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新型コロナウイルスの感染の確認(3月9日公表分)等に関する記者発表の要旨について

ページID:0017305 更新日:2021年3月10日 印刷ページ表示

日時:令和3年3月9日(火曜日)15時30分~16時05分

場所:知事会議室

 

 

(知事)

 まず昨日、4日ぶりに新規事例で1名の陽性が確認されています。西条市にお住まいの方でございます。詳細は後ほどお知らせします。陽性が確認された方に心からお見舞いを申し上げさせていただきます。

 3月に入りまして公表しました陽性者は4名でございます。新規2名、既存事例からの2名。散発的な陽性確認はこのようにあるものの、県内の感染状況は落ち着いた状態を維持しています。また、衛生環境研究所のスクリーニング検査で、4件変異株の陽性が新たに確認されていますが、こちらもいずれも封じ込め、囲い込みが完了している今治市の3事例の中での変異株の確認でありまして、地域に広がっているということではございませんので、この点は受け止めていただきたいと思います。

 本日は主に5点について説明いたします。まず変異株検査結果の公表方法が国(において)変更いたしましたので、このことについて。二つ目は昨日の検査結果。三つ目はお花見に関する注意事項。四つ目は福祉施設等自主検査補助の拡充について。五つ目はワクチン接種の進捗についてでございます。

 まず、国の変異株検査結果の公表方法の変更についてお知らせいたします。変異株については、これまでに国は20都府県で194名確認していることを公表しています。この中には、これまでのルールでは愛媛県の五つの事例は入っておりません。(前回の会見で示した変異株の確定として公表されない)第2グループということで公表されていません。本県でもスクリーニング検査で初めて5件を確認して県の方で公表しましたが、国の検査では遺伝子配列の確定に至らなかったことから、国の変異株の公表件数には含まれない扱いとなりました。それがこれまでのルールであります。今般、この公表方法を変更する旨の通知が国からございましたので説明いたします。これまでは、都道府県のスクリーニング検査で変異株が確認された場合であっても、国立感染症研究所で遺伝子が全て解析できた確定例のみ国が変異株として公表をしていました。今後は3月8日からの変更になります。県が実施する変異株PCR検査で変異株と確認された時点で各都道府県が、今回愛媛県はこれをやったわけでありますけども、各都道府県が公表することとする。そして、国は各自治体の変異株の発生状況をこれに基づいて取りまとめて、週に1回、週報として公表する。こういう手順に3月8日からなるそうです。ですから新しい基準に適合になると、前の(3月)8日以前の5事例も県が先に発表していますので、これもカウントされるということに変更されるそうです。ただ今回、これからのことでありますから、(3月)7日以前のものについては入っていないということになります。ちょっとその辺、ややこしいんですけども、国がそういうふうに決めたということでございます。この公表方法の変更により、変異株が確認されたときに、より迅速に都道府県から住民へ全国でも注意喚起が行えるようになったほか、今後は国立感染症研究所で遺伝子情報が全て解析できなかった検体であっても、変異株の特徴が確認された場合は国の公表対象に含まれるということになるそうです。3月から全ての都道府県の地方衛生研究所で変異株のスクリーニング検査が可能になったことも背景にありますけども、結果的には「えひめ方式」が国のルールとして標準化されるということになります。こうして捉えた方が分かりやすいんではないかなというふうに思います。今後とも変異株による陽性が県内で確認された場合は、前回と同様、愛媛県の場合は県民の皆さんに速やかに検査結果をお知らせしてまいります。

 次に昨日の検査結果等についての説明でございますが、本日からパネルを一部変更しておりまして、変異株の陽性確認状況、この欄ですね、追加をいたしました。変異株で取り扱う場合はここにこういう印を付けるということにいたしてまいりたいと思います。パネルの下に変異株の、こちらですね、全体状況をまとめております。これまでに衛生環境研究所で実施したスクリーニング検査は111件ございます。うち、もう公表しているとおり、今日の4件を加えて9件が変異株として確認されております。このうち4件は先ほど申し上げましたとおり、国の検査で確定には至らなかったもののイギリス株と確認され、3月3日に公表したものであります。愛媛県ではこうして9件と公表していますけれども、国のルール、先ほどのルールに基づくと愛媛県は国から発表されるときは4件ということになります。ちょっとその辺、変な話なんですが、そういうことでやるということなんでお知り置きください。本県の確認数は9件ということであります。冒頭にも述べましたが、この9件はいずれも封じ込め、囲い込みが終わっている事例の中での変異株の確認であります。二つのクラスター事例がその中には含まれておりますので、やはり感染力は強いんだということがうかがわれますが、ただ誤解しないでいただきたいのは、囲い込んで封じ込められた事例の中での確認ですから、地域に現在、この事例から広がっているものではございません。ただ、これからは県外からの持ち帰り、持ち込みも可能性としてありますので、今後もこのかたちで県の変異株の検査状況はお知らせしていきたいと思います。

