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新型コロナウイルスの感染の確認(4月26日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017342 更新日:2021年4月27日 印刷ページ表示

日時:令和3年4月26日(月曜日)15時00分~15時32分

場所:知事会議室

 

 

(NHK(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、個別事例などに係る詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事お願いします。

 

(知事)

 昨日は21名の陽性者が確認されています。内訳は既存9事例で13名、この中には、いったん陰性が出て再検査で確認された方3名が含まれます。また、新規は6事例で8名でございます。陽性が確認された方に対しまして、心からお見舞いを申し上げさせていただきます。

 昨日は21名、一見減少しているかのように見えますが、先週と同じでございます。日曜日はかかりつけ医の先生がお休みのところが多く、抗原検査等がおそらくその分少なくなっております。先週は確か15名でしたから、それよりも多いというふうに捉えていただきたいと思います。その後、火曜日か水曜日にはもう50名超えておりますので、まだまだ全く落ち着いてきている様子は見られていないという前提でこの数字はお捉えいただきたいと思います。

 今週から大型連休に入ります。昨年のゴールデンウィークも旅行や帰省をはじめ、外出を控えてお過ごしになった方も多いと思います。しかし、今年の3月以降、全国で急拡大、本県でもそうであります、急拡大している第4波は、1年前とは比べようもないほど感染力が強い状況になっています。変異株でございます。昨日説明した内容を簡単に繰り返します。第3波までは従来株が中心でございました。384日間で1,080名の陽性者。今回の第4波は変異株でございます。たった37日、あの「繁華街クラスター」という大規模なものがあったとはいえ、たった37日でそれを超える1,112名の陽性者が出ています。非常に早いスピードで感染が拡大しているということがお分かりいただけると思います。

 そして、こちらは昨日説明させていただきました、従来株第3波までは1人のみ、陽性が確認されて、ご家族、濃厚接触者にあまり広がらないケースが6割ありました。今回は4割ちょっとです、45パーセント。大半が複数人数、どんどん確認されています。それは家庭で言えば5人家族で1名ないしは2名だったものが、場合によっては5人家族で5人全員が感染するとこれが変異株の特色であります。ですから飲食店の会食、大人数の会食、感染回避行動を取らない会食で一気に出たり、そして、飲食店が夜、時短でやってないから自宅で、大人数でバーベキューをやったり、これも大半が感染していくというケースが複数見られておりますので要注意でございます。

 そして、年齢別でございますけれども、繁華街の巨大クラスターがありましたので、20代、30代が圧倒的に多くなっております。その他の特色は意外なことに第3波までは70代以上が多かったのですが、実はこの第4波は70代以上が少ない人数になっていますが、これは高齢者施設等が過去の経験を生かして賢明な感染回避行動、病院もそうであります、そこでのクラスターが前と比べると抑えられているという結果ではなかろうかと推測されます。また15歳以下が少なくなっているのも、これは春休みがあった要因とそれから学校・施設等、そういったところでやはり経験を生かして感染回避行動が徹底されているというのがここらあたりに表れております。ただ一方で5歳以下、こちらは逆に多くなっています。これは家庭内の感染が強いということがここの数字に出てきているというふうに思います。ということで、今年の大型連休は昨年以上にどうか静かに過ごしていただきたいと思います。自分自身、ご家族、友人、職場の皆さん、大切な人、また県内の医療を守るためにも、少なくともそれぞれが(対策を)やっているというのは十分分かりますが、さらに外出を5割以上削減することを目標に、「本当に今、必要な外出なのか」、「この人と会うのは大型連休の最中じゃなきゃ駄目なのか」、「時期をずらせないのか」、いろんなことが考えられると思います。よくよく考えていただき、特に帰省等々、感染拡大(地域)、緊急事態宣言が出ている所からの帰省は非常に心配でございます。家庭で一気に広がる可能性もありますので、「PCR検査を事前に受けて(いるから)大丈夫」というのは、その場限りでございますから、決して安心しないでいただきたいと思います。皆さんがこれまでと同じ行動を取っていれば感染が縮小をすることはないと思います。ぜひ行動変容を念頭に置きながら、この期間、11日までの松山市の重点措置期間、そして感染対策期の期間、その後も続きます。ぜひこの期間は感染回避を優先して行動していただきますようにお願いいたします。

