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新型コロナウイルスの感染の確認(4月7日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017323 更新日:2021年4月13日 印刷ページ表示

日時:令和3年4月7日(水曜日)15時00分~15時37分

場所:知事会議室

 

 

(愛媛朝日テレビ(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、個別事例などに係る詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事よろしくお願いします。

 

(知事)

 昨日の検査で34名の陽性者が確認されています。内訳は既存の13事例で24名。今、事例ごとの濃厚接触者の検査をどんどん進めておりますので、既存事例の陽性確認が多くなっています。新規は10事例で10名でございます。陽性が確認された方に心からお見舞いを申し上げさせていただきます。そして、本日、新居浜市、西条市で新たなクラスター1件ずつ、合計2件が確認されました。数日前から西条、新居浜、東予地域、懸念があるということを申し上げてまいりましたが、ちょっと広がってきてしっかりと頑張って追い掛けている最中でございますが、特に注意の警戒レベルを上げていただきたいと思います。

 本日説明させていただくのは主に3点。明日からの感染警戒レベルの引き上げについて。そして二つ目は、この第4波の感染が広がった具体的な場面についてちょっとお知らせしたいと思います。そして、昨日の検査結果についてでございます。

 まず、昨日お伝えしましたとおり、明日から感染警戒レベルを感染対策期に引き上げます。これは全県ということでございます。愛媛県は感染防止を優先せざるを得ない状況にあるというふうに思っていただきたいと思います。3月下旬に松山市繁華街の一部の店舗に若い世代を中心とした大勢の人が集まって、長時間、3密の状態で行われた飲食の場で、感染力が強い変異株がここに入り込みまして、一気に拡散し、このクラスター200名という大規模なものになりました。これを発端として、エリアは繁華街から松山市のそれ以外の地域、やがて県内各地へと、そして場面は繁華街から家庭内、そして各企業、医療機関、高齢者施設へ、世代は若い方々から子どもたち、高齢者へと拡大、浸透を見せています。昨日も34件の陽性が確認されていますが、保健所、検査機関、医療機関、関係者の皆さん、調査、検査、治療、大奮闘していただいておりますが、新規等々が続きますとまん延防止等重点措置の対象となった地域、あるいは緊急事態宣言中の大都市圏と同様に、本県の医療が極めて深刻な状況となります。重症化したコロナ患者の治療のみならず、コロナ病床増やしていきますと、当然のことながら他の医療にしわ寄せがまいります。救急医療をはじめ、入院や手術を控えた一般の方々への医療に大きな影響が出かねません。全ての県民の皆さんに強く危機感をまず訴えさせていただきたいと思います。

 感染対策期の具体的な措置につきましては、明日、最終的に決定いたしますが、あらかじめ申し上げておきますと、不要不急の外出自粛や松山市との往来自粛などの行動自粛に加えまして、あらゆる感染防止対策を吟味しています。この状況を何としても打開するため、県有施設におきましては、休業などの思い切った措置も検討しています。県民一丸となって取り組むことをぜひお願いしたいと思います。一丸となってその呼び掛け、受け止めていただきまして、対策できれば乗り越えられると思います。ぜひここは正念場ということでご協力お願いします。

 全ての県民の方々、そして特に松山市民の方々には、現在予定されている友人との予定、趣味の集まり、地域の会合など当面2週間程度に開催される予定のものについて、開催を見送ったり、延期をしたりをぜひ検討してください。やむを得ず延期できないものは、感染対策を万全にするとともに、そして症状のある方、ちょっとでも具合の悪い方は絶対に参加を見送っていただきますように、参加しない、参加させないを徹底してください。そして参加者全員の連絡先の把握の徹底、これをぜひお願いいたします。それから飲食店の利用、今飲食店のクラスター、松山市の皆さん、お店の皆さんもしっかり対策を取って利用者の方も気を付けられているので発生していませんが、この期間中は普段顔を会わせている人、4人以下、そして長時間にならないという呼び掛け、今ずっと続いています。これは守ってください。そして夜の会食に限らず、日中の予定も含めて、毎日顔を合わせている人以外の不要不急の人との接触自体を減らしていただきたいと思います。