 昨日の検査では衛生環境研究所では12件のPCR検査が行われておりまして、その中では陽性確認はゼロでございました。それ以外に毎日、先週は1日(当たり)170件、これ(衛生環境研究所での検査)とは別に1週間に1度集計いたします、170件のかかりつけ医の先生方が行っていただいている抗原検査等がございますが、その中から1件陽性の連絡がございました。本日は陽性確認が1名でございますので、年代、性別等の属性については、今後5人から10人、一定数がまとまった段階で、感染者の特定を避けるため、あらためて統計的な整理を行って公表をさせていただきたいと思います。ただ、住所地は西条市ということでございます。

 では各事例の進捗状況でございますが、封じ込め事例は特に変更がございません。囲い込み事例も新規はございませんが、既に囲い込みが終わっている今治市の仕事関係クラスター、こちらについては中の方、健康観察期間が終了する方12名いらっしゃったので、全員検査をしたところ、全て陰性が確認されました。また、322事例目のこちらも今治市の事例でありますが、これも変異株の関連ですけども、こちらとともに封じ込めに向けて、最後まで丁寧な健康観察を行ってまいりたいと思います。

 次に調査中事例は、先ほど報告した冒頭の新規事例の1事例のみでございます。陽性になった方は西条市在住で、ちょっと行動歴がですね、緊急事態宣言の対象地域に長期の滞在をされていた方でございます。県内に入った翌日に症状が出たということで、感染が外から持ち込まれた可能性が極めて高いと考えられます。やはり、感染状況が落ち着いていない県外や国外からの持ち込み・持ち帰りリスク、これは十分にこれまで申し上げてきたとおり、感染警戒期でございます。十分に皆さん、ご注意をいただきたいと思います。ちょっとでも症状が出たら、すぐにこうして連絡をしていただくことによって、感染の拡大を食い止めることができますので、ぜひその点もよろしくお願い申し上げます。

 次に入退院の状況でございますが、入院されている方も、重症者も変更ございません。宿泊療養施設も変更ございません。自宅療養等も変更ございません。退院された方が1名いらっしゃるので、1,022名がご回復となっています。

 次に3点目、お花見に関する注意事項でございます。本格的な春を迎えて、いよいよ今月中旬あたりから県内各地で桜の開花が予測されております。3月15日ぐらいでということも発表されていますが、その中で花見の計画を検討されている方もおられるのではないかと思います。ただ、緊急事態宣言発令中の首都圏をはじめ、いまだ厳しい感染状況の中にある都道府県においては、花見の自粛を要請している地域もございます。本県では、県民ならびに事業者の皆さんのご協力をいただいて感染状況は落ち着いておりますが、(感染)警戒期ということでもございます。花見については、ある一定の注意喚起を呼び掛けさせていただきその中で行っていただく。いわば一律に自粛を要請することはいたしません。その中で、感染リスクの高い行動は特に、特にと言うか絶対に控えていただきたい。そのルールの下でお楽しみいただきたいというふうに思います。こうしたことが残念ながら守られないというような状況が出てきた場合、あるいは感染の拡大が見られた場合については、この取り扱いを再検討、途中でさせていただくことは事前に申し添えさせていただきたいと思います。

 それでは特に注意していただきたい点について、ポイントをまとめておりますので、パネルに沿って説明させていただきます。まず、お花見。今年はですね、家族・友人・職場の同僚など日頃会っている身近な範囲で、そして会食と同じように大人数・長時間は避けてください。これが一つ目です。そして、お花見中の宴会、カラオケはやめてほしい、やめていただきたい。これは大声になるリスクが当然拡大しますので、宴会・カラオケでなく、本当に身近な日頃会っている方と人数を絞って、時間も絞ってやっていただく。それから体調不良の方は、もう絶対に参加はしない、させない。これは徹底してください。それから会話時は、マスクの着用やグループ間は適度な距離を取っていただくということでお願いしたいと思います。また、飲食が伴う場合は、大皿は避けて、食器は個別、使い回しはしない、これも徹底してください。こういったこと、自宅のバーベキューなんかで、昼、こうしたケースで広がっていった事例もありましたのでしないでください。それから、感染防止対策はおのおのが徹底していただきますようにお願い申し上げたいと思います。