 本日説明させていただくのは3点。松山市以外の飲食店への時短要請が開始されますのでこの点について。そして前にお知らせした二つ目は宿泊療養施設の運用開始および看護職員の募集について。そして三つ目は昨日の検査結果でございます。

 まず時短要請でございます。本日から松山市以外の19の市町においても、酒類を提供する飲食店に対して、法に基づき時短営業を要請させていただきました。要請内容は、営業時間は21時まで、酒類の提供は20時半まででございます。期間は本日から5月19日まで、水曜日まででございます。非常に厳しい経営環境の中で踏ん張っておられる飲食店経営の皆さんには大変厳しい要請でございます。ただ、本当に「うちは十分やっているのに」、「うちの地域はまだあんまり感染者出てないのに」と思われる方が多いのも重々分かります。承知しています。しかし、変異株というのはあっという間に広がるものであることは、松山市のこれまでの感染状況でお分かりいただけると思います。医療現場、本当に1床を増やしていくことに大変な労力を掛けて今、医療現場の皆さんにも汗をかいて頑張っていただいております。そういう意味でご協力をよろしくお願いいたします。

 二つ目は宿泊療養施設の運用開始と看護職員募集でございます。先日、本県「(奥道後)壱湯の守(別館)」そして「(ホテル)たいよう農園古三津」に続いて3番目となる新たな宿泊療養施設の確保について、関係者と基本合意ができた旨を報告いたしました。しかし、だからといってすぐ開けられるわけではありません。その後の必要な設備の改修等がございました。これが完了いたしました。そして、人員の手配、これはもう看護協会の皆さん、受けていただいた看護職員の皆さん、本当に使命感で受けてくれました。そして、明日から運用開始することができるようになりましたのでお知らせいたします。新たな宿泊療養施設は松山市内の「ホテル泰平別館」でございます。確保した部屋数は91室でございます。これで県内の療養施設は3施設で233室となります。基本的に無症状の方を対象といたします。施設を提供いただいたホテル泰平の沖社長さん、そしてこの状況を受け止めて運営を受け入れていただいた地元の皆さん、そして周辺の施設の方々のご理解、全ての関係した皆さんに心から感謝を申し上げます。他の2施設と同様に、県が責任を持って運営管理し、施設内外での感染が発生しないよう万全の態勢で警備も含めて取り組んでまいります。事態が終息した際には消毒等しっかりと行って、安全な状態にしてからお返しする事もお約束させていただきます。

 続いて、看護協会、本当に今回の運営でも大変なご苦労を掛けましたが、まだまだ人員が足りません。そこで看護職員の皆さん方の今、従事されている方々の負担軽減にもつながりますので、宿泊療養施設や医療機関で勤務していただける看護職員を募集しております。先日呼び掛けさせていただきました。その結果、既に26名の方からご相談をいただきました。そのうち15名の方については、既に現場での勤務に向けて調整が始まっております。本当にありがとうございます。勤務条件等に関する個別のご要望にも丁寧に対応していただけると聞いておりますので、ご協力いただける方はこちらの愛媛県看護協会・愛媛県ナースセンター、「089-924-0848」、看護師・准看護師の方を募集しておりますので、ご一報いただきたいと思います。また、松山圏域だけでなく東予、南予も含めて、いずれの地域でも医療の負荷が高まっておりますので、どちらにお住まいの方でも、東予も南予の方もご協力いただける方がいらっしゃいましたらご一報いただけたらというふうに思います。

 コロナ病床の追加、スタッフの切り替え等、指定医療機関等にはさまざまなご協力をいただいております。現在の各医療圏域での病床の状況、徐々に増えてきておりますので、使用率、振り替えによる追加の目途、第1段階、そしてまた連休明けぐらいと、またどんどん徐々に増えていくと思いますので、そのあたりも今週中にもお示ししたいと思います。

 それでは昨日の検査結果でございます。まずちょっとパネル変更させていただきます。この二つです。これまで口頭で説明してきたんですが、この陽性者、今日21(名)ですけども、この中には、県の衛生環境研究所で行っている行政検査と、それからかかりつけ医の先生方から上がってくる連絡の両方ありますので、これを分けてここにお載せするようにいたしました。もう一点は、ここに昨日まで何も書いてなかったんですが、これはあくまでも行政検査の数でございます。そして、かかりつけ医の先生方が行っている民間検査については、1週間にいっぺんの集計でありますから、ここの欄には1週前、前週の1日平均を常に掲示させていただきます。先週は1日300件でございました。すなわちそれぐらいのことが、ここには出ていませんけれども(検査が)行われているというふうに思っていただきただいと思います。