 次に、2つ目の感染が広がった具体的な場面でございます。昨日よりは減少しておりますが、引き続き30名を超える高い水準で陽性確認が推移しています。県内全域で感染の広がりが見られまして、ウイルスが日常生活の身近な場面に迫ってきていると思っていただきたいと思います。3月下旬以降、保健所の聞き取り調査において確認され、感染拡大につながった具体的な場面を事例として示させていただきます。

 まずこういうケースです。事例1でございます。感染対策が不十分な飲食店を大人数で利用したケース、そしてその後、そのまま流れで2次会、3次会、そういった長時間で感染が拡大した事例がございます。二つ目は、職場内の休憩室や更衣室などの共有スペースで、ちょっと気が緩むんでしょうか、そういった場面で感染が拡大した事例がございます。そして三つ目は、歓迎会で長時間、これルールの問題です、長時間にわたる飲み会やその後のカラオケ、これで感染が広がったケース。そして四つ目でございます。感染拡大地域から帰県直後に趣味の集いや会食に参加した方がその他の方々に感染を広げていったケースがございます。そして五つ目、発症者がホームパーティーに参加して感染が広がったケースがあります。こういったことがたちまち感染の連鎖、あるいは場合によっては、クラスターへと結び付いていくということは十分に事例として受け止めていただけたらというふうに思います。

 これらの事例から、どのような場面で感染が広がるのか理解していただけると思います。特に今回県内では、感染力の強い変異株事例、これが多いこともあり、ウイルスから大切な家族や友人、同僚を守るためにはこのような場面は避けて、注意深い感染回避行動に心掛けていただきたいと思います。飲食店での飲み会だけ気を付ければいいというふうなことではございません。そしてこうした飲食店以外の感染事例は、松山市以外でも複数確認されています。

 次に第3点目、昨日の検査結果でございます。昨日は34名の方の感染が確認されておりますが、年齢は20代、そして50代、若い人と働き盛りに、ここに集中しておりますが、幅広くなっています。男性、女性は半々。そして地域でございますが、松山市が15名と多いんですが、ここ数日懸念していたとおり、新居浜市、西条市、こちらで感染が増加しているという状況でございます。感染経路でございますが、家庭内が9名と多い。特に重症化リスクの高い方と同居している場合、あるいは基礎疾患をお持ちの方が家庭内にいらっしゃる場合、こうしたところのご家庭は十分に注意レベルを高めていただきたいと思います。

 職業でございます。公務員3名、このうちの1名は愛媛県の職員でございます。南予地方局に所属する20代の男性、住所地は愛南町、既存事例の方が陽性になって、その濃厚接触者として検査し昨日陽性が確認されました。ルールを逸脱した会食とか、基準を守っていないケースではございません。陽性の方との濃厚接触者ということでございます。この職員は、窓口業務等は担当しておらず、他の人に感染させる可能性がある期間は一般の方々との接点はございませんでした。濃厚接触者としては、職場の同僚2名の検査を行うことといたしますが、県民サービスに支障が生じる状況ではないことも併せてご報告をさせていただきます。公務員がもう2人いますが、うち1名は所属する自治体から既に公表されております。

 次に入退院・検査の状況でございます。医療機関に入院されている方は3名増えて76名、これまでの最大数でございます。医療機関への負荷が一層高まっております。コロナ病床があっても入所されてくる方々の状況、例えば介護が必要な患者さん、基礎疾患をお持ちの患者さん、こうした方々が来られますと割かれるスタッフがどんどん増えていきます。その入院される方の状況によって、医療の現場の逼迫(ひっぱく)の状況も日々日々変化をしていきます。そういう意味では、今の段階、ぎりぎり、一般医療や救急医療に影響が出ない、ぎりぎりのところなので、ぜひお分かりいただきまして、受け止めていただきまして感染回避行動に結び付けていただきたいと思います。そして、重症者が1名増えて4名となっています。日ごとに重症者が増加していることに危機感を感じます。懸命に治療に当たっている医療現場の皆さん、本当にご苦労様です。どうぞよろしくお願いいたします。そして、宿泊療養施設に入所されている方は51名、2名減、自宅療養を選択、あるいは専門医の先生の判断で入院の必要ないと判断された方、一部入院調整中の方を含めて14名増えて320名でございます。そして、退院となった方も増えてきました。昨日は19名ご回復されました。1,124名の方が回復でございます。

