ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 保健福祉部 健康衛生局 > 健康増進課 > 新型コロナウイルスの感染の確認(1月4日公表分)に関する記者発表の要旨について

本文

新型コロナウイルスの感染の確認(1月4日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017268 更新日:2021年1月5日 印刷ページ表示

日時:令和3年1月4日(月曜日)15時00分~15時24分

場所:知事会議室

 

 

(知事)

 昨日、県内で新たに9名の陽性者が確認されています。内訳は新規6事例で7名。既存、だいぶ収まってきてまして2事例で2名となります。陽性が確認された方々に心からお見舞いを申し上げます。本日説明させていただくのは、まず一点目に年始における注意事項、昨日も申し上げたんですが、仕事始めということであらためて注意事項を申させていただきたいと思います。それから二点目が事例の概要。それから最後にですね、ホストクラブ関係への呼び掛けをさせていただきたいというふうに思います。

 まず、年始における注意事項でございます。この年末年始、帰省等々で感染拡大地域から来られた方の陽性、そして感染というものもぽつぽつと散見されました。そして、これから次なる注意点は、逆に感染拡大地域等に行かれて愛媛に戻ってきた方々の職場での感染等々に注意が必要になってまいります。たとえその地域でPCR検査を受けて陰性を確認したといってもその時点での陰性でありますから、その後に症状が出たりする場合もございます。ですから、決して安心はできない環境にありますので、社会経済活動が再開されるとこういった点への特段の注意がヤマをつくらないために必要になってまいります。

 昨日、そうした注意点をお願いしましたが、本日午前中に県内の事業者、そして大学・専門学校に向けて文書を通知をさせていただきましたので、それぞれぜひ気を付けていただきたいと思います。注意点、大きなところは二点でございます。一つは、職場や学校への感染の持ち込み防止でございます。年末に忘年会を重ねた方々、あるいは正月に普段接していない方と会食をした方々、先ほど申し上げたように、いろんな事情で感染拡大地域を訪れていた方々、こうした方々から活動再開後の会社や学校などへの感染の可能性ですね、それを防ぐ必要があるため、まず、新年のあいさつをするため多少具合が悪くても行こうかな、これはもう絶対におやめいただきたい。体調不良の場合は自宅で静養すること、そして、この2週間の間も顔を合わせていた方々でない限り、新年の懇親会は見送っていただきたいというふうに思います。二つ目は、会食における感染防止でございます。こちらも昨日申し上げました大人数、長時間の会食は行わないでいただきたい。体調不良の方は参加しない、参加させないを徹底していただきたい。感染拡大地域での滞在を含め2週間以内にリスクの高い行動をされた方、そういった方々は親族や親しい間柄でも会食は避けていただきたい。毎年恒例の会食であっても、場合によってはこうしたことで当てはまる方は開催を見送る、誘われても断る、こういったことについてくれぐれも注意をお願いしたいと思います。なお、飲酒を伴う会食は大きな声での会話等になりがちでありますので、特に気を付けてください。飲食店の会食だけでなく、ご自宅でのホームパーティー、カラオケ等も同じでございます。当面2週間、大事な時期になりますので、くれぐれも「うつさないよう周りに配慮」を特に心掛けていただきたいと思います。

 それでは、次に事例の説明でございます。まず入退院の状況でございますが、医療機関に入院されてる方は47名変わりません。重症者も3名で変わりません。宿泊療養施設も22名で変わりません。ただ、退所された方が2名、新しく入られた方が2名で変わらないということでございます。本日から「ホテルたいよう農園古三津」の方にも入所者が来られることになっております。それから自宅療養の方は2名減りまして21名、一方で昨日は11名の方が退院後回復されましてこちらが390名となりました。

 それでは次に事例ごとでございます。まず検査でございますが、昨日は39件プラス抗原検査、かかりつけ医の先生の抗原検査が別途120、130件はあろうかと思います。そのうち30件が陰性で、9件が陽性で、この中には4件が抗原検査で確認されたものでございます。

 まず対処事例、封じ込めですけども、148事例目、こちらの方、公表されていた海上保安庁の方で、もう説明したとおり全く人と接触がなかった方でございますので、そこは濃厚接触者ゼロでございます。封じ込め完了でございます。

 それから次に囲い込み事例でございます。145事例目。こちら既に囲い込みされているケースで、お一人症状が出た方がいらっしゃったんですが、検査の結果陰性で問題なし。それから147事例目と学生の方ですね、それから149事例目、県外からの方でございます。県外の方でございます。こちらもですね、濃厚接触者も本当に年末年始もあったんでしょう、行動範囲狭かったので全ての関係特定できました。検査も終了しましたので、濃厚接触者の自宅待機と健康観察を残すのみ、2例は囲い込みに入ります。

