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セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモに注意!!

ページID:0017992 更新日:2024年3月14日 印刷ページ表示

 セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモは、熱帯地方などに分布するクモで毒を持っています。

 セアカゴケグモは平成7年に大阪府内で初めて発見され、その後、各地で確認されています。

 愛媛県内では平成26年1月に愛南町で初めて発見されました。

 ハイイロゴケグモは平成7年に神奈川県で初めて確認され、全国14都道府県で確認されています。

 愛媛県内では令和元年10月に新居浜市で初めて発見されました。

 セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモともに攻撃性は低く、おとなしいクモですが、毒を持っていますので、見つけても絶対に素手で捕えないで下さい。

 また、車などに付着して運ばれ、今後、発生していない地域でも見つかる場合がありますので、十分注意して下さい。

生息場所

 巣をつくり、繁殖するために、日当たりがよく暖かい場所、昆虫などのエサが豊富な場所、適当な隙間がある場所を好みます。

 例えば、

  • 側溝の内部や、その網蓋のすき間
  • フェンスの基部
  • 花壇のブロックの内部
  • 墓石のすき間
  • 自動販売機やエアコンの室外機などの機器と壁とのすき間

 などがあります。

習性

 基本的におとなしく、攻撃的ではありません。脅かされると死んだふりをして動かなくなることがあります。ただし、素手でさわったり、捕まえたりしようとすると、咬むことがあります。

駆除方法

 市販の殺虫剤(ピレストロイド系)を噴射するか、靴で踏みつぶして駆除してください。

 卵(卵のう:卵の入っているふくろ)は、棒きれなどでクモの巣ごとからめ取り、その場で焼却するかビニール袋に入れて完全に踏みつぶして下さい

 (卵には殺虫剤の効果が薄いと言われています。)

咬まれた時は・・・

 咬まれた時は、針で刺されたような痛みを感じ、その後、咬まれた場所が腫れたり、熱く感じたりします。

 症状のピークは3~4時間で、数時間から数日で軽快しますが、時に脱力感、筋肉痛、頭痛などの全身症状が現れることがありますので、病院で治療を受けることが必要です。

 (できれば、咬まれたクモを殺虫後、ビニール袋等に入れて持参して下さい。)

クモに咬まれないために

  • セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモを見つけても、素手でさわったり、捕まえたりしないでください。
  • 外での作業には軍手などの手袋を使用しましょう。
  • クモの生息しそうな場所は、こまめに清掃したりして、クモが住みにくい環境を作りましょう。

セアカゴケグモ(メス)

セアカゴケグモ

 成体のメスは体長が約1cm(脚を含まない)、形態的には、脚が長く、腹部が球体で大きい。

 光沢のある黒色又は暗褐色を基調とし、腹部の背面に赤色の“砂時計”様、又は“鼓(つづみ)”様の模様がある。

 咬むのは主にメスと言われています。

セアカゴケグモ(オス)

 成体のオスは体長が3~5mm、腹部は白色を基調として2本の黒い縦縞がある。

ハイイロゴケグモ(メス)

ハイイロゴケグモ(背面)

ハイイロゴケグモ(腹面)

 成体のメスは体長が約1cm(脚を含まない)、形態的には、脚が長く、腹部が球体で大きい。

 色彩は様々で、茶色や灰色を基調として斑紋を有するなど変異が多い。

 セアカゴケグモと同様に腹面に赤色の斑紋がある。

 咬むのは主にメスと言われています。

もし、発見した場合は・・・

 セアカゴケグモ、ハイイロゴケグモと疑わしいクモを発見した場合は、

  • 愛媛県生物多様性センター(089-948-9678)
  • 愛媛県自然保護課(089-912-2365)
  • 発見場所の市町担当課

 まで連絡をお願いします。

発生状況及び資料

 愛媛県内のセアカゴケグモ発見状況 [PDFファイル/49KB]

 愛媛県内のハイイロゴケグモ発見状況[PDFファイル/45KB]

 特定外来生物のチラシ(愛媛県)[PDFファイル/741KB]

 セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモにご注意ください[PDFファイル/394KB]

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