 なお、道後公園や南レク公園などの県の管理公園、道後公園、南レク、それからえひめ森林公園等ですね、県の管理公園については、施設のホームページや園内の掲示板等でこれらの注意事項を周知いたします。そして、公園の中は定期的な見回りを実施させていただきたいと思います。そして、市町においても県の対応を紹介し、同様の対応をそれぞれ管理する公園で取っていただくように要請させていただきたいと思います。

 注意していただきたい感染回避行動の内容は、従来から徹底をお願いしている会食や飲酒の場での注意事項とおおむね同じでございます。ただ、お花見は年に1度の非日常的な開放的な行事であり、気分も緩みがちになることも予想されますが、何とかこの沈静化している感染状況を維持して、明るい気持ちで新年度を迎えられるかどうか、これはわれわれの一人一人の感染回避行動に掛かっていると思いますので、ルールにある一定の条件の下でお楽しみいただくということを念頭に置きながら行動をしていただきますようにくれぐれもよろしくお願い申し上げたいと思います。

 次にですね、先日発表をいたしました福祉施設等自主検査補助の制度でございますが、期間限定の拡充策について説明させていただきます。高齢者施設のクラスター事例発生を受けまして、2月に高齢者施設等に対する行政検査としてのスクリーニング検査と福祉施設等の自主検査に対する補助制度が創設されました。このうち自主検査の補助制度は、施設への新規入所者に加え、研修や冠婚葬祭などのやむを得ない事情により、感染拡大地域を訪問した職員に対し、福祉施設等が行う自主検査に一定額を補助するものでありますが、この年度替わりはですね、進学や就職等で人の移動が多くなります。そういったことを勘案しまして、3月15日月曜日から4月18日日曜日までの約1カ月間を対象に、次の二つを補助対象として拡充をしたいと思います。一つは、本人または同居者、これ帰省中の家族も含めて、同居者が、感染が懸念される地域と往来した職員、こうした方々を対象に加えます。それから、県外から転勤、または就職した職員、県外は全て(の地域を)対象、先ほどのケースは2月末現在の緊急事態措置対象地域10都府県。そして、二つ目の県外から転勤、または就職した職員さんについては、この都府県の限定はありません。全部対象といたします。

 いずれも県外から感染を持ち込む可能性を想定したものでございまして、感染重症化リスクの高い高齢者等への感染を未然にこれでもって防ぐことができればと考えておりますので、施設管理者の皆さんにはぜひこの補助対象の拡充を活用して、万全の体制を取っていただきますようお願い申し上げたいと思います。

 最後に5点目、ワクチン接種の準備、進捗状況でございます。まず、河野大臣の発言が新たに3月5日ございました。あくまでも見通しでございます。依然として、EUの承認が前提とあえて言われているということは、確定されているものではないと推定されます。ですから、あくまでも大臣の発言の見通しでございます。

 医療従事者等約480万人分のワクチンが5月前半には全量供給。そして高齢者3,600万人分も6月末までには全量供給されるという見通しであるということでございます。ただし、これらの量はあくまでも国から送られる供給の時期の予定でございまして、実際に接種が行われる時期とは異なります。(ワクチンが)送られてきてから準備、接種が始まるまで2週間ぐらいは必要だと思います。それから人数によっては、期間を取ってということになりますから、この時期に国が発表して5月末にいきますよ、じゃあ翌日から接種開始ではないと。この時間差だけは誤解されてしまうので、勘違いをされないようによろしくお願い申し上げたいと思います。あくまでもこれは国の配布、供給見通しということでございます。ワクチンはですね、実は僕も初めて見たんですけど、これがファイザー製のものなんですけど、こんなに小さいんですね。これが現物でございます。これを希釈して使うそうです。この瓶のことを「バイアル」と呼ぶということです。このバイアル単位で6回接種できる、この1瓶に満タンに入っているわけではなくて、かなり濃縮されたものが少なめに入っていて、その余っている余白に希釈剤を入れて、これから注射器を入れて、今だと5回、あるいは注射器によっては6回、この1瓶で使うということだそうです。バイアル単位で6回接種できる注射器の準備も鋭意進めているという発言がございますが、それがいつ、どの程度供給されるかは確定されたものではないので、今の段階では5回というふうなことで考えざるを得ないのかなというふうに思っています。

 先週、今週と届けられる優先接種向け第1弾のワクチンに加えまして、3月22日の週、これが先ほどの第1弾ですね、医療従事者向けの1万2千人分については3月1日、8日の週の2週に分けて、6箱、6箱の12箱が愛媛県に来ると。(パネルの)これは全国です。こちらの500(箱)というのは。この12箱分が1万2千人分の1回目分。そして2回目分が3月22日、29日の週に同じく、6箱、6箱で、2回目分の1万2千人の方々の分が第1弾として届くということでございました。