 それでは各事例の進捗でございますが、昨日は陽性者34件、このうち20件が行政検査、376件行われた行政検査で判明したのが20件。残りの14件は、昨日おそらく、また220から250件ぐらいはこれとは別に(診療・検査医療機関で)検査が行われていると思います。金曜日に集計いたします。その中で14件、すなわちだいたい600件ぐらいの検査が行われる中で34件(陽性)というふうなことでございます。また、昨日、臨時PCR検査センター、一般の対象となる飲食店の無症状の従業員さんも来始めていただいていますが、それまでは1日100件程度でございました。昨日は217件、検査に来ていただきました。先ほど連絡が入りました。217件中1件の陽性が確認されています。本日公表した34件とは別でございますので、公表資料にはこの1名の陽性確認は含まれておりません。昨日は、今申し上げたように臨時PCR検査の利用者、増加しました。検査センター、今週の金曜日まで開設しておりますので松山市繁華街対象となる飲食店の無症状の皆さん、積極的に検査に来ていただくようお願い申し上げます。

 次に封じ込め事例でございますが、少し出てまいりました。松山市保健所のここに記載されている4つの事例では濃厚接触者までの健康観察が無事終了しましたので、ここから感染が広がる心配なしということで今日から封じ込め事例に入ります。

 また、囲い込み事例では、保健所、本当に各地域の保健所頑張っています。昨日は18事例、この中には松山市の「職場内クラスター」1件も含まれています。18事例が現段階での調査および検査が完了し、濃厚接触者の健康観察を残すのみとなりましたので、今日から囲い込み事例に入ってまいります。内訳は、今申し上げたクラスター事例が1事例、その他の松山市保健所関係が12事例、今治保健所が1事例、中予保健所が3事例、八幡浜保健所が1事例でございます。

 それでは、次に各事例の進捗状況、まずクラスター関係でございます。冒頭申し上げましたけれども、ここに青の二つ、この409-1事例目というのは昨日まで公表していた西条市の「飲食店クラスター」でございます。ここの関係の方が、他のところでの接触で確認されていった事例になりましたので、これ分けさせていただきます。こちらの場所が全然違いますので、関連はあるんだけど場所が全然異なります。飲食店事例で409-1事例目、それから409-2事例目は同じ西条でも会食・集会の関係になります。まず、409事例目でございますが、昨日は、この二つの合計38件検査を実施し、8件の陽性が確認されました。保健所の調査の結果、409事例目のクラスター関係から派生して新たなクラスターが確認されたということでございます。この2事例の間で陽性者の割り振り変更の移動がございますので、詳細、後ほど事務レクの方でお知らせしますので、そちらを参考にしていただきたいと思います。まず、409-1事例目、こちらの飲食店の方は新たに3名の陽性が確認され、合計、この関係12名となります。内訳は従業員等3名、利用者が4名、店以外の者が3名増えて5名となります。そして、409事例目の派生した2事例、409-2事例でございますが、既存の2名に加えまして、昨日こちらの関係で新たに5名の陽性が確認されています。二つとも変異株、みなしも入っていますけど変異株関連でございますので、感染力が強いということもあると思われます。西条市、十分気を付けていただく段階でございます。こちらはですね、合計が7名となっておりますが、内訳は会食・集会参加者が7名全員となります。地域の方々の集まりで、会食の場で感染が広がったクラスターとなります。両方のクラスターとも現在調査を進めておりまして、本日もこの関係では多数の検査を予定しております。次に447事例目、新居浜市の「会食クラスター8」といたします。この事例は既に職場から公表されている事例でございます。昨日の検査では1件、1名の陽性確認がございましたが、陽性者は合計5名となりました。保健所の調査の結果、同一の場での飲食が確認されましたことから、新たに認定したところでございます。内訳は会食参加者1名増えて5名でございます。ただ、この会食クラスター、新居浜のケースは会食クラスターとしていますけれども、全員同じ職場に勤務されている方々でございます。なお、これらの方々の職場は、新居浜市内の一般の方々も訪れる店舗内にありますが、この5名の方々は利用客を接客する業務には従事していないことは確認されました。接触は限られた関係者であることが分かってきていますので、なお保健所の調査検査を進めているところでございます。新居浜市も十分気を付けていただきたいと思います。なお、この事例については変異株という認定はまだできていません。これから検討しています。次にその他のクラスター事例の4事例でございます。こちらは松山市の「職場クラスター8」、昨日は12名の検査が行われて2名の陽性、この事例で16名、ただし、こちらの事例は職場内の検査は、(人数が)多い職場ですから全員検査が完了しております。その他の所で今追い掛けて調査を進めています。それから337事例目、こちらは「繁華街クラスター」でございます。こちらは元となったところですが、200人出ていますけども、昨日も8件検査で全員陰性が確認されていますので、ここ数日こちらからの陽性確認はゼロということでございます。それから344事例目、こちらは、昨日は検査がございませんでした。陽性者は22名で変わりません。それから416事例目、こちらは「学校クラスター」、松山市でございます。昨日は11件の検査を行って、全て全員の陰性が確認されました。保健所の休み中でありますから来ている方も限られていますので、その段階で全員の関係する検査ができました。保健所の調査でも安全が確認されたという連絡が入りましたことから、この県立高校は本日から学校活動を再開しております。明日の入学式も予定どおり実施される予定です。昨日お知らせしたとおり、学校関係者には全員もう連絡がいっていますので、しっかりとした説明の中で非常に落ち着いているというふうな連絡が入っております。