 まず陽性者21名でございますが、10代から70代までやはり幅広い年代で確認されております。男性は8名、女性は13名でございました。そして居住地なんですが、松山市は、昨日は抗原検査がなかった影響があると思うので少なめ、先週もそうでした。少なめに出ていますが、宇和島、新居浜、ただこの宇和島も新居浜も新規は宇和島で2名、そして新居浜市では1名でございますので、そう新規が上昇傾向に乗っているというふうなことではまだ確認できておりません。既存事例の追い掛けの中で複数出ているということでございます。ただ、一番ちょっと今日から心配になってきているのが今治でございます。これまでも、1日1名ないしは2名の確認はあったんですけど、今日新規が一気に4名出ております。今治地域の皆さん、ちょっとお気を付けいただきたいと思います。変異株でございますから、今まで落ち着いているが故に、一部の業界に限られた陽性にとどまっていたんですけども、ちょっとこういう傾向が一気に出てくると広がる懸念がございます。ぜひ警戒感を今治市民の皆さん、上げていただきたいというふうに思います。

 そして感染経路は、引き続き家庭内が多くなっております。変異株の特色でございます。

 次に、入退院、検査状況でございますが、まずこちらでございます。医療機関に入院されている方、さらに増えて、4名増えて106名となりました。そして重症者は変わらず高い、人数多く11名ということでございます。そして宿泊療養施設に入所されている方は3名減って47名。そして自宅療養、無症状や軽症で医師の先生が入院の必要がないと判断された方および家庭の事情で宿泊ではなく自宅を選択された方、そして一部入院調整中の方は19名減って221名でございます。一方で退院となった方は39名で、合計で1,807名となっています。

 昨日の検査であります。先ほどの変更点のところでございます。衛生環境研究所での行政検査で13件陽性が確認されました。検査数は348件でございます。13件。そして協力医療機関からの連絡があったのが8件でございます。こちらでは先週は1日平均300件行われています。その中から8件、だいたい平均値ですけども、650件ぐらいで21件という状況でございます。

 次に、封じ込め事例でございますが、保健所、検査機関がフル回転しております。その結果、今日は8事例、松山市保健所の6事例と西条保健所の2事例は濃厚接触者の健康観察期間完了いたしましたので、事例ごとから感染が広がる心配がなくなりましたので、8事例、今日から封じ込め事例に入ります。

 そして、囲い込み事例でございますが、こちらも17事例が今日から囲い込み事例に加わります。松山市保健所が10事例、そして四国中央保健所1事例、西条保健所4事例、宇和島保健所2事例でございます。こちらは残すところは濃厚接触者の健康観察期間、仮にその方々がその後再検査で陽性になっても待機されておりますから、ここに陽性者が出ても濃厚接触者は発生しないと、広がる懸念がないというのがこの囲い込み事例のところでございます。

 次に調査中、追い掛け事例でございます。私の方からはクラスター事例中心にこの三つをお話しいたします。まず、460事例目、「飲食店クラスター9・松山市」、ホストクラブのクラスターでございます。昨日さらに新たに利用客1名の陽性が確認されました。合計で17名となります。囲い込みに向け、調査がさらに進められているところでありますし、またホストクラブに関しては、呼び掛けも行わせていただいているところでございます。

 次に、563事例目、こちらは新居浜市の「医療機関クラスター」でございます。こちらは職員2名、かなり検査は進んでおります。職員2名の陽性が確認され、合計で10名になりましたが、この2名の方はいったん陰性が出ていた方、再検査のケースでございます。ですから濃厚接触者は発生しません。

 そして632事例目、「高齢者施設クラスター10・東温市」でございます。こちらは、施設は公表されております。施設関係者以外の方で2名の陽性が確認されています。まだ調査が途中段階のケースでございますが、今の段階で14名でございます。

 その他はクラスター陽性者がありません。そしてここから下も、今のところ1事例ごとに、例えば57人(検査を)やってお一人とか、この事例ごとにバッと広がるまだ兆候が出てない、まだ追い掛け中のものでございます。

