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新型コロナウイルスの感染の確認(4月18日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017334 更新日:2021年4月20日 印刷ページ表示

日時:令和3年4月18日(日曜日)15時00分~15時36分

場所:知事会議室

 

 

(NHK(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、個別事例等に関わる詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事お願いいたします。

 

(知事)

 昨日は48名の陽性者が確認されています。内訳は既存15事例で38名、この中には、いったん陰性が出て、その後、症状が出て再検査した方が11名いらっしゃいます。そして、新規9事例で10名でございます。陽性が確認された方に心からお見舞いを申し上げさせていただきます。

 昨日は土曜日でございますから、大半のかかりつけ医の先生は午前中の診療のみが多いと思います。そういう中であるにもかかわらず、4月16日に公表した45名を上回り、過去2番目に多い48名の陽性確認となりました。この中には、松山市の新たなクラスターの陽性者11名が含まれています。通常ですと、これは「繁華街クラスター」と表示すべきではありますが、現在、ご案内のとおり松山市の繁華街、大半のお店、歯を食いしばって感染回避に全力を尽くしております。全体がそうした誤解を生むようなことになりかねないので、別名で公表させていただきます。松山市繁華街のホストクラブでのクラスターでございます。松山市内の接待を伴う飲食店でのクラスターは、11月下旬、年末・年明け、そして、今回の端緒になった「繁華街クラスター」と、3度、その後に大きな感染につながりました。今回4回目となることは何としても避けなければなりません。保健所の負担、検査機関の負担、そして、ひいては最終的に医療関係者への負担、一気に高まることになる可能性もございます。ここでちょっと皆さんにもいろんなお気持ちがあると思いますので、整理をさせていただきます。これは一般論でございます。事例が大きい場合、店名あるいは会社、公表すべきだという声が上がります。しかし、私たちの国は法治国家でありますから、法に基づいた対処が基本でございます。店名の公表、会社の公表というものは、相手方の同意がなければできません。そういう意味で、いくらそれを問い合わせされてもお答えすることはできないことをお伝えさせていただきます。ただ、現在、感染症法(※)によりまして特例がございます。それは、感染の拡大につながるおそれがある場合、このときは保健所を有する市長、首長の責任で同意を得ずに公表することが可能と、これが現在の日本のルールでございます。そして全県の、保健所のある松山市以外については、私がその判断をいたします。ただ、松山市の場合は中核市、松山市になりますので、松山市長の判断になりますので、市長が現状を十分に咀嚼(そしゃく)して、必要があるかどうかということになろうかと思います。併せて、この繁華街、接待を伴う飲食店でのクラスター、大きなクラスターが四つ目となります。大きなクラスターが四つ目でございます。これは極めて重要な点でございまして、ここに端を発して、保健所、検査機関、医療機関の負荷が高まるということになりますので、4回出たということを十分に受け止めて、松山市におきましては、この対策、どうすればいいのか、さらなる厳しい対策というものを考えて、実施に移していただきますように要請をさせていただきたいと思います。