 その他の事例でございます。こちらの10事例、それぞれ1から3名の陽性が確認されております。なお、この中でですね、383事例目5名、423事例目5名、438事例目が5名、441事例目が6名となっていますが、それぞれ別の関係での陽性確認ということで、5名以上ですけどもクラスター認定にはまだ至っていない状況でございます。その他の34事例では、全て83件の検査で全員の陰性が確認されています。なお、本日公表の事例の中に、医療関係、公表している事例ですけれども、福祉関係が含まれておりますが、医療関係では幸いなことに広がりが見られません。そして、福祉関係は引き続き幅広な調査、そして検査が進められている段階でございます。また、高齢者施設へのスクリーニング検査、ここにつきましては、今、市町にも県の補助を使ってということでお願いしています。そして、中には砥部町のように町の上乗せも含めて実施を発表したところもありますが、クラスターが発生して速やかな対応が必要な3市、松山市、新居浜市、西条市につきましては、施設職員を対象にスクリーニング検査、開始をいたします。関係者、施設、検査機関と連携し、調整を進めておりまして、これはもうすぐにやるということで、できるだけ早く開始したいと思います。その他、新規事例では10事例で10名の陽性が確認されておりますので、速やかに調査が開始されています。

 最後に明日、感染対策期の措置を公表いたします。県内の広がりや医療現場の負担を考えて、社会経済活動に一定の影響が出ても感染防止を最優先すべき状況にあるということをぜひ県民の皆さんも事業者の皆さんもご認識、ご理解をいただきたいと思います。内容については明日あらためて説明しますが、先ほど事例もお話ししたとおりですね、ちょっとしたこと、ルールを守れなかった場合、変異株、すぐに迫ってくるという状況でございます。ぜひそこをお願いします。そしてもう一度、毎回申し上げます。こういう時には「誰だ誰だ、どこだどこだ」、特定するような情報拡散、不安をあおっていくような情報拡散、そういうのが一部の方々によって行われてしまいます。絶対に皆さん、良識ある方々、多くの方々、惑わされないように、踊らされないように気を付けてください。正しく恐れてください。そして変異株、感染力が従来株よりも強い、それを念頭において日々の行動に気を付けてください。そして、従来株であれ、変異株であれ、結局のところはやるべきことは同じで、個人個人の感染回避行動に尽きるということでございますので、ぜひ徹底をお願いしたいと思います。以上です。

 

(愛媛朝日テレビ(幹事社))

 ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします

 

(南海放送)

 すみません、南海放送です。明日から引き上げの感染対策期についてなんですけれども、まだ内容検討中ということではありますが、おそらく影響を受ける方々、かなり多くなるかと思います。準備等ももしかしたら必要な方もいらっしゃるかもしれませんが、現段階で決まっていることで何か言えることがあれば。