 そして次にですね、第2弾として1回目接種分が国はですね、これまだ県当たりの配布状況は示されておりません。こちらの全国配布分の数字になります。200箱、200箱。第2回目が4月に入ってから200箱、200箱。そして、第3弾でこれも全国の数量、残りを1回目分は1,200箱、1,200箱。そして5月の半ばには1,200箱、1,200箱で、これでだいたい全量というふうな医療従事者向けの全国の方々に対する配布スケジュール予定ということで示されているところでございます。

 愛媛県ではですね、少なく見積もっても、人数換算で約4千人分程度が、こちらですね、追加第2弾では4千人分程度は来るんではないかと見込んでおりまして、このワクチンを活用して、まず新型コロナの入院協力医療機関、それから発熱者等への診療・検査協力医療機関、それから医療従事者や高齢者へのコロナワクチンの接種にご協力いただく医療機関、こちらの医療従事者等への接種を進めるよう、今、各郡市医師会とも調整を進めていきたいと考えております。そして、その他の医療従事者等の方々については、さっき申し上げた、まだ県ごとの配布量は決まっていませんが、4月に予定されている第3弾の配分を活用して接種を進めていきたいというふうに思います。簡単に言えば、接種をするお医者さんに優先的にやっていくと。関係するお医者さんに優先的にやっていくと。その対象が第1弾の1万2千人プラス、見込みではありますけども、こちらの4千人分、1万6千人分が優先的に接種され、そして、それ以降のスケジュールによって、残りの3万数千人の医療従事者関係の方々に接種していくと。こんなスケジュール感でございます。

 続いて、4月中の高齢者向けワクチンの各市町への配分についてでございます。ご覧のとおり4月5日の週から、(パネルの)ここからですね、だいたい1週間ごとに届き始めます。合計で42箱のワクチンが、箱ですね、42箱のワクチンが本県に配分されることになります。この各市町分の市町別の配分については下段の表になってまいります。バラバラと届いてきますので、まず4月5日の週に松山市と宇和島市に1箱ずつ、これは国が進めた優先接種が新居浜(の医療機関)でしたので、東・中・南予のバランスも考えて、2箱しか何せ届きませんから、東・中・南予というふうな順番で松山市と宇和島市というふうなかたちにさせていただいています。そして、4月12日の週と19日の週については、市に対して、人口規模に応じて合計20箱。こちらとこれですね、この2週で20箱。それから4月26日の週には町も含めて全20団体に1箱ずつ配分することといたします。1バイアル(当たり)、先ほど申し上げましたように、5回接種で換算した接種可能人数、こちらを各市町ごとの接種可能人数をこちらの方に出させていただいております。実は先日の会見でご説明した際には、20市町の高齢者人口比に応じてワクチンを小分けして配送すると説明させていただきましたが、その後ですね、国から重篤な副反応が起きた際にワクチンの特定が困難になることから、ワクチンの小分けは認めないという連絡がありました。そういうかたちで箱ごとの配分をせざるを得なくなりましたので、ちょっとこうばらつきはあるんですけども、国があの後にですね、通知をしてきましたので、これも従わざるを得ないので、箱ごとの配分というかたちになったので、ちょっと接種可能人数が人口比にはなっていないというふうなことになりますので、お知り置きいただきたいと思います。

 ただですね、これは高齢者向けのワクチン、ご覧のとおりですね、ごくごく一部です。県内の高齢者数は約44万人対象者がいらっしゃいます。4月中に配分されるワクチンはそのうちの2万1千人分という極めて限定的な本数でございます。ということはですね、まずは全市町に届きますので、試行的に接種体制を、各市町でこれを使って検証していただくということになろうかと思います。5月以降の配分は供給量を増加できそうとしか河野大臣は言われていないので、これも分かりません、どうなるか。もし、それが本当に現実になった場合は、高齢者人口比率を加味して、市町間で整合が取れるよう調整していきたいと思います。