 本日説明するのは主に2点でございます。4月22日以降の時短要請について、二つ目は高齢者施設の一斉検査の状況および昨日の検査結果についてでございます。

 まず、今後の時短要請についてでございますが、今後さらに感染が拡大する懸念が強まってきました。松山市繁華街での大規模クラスターから松山市一円に、そして県内各地に、さまざまな年代に広がっておりまして、特に松山市では市中感染のまん延の状態が前提で対処する必要があるということを繰り返しお伝えさせていただきました。確かに松山市繁華街、皆さんの努力、ほとんどの人が懸命に対処していただいています。その結果として、何とか踏みとどまってはおります。さらに保健所、検査機関の頑張りによって、クラスター本体の陽性確認は減少していましたが、今回新たなクラスターの発生によりまして、繁華街における20代、30代といった若い世代の感染を端緒として、再び感染が広がる可能性が高まっていることを示しています。非常に拡大の危機も想定しておかなければなりません。松山市を中心に、日本全国で言えば東京が収まらなかったら全国も収まらないことと同様に、人口が多い松山市が収まらなければ全県の収まりも期待できないということだろうと思います。そこで、松山市を中心にさらに強力な措置を講じ、感染拡大の波を抑えなければなりません。県独自の感染対策期の延長に加えまして、国に対して「まん延防止等重点措置」の適用を要請する検討に入ったことは、先日お知らせしたとおりでございます。しかしながら、この適用は専門家の方々によって最終的には判断されることになります。それは現場の皮膚感覚というよりは、数値、数字で議論をするということが中心になりますので、仮に要請をしたとしても、これは政治判断ではなく専門家の判断が優先されると思われますので、どうなるかは私にも分かりません。しかし、それを待つまでもなく、対策は必要と判断します。感染対策期の期間延長と、県民の皆さんへの要請等の全体像につきましては、明日説明させていただきますが、本日は特に事業者の皆さんへの影響が大きい営業時間の短縮要請について、おおむねの方向性をあらかじめお知らせさせていただきます。現在、松山市繁華街の一部エリアに対して行っている営業時間短縮要請については、4月22日木曜日以降は、対象エリアを松山市全域に拡大をいたします。対象施設も酒類を提供する飲食店に限らず、全ての飲食店を対象といたします。短縮時間も21時から20時へ切り上げ、酒類の提供は11時から19時までといたします。要請期間は、4月22日木曜日からゴールデンウィーク期間を含む約4週間を予定しています。以前にも増して危機的な状況でございます。そして何よりも医療の状況を踏まえると、最も感染リスクの高い、今本当に皆さん頑張って抑えていただいていますけれども、感染の場、飲食の場での感染を抑えることが不可欠と判断し、「まん延防止等重点措置」、これはこれからですけれども、これとは同等、もう既に始めます。同等の強い要請をお願いせざるを得ないと判断いたしました。事業者の皆さんには、既にコロナ禍で厳しい経営を続けられる中で、一層のご苦労とご負担をお掛けすることになりますが、現状、特に医療の現場の状況を受け止めていただきまして、何卒ご理解とご協力をお願いいたします。そして、その他の松山市以外についても、非常に苦しい状況で頑張っていただいています。今回お話しした以外の時短要請の拡充等の内容や、時短要請とは別に経済支援、昨日お話しさせていただきました。これも思い切って考えておりますので、県独自の予算の中ではありますが、その関係で規模的には十分に満足いただけるようなことはできません。その中で考えていきます。できるだけのことは考えていきます。どうぞよろしくお願いいたします。また、時短要請だけでは第4波の発端となり、そして、今なお継続する深夜の松山市繁華街での感染を止めることができません。県内の第3波、第4波も、いずれも接待を伴う飲食店や深夜の営業をするお店の感染の後に、大きな波となったことは皆さんもご案内のとおりでございます。こうしたところをいかに抑えるか、先ほど申し上げたとおり、松山市にはこうした急所への対応、これを、市を挙げて行うよう重ねて要請させていただきます。

 二つ目は、高齢者施設の一斉検査についてでございます。4月12日以降、第一段階の特別養護老人ホームを対象に松山市、新居浜市、西条市の3市の施設には検査キットを配布し順次検査を進めております。宇和島市は4月19日から開始予定でございます。金曜日の検査着手分について、昨日、検査結果の報告がございました。981件の検査を実施し全て陰性でございました。これまでの3日間で2,662件の検査を行い、陽性確認は5件、陽性率は0.2パーセントとなります。本当に施設に勤務されている方が、いかに気を付けながら生活、仕事をされているかというのはこの数字で明らかになったんではなかろうかと思います。本当にそのご奮闘に対し心から敬意と感謝を申し上げたいと思います。行政による一斉検査は段階的に実施いたしますが、施設管理者の皆さん、特に対象の4市の施設では、一斉検査を待つことなく、県や市町が補助制度を作っておりますので、積極的に自主検査を行っていただきたいと思います。

 それでは、昨日陽性が確認された48名の概要を説明させていただきます。なお、朝の速報では49名となっておりましたが、その後の修正がございまして48名となっております。