 

(知事)

 はい、そのために昨日から既にもうメッセージを送り始めていますので、準備に入られた方々もいらっしゃると思いますし、また特に経済活動については、経済界の団体には直接連絡をし、そこからまた下していただくことになっていますので、そういった中でだいたいの方向性は打ち出していますので、準備をしていただけたらと思います。基本的には対象は全県であるということ。ただ、感染状況を踏まえると濃淡はあるということ。そういう中でやっぱり一番懸念するのは松山市が多いですから、松山市民の皆さんには不要不急の外出の自粛は今日もお願いしたようにですね、この2週間、踏ん張っていただきたいということ。それから、その他の地域への広がりというものを抑えるために、松山市との往来には不要不急以外は自粛していただきたいということもお願いしたいと思っています。それから、県有施設の集客、これは全部というわけではなくて、どこをということを考えていますので、やっぱりリスクがあるところ、リスクがないところもありますので、そこは選別しながら感染リスクが考えられるような県有施設については今拾い上げて、これはもう閉めていくという方向になろうかと思います。それから、その他、イベント等についての注意事項であるとか、こういったことも含めて、明日もう少し細かくお話したいと思っています。

 

(テレビ愛媛)

 すいません、テレビ愛媛ですが、先ほど、この2週間踏ん張ってほしいとのお話でしたが、対象期間は。

 

(知事)

 今、時短要請を出している21日をまず当面の目標で、ここの約2週間ですね、一つの目指すべきところとして、本当に、本当に一人一人で全員ができたら、必ずこれは食い止められると信じていますし、乗り越えられると思います。そこを皆さんにぜひ分かっていただいてご協力いただきたいというふうに思います。

 

(テレビ愛媛)

 不要不急の外出自粛となりますと、去年の今ごろではステイホームだとかそういうふうな呼び掛けだったかと思いますが。

 

(知事)

 そうですね。基本はそうなんですけど、ただここはすごく難しいところだと思うんですけど、では不要不急の外出自粛だったら飲食店行っちゃいけないのか、というふうなことにもうすぐなってしまうんですね、いろんな方いらっしゃいますから。ここは良識のある行動ということを、明日も説明しようと思いますけど、例えばずっと言ってきているように、今、飲食店時短をやっている地域もありますけどもクラスター発生してないですよね。それはやっぱりルールを守っているからだと思います。ですから、例えば大人数はやめてくださいよ、4人以下ですよ、普段会っている人に限定してくださいね、時間も2時間以内にしてくださいね、感染対策をしっかりしているお店だけにしてくださいね、というようなルールの中であれば、そこは不要不急というジャンルには入ってこないと思います。そこのあたりの受け止め方というのは個人個人異なりますからすごく難しい、悩ましいところなんですけども、ここはもう普通の常識というものをものさしにして、不要不急というのは考えていただきたいというふうに思います。だから、例えばそうだったら、学校行かせない方がいいじゃないかっていう人も多分出てくると思うんですけど、でも学校は不要不急ではないと僕は思いますし、そういうところがいろいろと意見はあろうかと思いますけども、普通の常識というものをぜひ皆さん、ものさしにしていただきたいと思います。

 

(朝日新聞)

 すみません、朝日新聞です。時短要請についてなんですが、今は午後9時までとしているところを、例えば午後8時までとかにさらに引き上げるっていうようなことは考えられていますか。

 

(知事)

 明日ですか。

 

(朝日新聞)

 はい。

 

(知事)

 明日は考えてないです。というのは、今9時の段階で、さっき申し上げたように対象エリアで飲食店クラスターは発生していません。それからその他の以外でも、一つだけ飲食店で1店舗クラスターがありますけれども、それ以外では発生していません。ということは、皆さんきっちりとルールを守って、お店も感染対策をして過ごされているという段階ですから、そこで出ていない状況の中で条件を変えるというのは考えていません。ただ今後ですね、地域によっては飲食店クラスターが複数発生し始めたとかですね、そういうことになれば8時というのも選択肢に入ってくると思いますし、対象エリアを拡大するということも選択肢に入ってくるということだろうと思っています。そこはもう毎日毎日の状況をしっかりと見極めながら速やかに対応するという緊張感、常に持ち続けて向き合っていきたいと思っています。