 次にこちらの6事例は、昨日は検査行われてません。今まだ現在保健所の調査が継続している事例でございます。昨日、検査が行われたのがここから下になります。

 まず125事例目でございます。これは会食クラスターと医療機関のクラスター二つが入っている事例でございます。昨日は医療機関関係で濃厚接触者3名を検査し、全員の陰性が確認されました。会食クラスターの方は検査はございません。もう囲い込みが出来ております。合計で270名幅広く検査を行っておりますが、あとわずかまだ検査が残っている状況でございます。

 それから136事例目、こちらは2名の方の検査が行われ1名が陽性となりました。これは6名になっていますが、複数の場所での確認でございますのでクラスターではございません。この方の概要でございますが、30代の女性、住所地は松山市、職業は会社員、昨日公表した陽性者の濃厚接触者の方でございます。現段階の聞き取りでは濃厚接触者、この方には確認されていない状況ですが、なお調査中でございます。

 次に143事例目でございます。今治市でございますが、昨日は1名の検査を実施し1名陽性が確認されました。この方は住所地今治市、性別は女性でございます。この方は既に陽性になった方の濃厚接触者として自宅待機をしていた方で一度陰性が確認されておりました。症状が出たので再検査で今回陽性ということで濃厚接触者はいらっしゃいません。ここから感染が広がる可能性はないということでございます。

 次に150事例目。こちらは昨日公表した「会食クラスター4」のケースでございます。申し上げたように、早くに診察され検査に応じていただき、全員の皆さんが非常に調査に協力していただきましたので、一気に19人検査できました。全員陰性が確認されました。クラスターとはなりましたが、今申し上げたようなことで迅速に調査・検査が進められております。残り濃厚接触者、こちらは6名いらっしゃいます。潜伏期間の関係で検査を本日以降実施してまいります。

 ここから下は新規案件6件でございます。まず153事例目。こちらは30代男性、県外の方でございます。職業は会社員、住所地は東京都でございます。年末年始を機に松山を訪れたケースでございます。現段階で濃厚接触者6名を確認しておりまして、既に昨日そのうち5名を検査いたしまして全員陰性が確認されました。すなわち、ご本人だけがここの1ということになっています。で、残る1名の濃厚接触者は県外在住者でございますので、そちらの方に連絡済みでございます。ここはそう広がる可能性はないという状況でございます。

 次が154事例目。こちらの方は30代男性で住所地は松山市、職業は会社員の方でございます。現段階での調査では濃厚接触者5名と軽度の接触者2名を確認しています。

 次が155事例目。こちらの方は50代の男性で住所地は松山市、職業は会社員の方。この方は感染拡大地域の滞在が確認されております。現段階の調査では濃厚接触者4名を確認しておりますが、全員県外在住の方でございます。既に関係自治体に連絡済みでございます。

 次が156事例目。この事例では2名の陽性が確認されています。いずれもお二人とも松山市での方でございます。性別は男性と女性でございます。女性は70代の方でございます。現段階の調査では濃厚接触者1名を確認しています。

 次に157事例目。こちらは20代の男性、住所地は松山市、現段階の調査では濃厚接触者4名と軽度の接触者2名を確認しています。

 最後に158事例目。この方は住所地は松山市、20代の男性、調査によると無職とのことでございます。現段階での調査では濃厚接触者、聞き取りでは確認できておりません。

 ということなんですが、本日の事例の説明とは別にして、最初冒頭に申し上げましたように非常に心配している点がございます。11月下旬の「真野」さん、あるいは「おおた」さん、接待を伴う飲食店でのクラスターがございました。その後松山市での陽性確認が続く中、12月下旬以降、いわゆるホストクラブやキャバクラを利用したとの聞き取りも散見されております。「真野」さんや「おおた」さんの場合は速やかに店名の公表にも応じていただきましたので幅広く呼び掛けることができましたが、それ以外もですね、ほとんどは協力的なお店ばかりでして、従業員の検査、それから利用客への連絡、必要な調査・検査実施していただいておりますので、囲い込み、封じ込めができた例がほとんどでございます。ただ、ホストクラブについては、なかなか必要な調査協力が得られないケースもあり、検査ができていない、そして実態が把握できないために追い掛けることができていないケースがございます。本当はこういうことはしたくありません。しかし、これはやはり感染拡大を抑えるために調査への協力がなかなか得られない場合は致し方ないという判断を私の方でさせていただきます。水面下での感染拡大リスクを避けるため、異例ではありますがあえて申し上げます。この2週間以内、昨年の12月21日以降に松山市内のホストクラブで勤務した従業員さん、店名も分かっていません、従業員さんやホストクラブを利用した方々につきましては、ご自身が場合によっては感染してるかもしれないという気持ちをお持ちいただきたいと思います。十分に気を付けて生活していただくとともに、決して他人にはうつさないということの心掛けお願いします。そして、少しでも体調不良を感じた方、この二つ、ホストクラブで勤務した従業員さん、ホストクラブを利用した方々については、異変を感じた場合は、お住まいの地域の保健所まで連絡をぜひください。プライバシーは守りますので、これはその住んでいるところの保健所の方に連絡をし、指示に従っていただきたいというふうに思います。そして検査を受けてください。個人が特定されるような情報は出さないことをお約束しますので、ぜひ連絡を願います。そして、その他接待を伴う飲食店であるキャバクラ、ガールズバーも同様に従業員の方、そして利用された方、体調に異変を感じた場合は躊躇(ちゅうちょ)せずにかかりつけ医に連絡をいただくか、保健所の方に連絡をいただき必要な診察や検査を受けてください。よろしくお願いします。キャバクラなどは、実は従業員さんへの呼び掛けや利用客への連絡などは、この段階で保健所の調査にご協力をいただいております。ですから、ホストクラブについてもぜひ同様にご協力をいただきたいというふうに思います。