 まず年代・性別でございますが、クラスターの関係もありますので、20代が増えております。ただ、満遍なく、いろいろな世代で感染が確認されております。こちらも36名、クラスターの関係で、男性が多くなっております。そして、居住地は同じく、松山市が多くなっております。そして、不要不急の外出自粛を呼び掛けている宇和島市は4名、そして新居浜市は12名、西条市は3名となっています。新居浜市は、クラスター等の濃厚接触者の検査がスピード感を持って行われております。その結果で、多数の12名という陽性が確認されておりますが、実は新居浜市は、新規はそう多くなっておりません。増加傾向はまだ見られません。ですから、今このままの段階で、新居浜市さん、頑張っていただけたら踏みとどまれる可能性は十分にありますので、ぜひ気を付けて行動してください。間近に迫る聖火リレーは、この新規の状況は、松山市以外、増加傾向は見られませんので、ぎりぎりまで、基本的には19市町では万全の体制を敷いて実施する方針ですが、ぎりぎりまで状況は見極めます。ただし、愛媛県では誠に申し訳ありませんが、他県のように楽しいお祭りといった雰囲気ではなく、静かな気持ちで、厳粛な県内各地で火をつなぐ、厳粛な聖火リレーとして実施したいと思います。あらゆる呼び掛けを市町と一緒になって行ってまいりますので、国家事業であるこの聖火リレーでありますから、火をつないでいくということだけは何とかやっていきたいと思います。

 次に、感染経路でございますが、家庭内や飲食店が多くなっておりますが、これは先ほどのクラスターの関係もございます。また、学校や医療・福祉関係にも広がりが見られておりまして、ここは強く懸念される状況でございます。学校関係では、陽性者7名のうち3名は校内での二次感染によるものと考えており、3名が在籍する2校では、保健所が接触者調査と検査を幅広く進めている段階でございます。これまで本県では、校内感染はほとんど見られませんでしたが、従来株とは異なり、今般の変異株は子どもさんも大人と同程度の感染リスクがあるという報告もございますから、学校現場では、より一層の注意をお願いしたいと思います。なお、両校とも、先週16日金曜日から学校活動は休止しております。また、全ての生徒さんに自宅待機と健康観察の徹底をお願いしており、保健所による安全が確認されるまで休校措置を継続することといたします。

 職業のうちこの会社員23名、この中には1名、四国電力の協力会社の社員である方がいらっしゃいます。四国電力によりますと、伊方発電所の屋外での工事作業に従事し、発電所の重要な業務に従事する職員との接触もないとのことでございますが、この後、詳細は四国電力から公表すると聞いております。

 次に入退院・検査状況でございます。医療機関に入院されている方は4名増えまして97名となりました。ただ、重症者の方がご回復1名されまして、8名となっています。医療機関の懸命な治療、本当にご苦労様でございます。そして宿泊療養施設に入所している方は47名で変わりません。自宅療養は、無症状、軽症の方で、医師の判断で入院の必要がないという方と、家庭の事情等々でご自宅での療養を選択された方、一部入院調整の方でございます、5名減って209名となっています。そして退院となった方は、昨日は49名いらっしゃいます。ご回復でございます。退院者は1,575名となっています。

 次に検査状況でございますが、昨日実施された検査の陽性確認件数は、行政検査で31件、検査数は1,285件でございます。検査数には、高齢者施設の一斉検査981件が含まれています。そして、協力機関、かかりつけ医の先生方の抗原検査等で17件の陽性確認。こちらは(パネル上の)こちらに1週間にいっぺんの集計でありますから出ていませんが、大体250件ぐらいあろうかと思います。それらを合わせて48件の陽性が確認されました。

 次に状況でございますが、封じ込め事例は変更ございません。囲い込み事例は陽性確認が1名いらっしゃいますが、この方はいったん陰性、自宅待機中、そしてその中で確認されたケースですので(新たな)濃厚接触者はいらっしゃいません。