 

(朝日新聞)

 「Go To Eat」などの取り扱いについても同じような理由で変わらずと。

 

(知事)

 そうですね、「Go To Eat」については、もう既存分の販売は先月末で終了し、新規の販売はありません。利用は可能ですので、今言ったようなルールを守る中での活用に限定してくださいということです。

 

(NHK)

 NHKです。感染対策期は感染予防を最優先とするということですけれども、明日発表される対応策の中には、例えばその経済活動に対する支援策とかそういったことを盛り込む予定はないんでしょうか。

 

(知事)

 それは今のところないです。

 

(NHK)

 それはその感染予防を最優先にするからということで。

 

(知事)

 そうですね。それと、今まで国も含めて県も、あるいは市も、いろんな事業者への、例えばこれまでだったら給付金もありましたし、それから無利子の貸付制度もありましたし、いろんな手立てをやっています。国にしても県にしても市にしても、財源が無尽蔵にあるわけではありません。それを全部やっていたらこの国は破綻します。だからやれること、やれないことあります。そこはもう限界があるということは事実です。ですから、ともかく感染、今この2週間という期間集中して、これを食い止めれば平時に戻れますから、そういった、もちろん感染回避というのは継続しながらですね、感染回避行動は。そういったところも含めてですね、踏ん張っていただきたいというふうに思っています。

 

(テレビ愛媛)

 すみません、テレビ愛媛ですが、要請内容が基本的には松山市を中心にされていると思いますが、東予エリア、クラスターも発生しております。このあたりへの考慮というのはいかがでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、今、この新居浜・西条につきましては初期段階なので、市町から徹底的な注意喚起が行われていると聞いています。それを受け止めて、松山市ほど人口が多くないので、きっと皆さん実施に移していただけるだろうと思いますが、それでも広がる懸念が出た場合は松山市と同等の呼び掛けに切り替えていくということは選択肢に入ってきます。

 

(愛媛新聞)

 すみません、愛媛新聞ですが、先ほど経済の支援策は新たに考えられてはないというお話だったかと思うんですけれども、これはもうその事業者に対して何かしら営業を制限するような要請というのは今のところは考えていないということで。

 

(知事)

 ないです、はい。

 

(愛媛新聞)

 高齢者施設、松山と新居浜と西条でのスクリーニング検査なんですけれども、これはどのような施設を。

 

(知事)

 高齢者施設。

 

(愛媛新聞)

 全てということでしょうか。

 

(知事)

 はい、そうです。

 

(八矢副知事)

 詳細は、明日あらためて説明します。

 

(あいテレビ)

 あいテレビです。対策期の関係ですが、とりあえず2週間重点的にというお話でした。それ以降、いわゆる改善傾向は見られなかった場合は、延長もしくはまん延防止(等重点)措置の適用を求めたりとか、そういったことも視野に入れていらっしゃる。

 

(知事)

 もちろんそうです。あらゆる選択肢があると思います。

 

(愛媛朝日テレビ)

 愛媛朝日テレビです。先ほど県有施設などの対応等もおっしゃられたかと思うんですが、多くの集客をするような施設、松山市のものもあるかと思います。松山市のご対応というのは知事のお考えの中ではどのようにすれば適切かなとか。

 

(知事)

 そうですね、これは分かりません。ただ県はもうこういうかたちでかじを切ったということは伝えています。それを受けて、県はこういう施設の関係もこうするということを伝えています。それを参考に、今がどういう時期なのか、緊張感を最大限に、特に松山市は高めていただいて、どうするかは議論してほしいという段階で、どういう議論になってくるかはちょっとまだ今、報告は入っていません。ただ呼び掛けにしろ、それから保健所の現場の負荷がすごく強いですから、(市役所)本体の方で緊張感をさらに高めていただきたいと。そして呼び掛けにしろ、やるべき自前の対策にしろ、いろいろ考えて、打てる手は全部打ってほしいと願っています。

 

(愛媛朝日テレビ(幹事社))

 各社さん、他に質問等はよろしいでしょうか。ではこれで終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

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