 最後に、首都圏1都3県の知事の要請を受け、政府では緊急事態宣言の再発令の検討に入った旨、総理から発言がございました。これからどのタイミングでどのような内容かというのは分かりませんけれども、その対策を見極めた上で、皆さんにも具体的な注意喚起を行っていきたいというふうに思います。特に年末年始、人の移動がある、特にこれからですね、移動されて社会活動が始まる、これからがまた新たな段階と思っていただき、注意をしていただきたいというふうに思います。以上でございます。

 

(愛媛朝日テレビ)

 今回、既存事例、新規事例合わせて9人確認されたということだが、会社員の方も多いかと思う。この中で例えば、現段階で会食を通じて感染がされたような方とかっていうのはいらっしゃるのか。

 

(知事)

 結局、県外から感染拡大地域に行かれた経歴やまた帰省等々がきっかけというケースで、それがご家族と、というかたちはあるかと思いますけども、必ずしも会食でというだけではないと思っています。

 

(朝日新聞)

 最後に言及があったが、あらためて、今日は午前中に首相が緊急事態宣言、一部の地域で発令することの検討に入るということがあったが、愛媛県としてそれの受け止めや、今後どのように国に望んでいくか。

 

(知事)

 そうですね。感染力が非常に強い状況だと思います。そして、大都市圏はちょっと地方とは条件も違いますので、比較はできないと思いますけれども、既にこうした事例ごとの追い掛けはもうできない状況になっているので、もうそうした宣言を出さざるを得ないところに来ている。特に医療の現場が非常に厳しくなっているということを受けてのことであります。愛媛県の現段階では何とか踏みとどまっていますので、そうした宣言に至らないように全力を尽くすというのが一番大事な視点ではないかなと思っています。そのためにも、今日のこの仕事始め以降の一人一人の行動が極めて重要であるという認識で向き合っていきたいと思っています。

 

(テレビ愛媛)

 ホストクラブ利用者への呼び掛けについて、現時点でホストクラブを利用された方でクラスターだとか、そういう感染拡大につながるような恐れがあるというような状況なのか。

 

(知事)

 分からないんですよ。本当にこれは推定でたどりついているということで、何も言ってくれませんから、店名も分かりません。どんな規模かも分かりません。ですから、こういうふうに言わざるを得なくなったと。だから、調査でもプライバシーを今までもずっと守ってきたつもりなんで、なぜ今日調査に協力してくれないんだろうかと。それがご自身の問題だけでなく、社会に大きな影響を与えることになるということをぜひ分かっていただきたいというふうに思っています。

 

(愛媛新聞)

 関連して、それは現在感染が確認された方の中でそのホストクラブとの関連が推測される方がいらっしゃると。

 

(知事)

 推定できるということです。

 

(愛媛新聞)

 推定できるけども、詳細をお話にならないのでということ。呼び掛けとして、そのホストクラブという言い方だが、漠然としているが、どの地域でとか。

 

(知事)

 松山市です。

 

(愛媛新聞)

 松山市内ということで。

 

(知事)

 先ほど申し上げました。松山市。

 

(愛媛新聞)

 地域としては松山市で。

 

(知事)

 ただし、利用客の方は松山市とは限りませんから。広く呼び掛ける必要があると思っています。あと従業員さんもどこに住んでいるかは分かりません。何も分からないんです。

 

(愛媛朝日テレビ)

 先ほどのホストクラブの関連でちょっとあらためて。通常ですとかかりつけ医やコールセンターに連絡することが多いかと思うが、保健所に連絡してくださいということはかなり緊急を要しているというような状況なのか。

 

(知事)

 そうですね。あと、その姿勢でプライバシーは守りますからというメッセージと受け止めていただきたいと思います。保健所の方でもホストクラブの関係ですと言っていただいたらすぐに対応できるようにしておりますので、その点は安心してぜひ調査への、具合悪かったらですね、連絡いただきたいと思っています。

 

お問い合わせ

保健福祉部保健福祉課

〒790-8570 松山市一番町4-4-2

電話番号:089-912-2380

ファックス番号:089-921-8004

 

保健福祉部健康増進課

〒790-8570 松山市一番町4-4-2

電話番号:089-912-2400

ファックス番号:089-912-2399

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

AIが質問にお答えします<外部リンク>