 それから次に、調査中事例ですが、私からは新規クラスターおよび陽性者が確認されたクラスター事例を説明させていただきます。冒頭申し上げましたが、昨日、松山市において1件の新規クラスターが確認されました。「飲食店9」と書いてありますが、ホストクラブのクラスターでございます。これまでに、このホストクラブの従業員さん、利用客等、4名の陽性が確認されておりまして、昨日11名の従業員の陽性が確認されましたことから(クラスターに)認定をいたしました。内訳は従業員12名、利用客1名、店以外の関係者2名でございます。この検査に至った経緯について触れさせていただきます。年末年始の感染拡大や3月後半の繁華街クラスターの発生等を踏まえ、松山市の保健所が繁華街での水面下での感染拡大の可能性の早期探知のため、関係者と協力を得るべく粘り強く調整を進めてきました。4月9日までに開設した臨時PCR検査センター、呼び掛けさせていただきましたが、一部の方は検査を受けていただきましたけれども、全員ではありませんでした。繁華街の感染の探知には、関係者の幅広な検査が必要なことから、松山市保健所の要請により、多数のホストクラブの協力が得られました。順次、各店舗の従業員の一斉検査を進めている中で、昨日の陽性確認に至ったものでございます。この店舗かどうかを問わず、ホストクラブをはじめ、接客を伴う飲食店を利用した方や従業員の方で体調不良を感じた方、直ちに医療機関を受診していただきたくお願い申し上げます。先ほどの公表ですけど、県の場合は基準がございまして、お店にせよ、会社にせよ、まず保健所の調査に全面的に協力が得られるかどうか、もう一つは接触した方、飲食店だったらお客さんになりますけども、そうした方々を全員把握できているかどうか、こうしたこと、この2点が重要なポイントになります。そこの確認がある場合は囲い込みが可能でありますから、先ほどの感染拡大の心配がないということで店名は公表しないというルールに基づいて行っております。今回も松山市も同じ判断をされると思いますので、この判断は松山市長で決めていただきたいと思います。

 続いて昨日陽性者が確認されたクラスター事例でございますが、519事例目、「高齢者(施設)クラスター8・新居浜市」、昨日は6名の検査を行い、4名の陽性が確認され、この事例における陽性者は9名となりました。全員再検査での陽性確認でございますので、ここから広がるという懸念、(新たな)濃厚接触者はいらっしゃいません。547事例目、「高齢者施設クラスター9・松山市」、昨日は5名の検査を行い2名の陽性が確認されています。この事例における陽性者はこれで11名となります。ただこの施設は一つのユニットの中だけで、他の広がりは現段階では確認されておりませんので、なんとかここが広がらないようしっかりと注意深く対応してまいりたいと思います。他のクラスターにつきましては陽性確認はございません。検査も行われておりますけども、幸いなことに陽性確認はございませんでした。またこちらはクラスターにはなっていない事例、ほとんどが1(名)、2(名)、この段階では広がりが確認できていない事例でございますけれども、一部5人以上の陽性者が確認されている四つの事例については、家庭内や複数の接触場面での感染事例でありますので、人数が5(名)等々になっていてもクラスターの認定には至っておりません。510(事例目)のこの宇和島のケース、これは吉田中学校の関連でありますが、昨日確認された2名につきましては、前も学校の関係ありましたけど、この吉田中学校の関係者ではございません。吉田中学校については保健所で安全が確認されているところでございます。

 連日、過去最高に迫る陽性者(数)が確認されています。明日には感染対策期の期間延長と要請等の全体像をお知らせする予定でございますが、どうやるにせよ、感染の拡大を抑えるには個人個人の皆さんのご協力が必須でございます。というよりも、それが本当に重要なポイント、一番の策になるということはお分かりいただけると思います。感染対策期を延長しても、仮にまん延防止(等重点)措置が講じられても、そのことによって感染が劇的に収まるということはございません。要請が命令になったり、それに従わない場合に過料が科せられたりという縛りが強くなるというふうなことが中心でありますから、ぜひ本当にほとんどの県民の皆さんは今さらと思われるかもしれませんが、もう本当に頑張ってくれていると思います。心から感謝を申し上げたいと思います。ただ一部にはその声が残念ながら届いていないのかもしれません。でもその一部の方々のちょっとした油断がどれだけの状況になるかというのはお気付きいただきたいということを、知事として心からお願いを申し上げたいと思います。以上です。

 

(NHK(幹事社))

 ただいまの発表事項等に質問のある社はお願いいたします。

 

(テレビ愛媛)

 すみません、テレビ愛媛ですが、松山市への時短要請をこれ全域に拡大すると。これの狙いや効果について。

 

(知事)

 やっぱり今回のクラスターが、今までの「繁華街クラスター」の事例もあるので、どこまで広がるかというのはこの段階で分からないんですね。ですから広がらなければそれに越したことはありませんけども、そうしたことを含めて思い切った措置が必要というふうに判断します。

 

(愛媛新聞)

 すみません、愛媛新聞ですが、今のお答えについてなんですけれども、先ほどクラスターの方、店名公表しないという部分について。

 