 そして変異株の検査も行われました。34事例やって、実に32事例が変異株の判定です。この結果、事例の中に入れていきますと、ここに青いのが1、2、3ありますが、この集合体の中にも含まれておりますので、11事例にこの変異株が確認されているということになります。ほとんど愛媛県はもう9割以上が変異株、すなわち200人規模の「繁華街クラスター」から派生した感染という、感染力の強さで広がったということがお分かりいただけるんではなかろうかと思います。

 最後に、昨日お知らせした「森の国ぽっぽ温泉」、南予でございます。あらためて注意喚起をさせていただきたいと思います。昨日の検査で陽性が判明した方に行動歴で「ぽっぽ温泉」を利用したことが確認されました。ただ、これまでの保健所の調査で、やはりここでバッと広がっているというふうなところまでは確認できないそうでございます。ただ陽性がこれまで確認された10名ぐらいの方ほぼ全員が、昨日申し上げたように利用者が非常に多かった4月10日土曜日または11日でございます。ということは、その日に接触のあった方との間での広がりという可能性はあると思われます。施設側でも毎日の消毒等感染防止には十分注意しており、必ずしも今の段階でこの施設で感染が拡大したという確証があるものではないそうでありますが、念のため、施設側が従業員全員の検査を行う準備に今、入っているところでございます。その上で4月10日から4月20日までの間、この施設を利用した方は、特に利用日から2週間は外出など、念のため人との接触を避け、体調管理にご留意いただきたいと思います。特に今申し上げた4月10日土曜日、そして11日日曜日に利用した方は、もうわずかでも異変を感じたら医療機関に連絡の上、受診するようお願い申し上げたいと思います。この点、くれぐれもよろしくお願いします。以上です。

 

(NHK(幹事社))

 ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。

 

(テレビ愛媛)

 テレビ愛媛ですが、病床確保について、今週中にも示せるというような話でしたが、医療関係者がこの状況続けば1週間で医療崩壊というような話もあったかと思います。この病床確保によって、それを避けられる程度の病床確保になる見通しでしょうか。

 

(知事)

 この状況で病床が増えていけば、その分余裕が出ることは確かでございます。しかし、新規が食い止められなければそれもまたやがて埋まっていく。で、さらに次の段階で増えていくというふうになると思いますけども、もうそれは追い駆けっこみたいなもので、結局のところ、新規が止まらない限り常に病床逼迫(ひっぱく)、医療崩壊、その可能性は消えることはないというふうに思っていただけたらと思います。そして、病床を増やそうとすればするほど、一般診療に影響が出てくるということになっていきます。

 

(NHK)

 NHKです。昨日から適用になったまん延防止等重点措置なんですが、県、これまでもそれに、その前から同等の対策をされていると思うんですけれども、あらためて適用になったことで、県内の措置、どうされていくか、どういった措置を強めていくとか、お考えをお伺いできますか。

 

(知事)

 措置というかですね、これもお話してきたとおり、まん延防止の重点地区の指定が、国会、これもう本当にですね、個人的に言えば何でそうなっているのかが、直した方がいいんじゃないのかなと思うのは、緊急事態宣言のときは国会報告というのは必要だと思うんですけども、まん延防止措置はもうスピードの勝負ですから、やはりこれは政府判断、専門医の先生も当然数値でチェックしますから、もう政府判断でできるようにすべきだと思います。これは緊急事態宣言よりは、今までの時短要請が中心ですから、そこまでの、百貨店が閉まるとかそこまで影響はないですから、これは同じような手続き踏んでいたんでは機動力が欠けるということで、国会報告までしばる必要は僕はないと思います。最初はそういう提案をしたはずであります。しかし結果的に同じ扱い、国会報告が必要になってしまいましたから、議運の開催であるとか、いろんな手続き踏まなきゃいけないと。これは早く与野党の両方の問題だと思いますので、議論していただきたいというふうに思います。その中で時間がかかる可能性があったので、愛媛県の場合は申請の前からもう適用されるということを前提に手立てを打ったことは皆さんもご案内のとおりでございます。時短要請もそうであります。そういう中でやっていますので、適用になったからといって手立てそのものが変わるということはありません。既にその前段階で打っていますから。ただ国によって愛媛は心配だというふうに認定されたからこその適用でありますから、ある意味ではやっぱりそういう深刻な状況なんだなということを、特に松山市民の皆さんにはぜひ受け止めていただきたいと。もうそこに尽きると思っています。それ故に、松山市、いろんな面で保健所とか頑張って経済対策も連携していますけども、松山市民へのその危機啓発、ここにはもうありとあらゆる手立てを尽くして、もう寛容にはする状況ではないという前提でやっていただきたいというふうに思っています。

