に封じ込め事例でございます。事例ごとの状況、かなり増えました。封じ込め事例は、松山市保健所が8事例、そして四国中央保健所1事例、八幡浜保健所1事例。濃厚接触者の健康観察も無事終了いたしました。それぞれの事例から感染が広がる心配がなくなりましたので、今日からこの10事例は封じ込めに入ります。

 囲い込み事例も多くなっています。19事例が囲い込みに入りました。この時点で濃厚接触者の調査も完了し、必要な検査も終わりました。残すところは濃厚接触者の健康観察期間を残すのみ、日々日々対応してまいります。(573事例目に)1件陽性が出ていますが、囲い込みの中の場合は(自宅等に)待機していただいていますので、濃厚接触者はおられません。広がる心配のない陽性確認。そういう意味ではここ(囲い込み事例)もですね、今後この中からいったん陰性が出た方が陽性に転ずるケースは出てくると思いますが、同じことだと思っていただきたいと思います。こちらは松山市保健所が9事例。ここにはですね、三つのクラスターが含まれております。それから新居浜の方でもクラスターが1個含まれております。西条保健所で3事例、今治保健所で1事例、中予保健所で1事例、八幡浜保健所で1事例で、合計19事例が囲い込みに今日から入ります。

 それでは(パネルの)ここから下、こちらまでが調査中でございますが、私の方からはクラスター関係を中心に説明いたします。既存クラスター、ここ(483事例目)からですね、ここ(590事例目)までがクラスターになりますが、陽性が確認されたのがこの四つのみでございます。まず483(事例目)、宇和島市の「飲食店クラスター8」。従業員、利用者等以外の方が1名の陽性が確認され、合計でこのクラスターは25名となりました。次に新居浜市の「医療機関クラスター」。公表済みの施設でございます。患者さん1名の陽性が確認されて18名になりました。次に東温市の「高齢者施設クラスター10」。こちらでは利用者2名の陽性が確認され、合計24名となりました。この三つの事例は全ていったん陰性が出て再検査での陽性確認となります。そしてもう一つ、今治市の「会食クラスター」、こちらはですね、会食参加者以外の方1名の陽性が確認され、合計14名となっております。なお、これは今治市の皆さんに昨日もお伝えしましたが、飲食店関係は、今治市のこの今出ている、追い掛けている関係は小規模なお店ばかりでして、保健所の調査には全部協力していただいています。そして小さいが故に、いちげん客の方はいらっしゃいません。お客さんは全て把握できており、全員に連絡がいって、順次検査が進んでおります。そういう状況ですからご理解をいただきたいと思います。

 そしてもう一つだけ、実は昨日の新規事例の中で1件、今までにない事例がございました。県外で一定期間滞在し、そちらで滞在中にPCR検査等を受けて陽性が判明し、そちらの保健所から愛媛県に連絡が入りました。この方は当該地域の滞在中、当該地域のホストクラブで働いている方で、PCR検査を受けた後、その結果の連絡を待つことなく本県に移動、そして、愛媛県に来てから陽性であるとの連絡を受けたと聞いております。現在、特措法(新型インフルエンザ等対策特別措置法)に基づく措置として、県外との不要不急の往来自粛を要請しています。県民や事業者の皆さんにおかれては、県外との往来は控えるようくれぐれもお願い申し上げたいと思います。また、今回のケースのように、症状があってPCR検査等を受けた場合には、結果が判明するまで移動はしないようにしてください。そして、人との接触や外出も控えてください。場合によっては、そのちょっとした時間の行動によって感染が拡大してしまうという恐れが多分にあります。くれぐれもそれだけはおやめいただきたいと思います。

 また、昨日、変異株の陽性が確認されました。変異株PCR検査、50件実施しておりますが、そのうち、ちょっと違った傾向が出ています。33件が変異株、そして2件が判定不能、ウイルス量が少なくて判定できなかったもの。そして残りの15件、これは従来株とみられます。そして、この従来株のほとんどが今治市の「会食クラスター9」を含む複数の事例、要は今、今治市で確認されているケースは、松山市の巨大繁華街クラスターで確認されて広がっていったイギリス型とは別のものであると考えられます。新たに変異株陽性が確認されたのは12事例でございまして、このくくっている中にもあります。こういうところですね。表に出ているのは青いところ、イギリス型の変異株事例ということになります。

 最後に高齢者へのワクチン接種についてでありますが、対象者は約44万人となりますが、昨日、国から本県の対象者2回分の全量を、6月末までに送付する旨の連絡がございました。連絡でございます。これまで5月中旬までに約16万人分の計画が示されていたところでございます。そして、新たに5月下旬から6月末にかけて約28万人分が送付されるとのことでございます。具体的には、2週間単位で約10万人分を3回、各市町に高齢者の人口割で送付することとされています。高齢者への早期接種に向け、昨日の県・市町合同(新型コロナウイルス感染症対策)本部会議において一丸となって取り組むことを確認いたしました。今回、初めて全量供給の具体的スケジュールが示されたことで、今後、各市町において計画の詰めが加速されることを期待するとともに、県としては進捗状況に合わせて、市町間の供給量の調整を行うなど、全力でバックアップをしていきたいと思います。以上です。

 

(愛媛朝日テレビ(幹事社))

 ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。

 

(愛媛朝日テレビ)