(知事)

 (公表は)できないんです。

 

(愛媛新聞)

 できないということについて、感染拡大の懸念はないので。

 

(知事)

 これは市長判断になります。

 

(愛媛新聞)

 現時点で県としては感染拡大の懸念もあるという考え方で。

 

(知事)

 いや、これも分かりません。そこは松山市長が現状管轄ですから、しっかりと保健所の報告を受けて、例えば県の場合ですよ、保健所の報告を受けて、それを咀嚼して最終的には長の判断ということになります。

 

(愛媛新聞)

 現時点でその感染の拡大の可能性とかいうことに関しては県としては把握できてない、まだ調査中の段階という。

 

(知事)

 調査中です、はい。

 

(愛媛新聞)

 それを踏まえてもこの今回の全域への拡大というのが必要だというふうに判断された。

 

(知事)

 そうですね。念のためです。

 

(愛媛新聞)

 方向性とされていますが、もうこの今日示された内容については決定事項ということでよろしいですか。

 

(知事)

 いや、まだ決定というわけではありません。細部が詰まってないですから。明日必ず発表いたします。

 

(愛媛新聞)

 明日出てくるものが決定の内容と。

 

(知事)

 はい、この方向で議論しているという段階です。

 

(愛媛新聞)

 先ほど国への重点措置の要請についてなんですが、専門家の方の判断なのでどうなるか分からないと。県としては要請したい、要請するというふうな考えでまとまったということでいいんでしょうか。

 

(知事)

 方向で検討しています。

 

(愛媛新聞)

 要請する方向で検討している。

 

(知事)

 はい。

 

(愛媛新聞)

 それがどのタイミングになるかというのはまだ分からない。

 

(知事)

 昨日申し上げたいろんな日程の関係がありますので、そこも見極めながら。ただもうこれ、それと匹敵する措置は出ようが出まいが県で取ります。

 

(愛媛新聞)

 対象地域、松山市を想定されていましたが、重点措置が適用された場合というのも今日示された方向性の範囲の措置になると。

 

(知事)

 松山市ですね。ただし、松山市がやっぱり他の市町と比べて非常に感染の状況が厳しいということと、それからさっき触れましたように、松山市(の感染状況)が収まらなければ周辺が収まらないということもありますので、重点的にやるということは必然だろうと思っています。ただし、他の市町におきましては、事業者、飲食店も含めて、これはもう本当に歯を食いしばって頑張っている状況でありますから、どこまでというのは今煮詰めているところですけども、必ず何らかの対応を県と市、力を合わせて手立てを打つということだけはお約束させていただきます。

 

(愛媛新聞)

 以前示された市町連携での独自の経営支援策ということでよろしいですかね。

 

(知事)

 そうですね。

 

(愛媛新聞)

 先ほど、松山市以外の地域への時短要請みたいなものに関しては、検討はされているんでしょうか。

 

(知事)

 これも、やる、やらないは別ですよ。検討します。

 

(愛媛新聞)

 明日。

 

(知事)

 そうですね、明日まで、ちょっと間に合うかどうか分かりません。ちょっと松山市は急ぎでやる必要があると思いますので、はい。

 

(朝日新聞)

 すみません、朝日新聞です。感染対策期の延長ということですけれども、これはだいたいいつぐらいのだいたいスパンでお考えでしょうか。

 

(知事)

 4週間ぐらい。

 

(朝日新聞)

 これも4週間ぐらいで。

 

(知事)

 ただし、途中段階で本当に収まりそうだと、収まる見通しがついたということになった場合は途中で切り替えることはあります。

 

(朝日新聞)

 取りあえずということで4週間ぐらいをめどで一応やるという。

 

(知事)

 はい。

 

(朝日新聞)

 あと、独自の経済支援策なんですけれども、今現状で1日1万円というかたちで協力店舗に対しては対応しておられると思いますけれども。

 

(知事)

 いやちょっと分からないですけど。

 

(朝日新聞)

 そうですか。要するに協力金。協力金の話ですけれども、今そういうようなかたちでのですね、経済支援というかたちをなさっておられると思いますけれども、それに関しては。

 

(知事)

 ごめんなさい。時短は経営支援ではございません。感染拡大回避のための協力金になります。経済支援は全く別のジャンルでございます。

 