 

(NHK)

 重点措置になったことで、要請を命令にできるというところが大きな変更点かと思うんですが、そのあたりこう切り替える予定ですとかはありますか。

 

(知事)

 例えばですね、時短要請でも、例えば病院の関係者の皆さんが夜どうしても遅い時間に食事するとか、やむを得ない場合もあるんですね。ですからあえて悪質なケースということを申し上げたのはそこにあります。悪質なケースについては強い姿勢で臨むという基本方針は、この期間中しっかりと行っていきたいと思っています。

 

(南海放送)

 すみません、南海放送です。関連する部分もあるんですけれども、悪質な店舗に対しては厳正に対処するということですが、1日しか経ってないのでまだ時期尚早かもしれませんけれども、既にその時短要請に応じてない店舗を把握されているのかと、あとは命令等々をもう既に検討しているかということを。

 

(知事)

 そうですね。これあらかじめ県民の皆さんにお知らせ、あえてお伝えさせていただきます。命令、私的制限を行う話、ペナルティもありますから、法律的にはそう簡単な手続きではないんですね。でもここは場合によっては訴訟覚悟でやらざるを得ないと思っています。そしてそれをもし悪質なケースが発覚した時に多少強引にやるもうつもりでおります。訴訟になったときも、それも全部こういうことでやったんだと、でも残念ながらそういうかたちで訴訟まで起こされているということは全部オープンにしていきたいと思っています。ただそういうところで、それ以上に感染を抑えることを優先させていただきたいと思いますので、本当に悪質なケースについては、多少強引にやるということはあらかじめ申し上げさせていただきますし、その点、もし訴訟になった場合はそういういきさつなんで、もうあらかじめ県民の皆さんにそこは分かっていただきたいということをお知らせさせていただきたいと思います。

 

(南海放送)

 現段階でそういった悪質なケースというのは確認されてますでしょうか。

 

(知事)

 今のところはまだないですけど、まだ時短要請に従っていただけていない、いきなりというわけにいきませんから、やめてほしいというようなことを繰り返して、その様子次第によっては、今申し上げたような姿勢で臨む覚悟です。

 

(南海放送)

 では、時短要請に応じてない店舗についてはある程度把握はされていると。

 

(知事)

 そうですね、今パトロールやっていますから、はい。

 

(テレビ愛媛)

 すみません、テレビ愛媛ですが、今日から県内全域、時短要請が始まったかと思います。まずは感染対策だと思うんですが、事業者にとっては影響も大きいものあると思います。県と20市町との独自の経済対策について、現状の検討の進捗状況というのはいかがでしょうか。

 

(知事)

 もう一回整理させていただきますと、時短要請というのは経営支援の政策ではございません。あくまでも感染を抑えるための投網をかける、この場所を抑えるためにということで取られる政策が時短要請。すなわち営業時間を、(お店を)閉めてもらいますから、そこに自動的に売り上げが減少するということになりますから、そこで協力金というのが設けられる。これが全国共通の考え方になります。で、今お話のあった経営支援については、本来は、これは持続化給付金に代表されるように、財源を生み出せる国の政策ジャンルに入ってまいります。しかしそこがなかなか難しいというんであれば、地方レベルでやりますから金額は皆さんが満足できるようなものにはなりません。でも、できるだけのことをしようということで今、市、町、そして県が一緒になってどれぐらいだったら拠出できるかっていうことを議論しています。潤沢な規模の大きい、例えば松山市さんだったら、昨日独自(の上乗せ)とか言われていましたけど、できるんでしょうけども、その他の市町はそこまでの財政力はありません。ですから、そこの中で皆さんと議論して、どこまで県、市の、町の連携でできるかというのを財政面から今、それぞれの市町で事情が違いますから、できれば全県一律、そうじゃないとですね、隣の町はあれだけ出しているのに、何でうち(の市町)は出せないんだと、こういうことにもなりかねないので、そこは足並みそろえていけたらいいなとは思っています。その中でできるぎりぎりのところを今、着地点を模索しているさなかでございますので、話がまとまり次第発表させていただきます。

 

(NHK(幹事社))

 各社さん、他に質問等よろしいでしょうか。では終わります。

 

(知事)

 はい、ありがとうございました。

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