 では愛媛朝日テレビから伺います。昨日18人、今日25人と、これまでに比べたら感染者が少なくなっているように見えるんですが、お亡くなりになられた方も連日いらっしゃるということで、そのあたりどう見られていますか。

 

(知事)

 はい。おとといはですね、これはもう休日・祝日ですから、大半のかかりつけ医の先生は休診でありますから、これまでの土日の後の月曜日と同じように低めに出ると。これはお伝えしてきたとおりだと思います。そして今日もですね、追い掛け作業が進められていますから、特に今治が多くなっているというのはそういうことで、既存事例の中での調査・検査は、順調にそれぞれ囲い込みに向けて現場が頑張ってくれている表れと思っていただいたらと思います。ただ一方で、新規が急に減っているわけではありません。ということは、トレンドは変わっていないという前提に立つ必要があります。そして、これからゴールデン連休に入ると、たぶん今日はまだやっているところが多いと思います。午前中は、たぶんかかりつけ医の先生、開けていると思うんですが、少なくとも明日2日から四日間ぐらいはかなり休診(となる医療機関が)が占めると思いますので、キャパシティは格段に落ちることが予想されます。その結果、昨日はですね、1日開いていたと思いますので、やっぱり抗原検査の報告が17件入ってきていますから、ここでお分かりいただけると思います。キャパが落ちるということは、「かかりつけ医の先生は休みだから、ちょっと家で寝ていれば治るんじゃないか」と思っていると、症状が悪化したりということになるので、そのために先ほど申し上げました受診相談センターを24時間開けて、そしてそこに連絡いただけたら受診できるところを紹介する仕組みを作ってありますので、ともかく症状が出たらすぐに動いていただきたい。それをやらないと水面下で広がってしまう恐れがあるということを危惧しています。その結果というのは連休明けに、昨日説明した(とおり)、これまでの年末年始、年度末の後に(陽性者数の)ヤマができていますから、同じことが起こってしまいますので、十分気を付けていただきたいと思います。

 

(愛媛朝日テレビ)

 続けて質問させてもらいます。ゴールデンウィーク、本格的にスタートしているということで、県外からの帰省客や旅行客がいらっしゃると思いますが、あらためて県民への注意の呼び掛け、県外から来た旅行客への呼び掛けをお願いします。

 

(知事)

 はい。現在、全国で都道府県間の移動が規制されているわけではない。ただし一方で、県外への不要不急の往来は自粛していただきたいということは、愛媛県だけではなく全県下で要請し続けていると思います。規制がされているわけではないから旅行をするということをうんぬんということは言えませんけども、ぜひ実情は理解していただきたい。その代わり、ほとんどの主だった観光スポットは休んでいますから、滞在中は、特に旅行者の皆さんには人との接触は避けていただきたい。そして、マスクだけは移動する時にも普段でも正しく着けるということだけは守っていただきたいということをお願いしたいと思います。そしてもう一つは帰省、考えて欲しいと申し上げましたが、全員に行き渡るわけではないということも分かっています。帰って来られた方はもうここから注意をしていただくしかないと。変異株は甘くないんです。向こうで、感染拡大地域で、PCR(検査)で陰性が確認しても、大丈夫だということの保証はありません。それはもう事例が証明しています。帰って来て、「まあ大丈夫だろう」と言って感染回避行動を怠ると、家族全員に感染するリスクがあります。そして、さっきのお医者さんの声じゃありませんけれども、症状が重くなった場合は相当苦しい治療をしなければならなくなります。そういったことも考えて、帰ってきた方も家族も含めて、人との接触は避けていただきたいというふうに思います。

 

(愛媛新聞)

 すいません、愛媛新聞ですが、今治市内への注意喚起をされたかと思うんですけれども、具体的にどのあたりの飲食店で、どのような会合にというような限定的な呼び掛けではないですか。

 

(知事)

 ないです。全体的なトレンドとして、今治地域というのは異業種交流の会が非常に多い地域だと思います。ですから時短要請の前に、そういった会が、たぶんたくさん行われている可能性があると思うので、心当たりのある方への注意喚起。それから感染力、ただこれ従来株なんですけど、どのタイプかは今も国立感染症研究所もですね、全国から検体が送られ続けてきて、すぐに結果が出ないんですね。どのタイプか分からない段階なんです。そういった点を踏まえると、より一層注意をしておく必要があるんではないかなというふうに思いますので、今このタイプが複数確認されているのは今治だけなんで、ちょっと焦点絞って呼び掛けをした方がいいかなと思いました。それとこれは東予地域、先ほど話したとおり、今まで中予ほど感染がなかったので、やっぱり症状が出てから受診するまでの期間がちょっと長くなる例が多いんですね。ですからやっぱり、すぐに(医療機関に)かかっていただきたいということは申し上げたいと思います。

 それと先ほど、これもくどいようですが、今、確認された飲食店、複数店舗ありますが全部です、小規模、そしていちげん客はいらっしゃいません。お客さんは全員把握できています。お客さんへの連絡は全部終わっています。その検査がどんどん進んでいます。ですからその点は、(店名を)公表して呼び掛けて、この店に行った人、気を付けて、という事例ではないということはお伝えしておきたいと思います。

 

(愛媛朝日テレビ(幹事社))

 各社さん、他に質問等ございませんでしょうか。ではこれで終わります。ありがとうございました。

 

(知事)

 はい、ありがとうございました。

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