 高齢者接種の進め方については各市町でご検討いただきますが、松山市、宇和島市では4月12日ごろからの接種、これが皮切りとなります。申し上げましたように各市町への供給量は極めて限定的でございますので、高齢者に広く接種するかたちは不可能でございます。ということで、各市町の協力が得られた高齢者入居施設等において、試行的な接種が開始されていくのではないかというふうに見通しています。各市町はこの期間で接種体制の検証や円滑な接種への工夫、それから経験を積んでいただくということ、これをお願いしたいと思います。全部このワクチンはひも付きになっていますので、これは医療従事者向け、これは高齢者向け、国の方針でありますから、そうしたようなかたちでやらざるを得ませんが、医療従事者と高齢者の接種が重なることから、接種の進め方については県医師会とも意見交換を積み重ねてまいりました。そして、その中で高齢者接種に協力をしていただける医療従事者の感染防止に一層の配慮が必要というところで意見がございました。それを受けまして、原則として、2回の接種を終えた医療従事者が接種を担当するのが実際は望ましいんですけれども、最低でも1回目の接種を終えた医療従事者にご協力をいただくため、医療従事者を優先して接種を進めたいと考えております。高齢者の接種につきましては、医療従事者の2回の接種が進んだ後、ゴールデンウィーク明けから徐々に本格化するものと想定しておりまして、そんな感じの、あくまでも河野大臣の発言を受けての推定に基づく予定でございますけども、その点、県民の皆さんにはご理解をいただきたいと思います。以上です。

 

(南海放送)

 変異株についてだが、県の衛生環境研究所の方の県検査で変異株といわれるものに認められるものについては、いわゆる公表するに当たるものになるということか。

 

(知事)

 そうですね。

 

(南海放送)

 その検査では、いわゆるイギリス型だとか南アフリカ型だとかというのは分からないのか。

 

(知事)

 分からないです。だから変な話、昨日(確認された)、愛媛県の前回(の発表)と同じように変異株スクリーン検査で変異株の特徴ありと言って発表したところは、来週からは国にカウントされていくということになります。でも、ではさかのぼってやるのかといったら、それはないみたいです。

 

(南海放送)

 県の検査で変異株と分かったものについて、国の方にいわゆる確定検査というか、送る作業というのは今後引き続き行われるのか。

 

(知事)

 これはやはり専門的な知見を持っている衛生環境研究所の方で、この検体はやる必要ありという判断していますので、その中で送っていくという作業が続いていくと思います。

 

(南海放送)

 ワクチンの話だが、先ほどかなり供給量が、初期は限定的になるので、高齢者の入所施設を主にして始まっていくんじゃないのかなという話があったかと思うが、これはいわゆる各市町等と協議した上でこの方向で進んでいくということか。

 

(知事)

 結局、接種自体は市町の事務、作業になりますので、県がこうしろああしろという立場ではないんですが、むしろ市町からどんなふうにしたらいいのかなという相談も多いんで、こういうふうなことで考えることも選択肢ではないかという事例として、協議の場なんかで出しているんですけども、極めて合理的な提案だと思いますので、それをそうだなということで採用される市町が多くなっていくんじゃないかなというふうには思っています。

 

(南海放送)

 その方向で調整が進んでいるということか。

 

(知事)

 そうですね。もちろん主体は市町になりますけれども。その方向になっていくんじゃないのかなという気はしますね。

 

(テレビ愛媛)

 ワクチンの関係で、5月以降に高齢者の人口比率でという話で、4月はそうではないということだが、これは拠点病院などがあるところの自治体に。

 

(知事)

 結局さっき言ったように、(ワクチンが)来てから準備等でやっぱり2週間ぐらいは必要なんですよね。ですから4月の状況で送られてくるということで、その準備等々で追われていますから、しかもギリギリまで配分の箱じゃないとだめだとかというのも、ギリギリになって来ましたのでね、全てまたやり直しだったんですよ。そういうふうなこともありますので、先ほどの大まかなスケジュール感としては、5月ということを申し上げさせていただきました。

 

(愛媛新聞)

 関連してワクチンのことだが、高齢者の接種の前に医療従事者の方のできれば2回分を終わらせてからという話だったが、具体的には、例えば高齢者用のワクチンが届いていても、まずは作業として医療従事者の方の完了をもう優先させるということか。

 

(知事)

 そうですね。最低でも1回は。というのは、それはやっぱりお医者さん自体の声としても大きかったんですね。それはしっかりと受け止めて、やっぱり現場で感染リスク等もありますので、(接種を)やっていただく、お願いする立場でもございますから、できるだけ要請には答えたいという県の方針でございます。

 

(愛媛新聞)

 知事が高齢者の接種、4月12日ごろからと言ったが、資料の方、4月12日とあるのは、もうこの日付という想定でよろしいか。

 

(知事)

 はい。12日。

 

(愛媛新聞)

 12日に始める。

 

(知事)

 はい。

 それともう一つ、副反応のニュースが一部ありましたけども、お医者さん、その医療機関の判断では、国に届けるまでの症状ではないということでございました。軽症ということでございます。

 

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