(朝日新聞)

 分かりました。ごめんなさい。そしたら要するに協力金に関してはですね、これは今後一応延長していくというお考え方ということになりますでしょうか。

 

(知事)

 今ルールを国も変えたんですね。それは交付金の関係もありますから、そのルールに準じた扱いになると思いますので、お店の規模によって金額が変わっていくということになります。ですから、今までの一律という方向にはなりません。

 

(朝日新聞)

 あともう一点は、時短の、今先ほどお話の中でですね、酒類提供11時から19時まで、年明けの時短要請の時には確か19時までというかたちで、スタートの時間というのは特に区切ってなかったかと思いますけれども、ここを要するにお示しになったっていうお考え方っていうのは。

 

(知事)

 あの時区切ってなかったかな。ごめんなさい、ちょっと私もそこまで細かいことまではちょっと記憶が、ごめんなさい、本当申し訳ない。後ほど、では事務(レク)の方でお答えさせていただきます。

 

(テレビ愛媛)

 すみません、テレビ愛媛ですが、ホストクラブでのクラスターの関係なんですが、現在時短要請もしている中で、例えば、悪質な事例だったのかというのは。

 

(知事)

 いや、これも分かりません。昨日、夜に11名出たという報告を受けての発表まででございます。

 

(愛媛朝日テレビ)

 すみません、愛媛朝日テレビですが、ちょっと話変わりまして、聖火リレーでちょっと伺いたいことがございます。現在ですね、宇和島市や西条市や新居浜市さん、不要不急の外出(自粛)の要請が出ているかと思うんですけれども、知事としてのお考えの中で、聖火リレーの沿道での見学というのは、これは不要不急の外出に当たるんでしょうか。

 

(知事)

 いや、これは国家行事でありますから、そう簡単に知事が判断できるものではありません。今ですね、リレーをやめたのは、全国で愛媛県の松山市だけでございます。そういう状況の中で、これは今回、いろんなお気持ちはあったと思いますけども、判断して要請をいたしました。ただ、先ほど申し上げたように、例えば、新居浜市も12名となっていますけども、やっぱり数字だけでは傾向と現状というのは読み取れないところがあります。やっぱりその中身ということで先ほど説明させていただきましたが、新居浜市の場合は、今、クラスターの調査・検査がどんどん行われておりまして、追い掛け作業の中でバーッと出ているというのがこの12名の中身になっています。問題は、新規(事例)でございますけれども、新居浜の場合は新規(事例の陽性者数)は1(名)ないしは2(名)ぐらいのレベルで増加の傾向は出ていません。ですから人数は多いんだけれども、まだ何とか今からの踏ん張りで抑えられるレベル、いわば松山市に対して申し上げた、市中に感染がまん延している前提でという状況にはなっていません、はい。

 

(愛媛朝日テレビ)

 そこは今のところ、沿道の見学行かないでねというほどではないということ。

 

(知事)

 そうですね。ただしですね、例えば、極力静かに見守ってほしいという呼び掛けであるとか、それからこれは各市が呼び掛けのルール等も市町によって変えてくると思うんですね。小さいところとある程度人口の大きいところと、呼び掛けの仕方は変わってくると思いますので、そこはちょっと市町に聞いていただければ。方向性としては、もう厳粛に静かに、出来るだけ静かに。全国事業ですから、ある程度の組み方というのがあるのかも知れませんけれども、その中でも愛媛では、関係者には厳粛、静かな、できるだけそのようなかたちでやるという要請はいたします。

 

(テレビ愛媛)

 すみません、松山市に対してですね、繁華街でのさらに厳しい対策をということですが、これは以前もおっしゃられていたような、例えば、監視とか見回りとか、そういったことは。

 

(知事)

 いや、ここは申し訳ないですけど、わが町のことですから、(繁華街で大きなクラスターが)4回出ているということを受け止めていただいて、知恵を絞っていただきたいというふうに思っています。

 

(NHK(幹事社))

 各社さん、他に質問等よろしいでしょうか。ではこれで終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

 

(※)の部分について、法令名称を訂正しています。

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〒790-8570 松山市一番町4-4-2

電話番号:089-912-2380

ファックス番号:089-921-8004

 

保健福祉部健康増進課

〒790-8570 松山市一番町4-4-2

電話番号:089-912-2400

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