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令和元年度愛媛県功労賞受賞者に関する記者発表の要旨について

ページID:0004872 更新日:2019年10月17日 印刷ページ表示

【記者発表資料】

日時:令和元年10月16日11時27分~11時33分

場所:知事会議室

(知事)

 受賞者は、県勢の伸展に特に顕著なご功績のあった方々の中から選考し、今年度は3名の方々に決定をさせていただきました。受賞者を生年月日順にご紹介させていただきます。

 まずは、故・村上景一さんでございます。誠に残念なんですが、村上さんは本年の7月15日にお亡くなりになりました。しかしながら、氏の生前の県勢の発展に対する多大なご功績に報いるために、今回、故人ではありますが、選考させていただきました。村上さんは、昭和39年、今治市の四国溶材株式会社に入社され、同年に同社専務取締役、昭和58年には同社代表取締役社長、平成22年から同社代表取締役会長として優れた経営手腕と高い指導力をもって、造船には欠かせない高品質な溶接材料の製造や、多様な顧客ニーズに対応した製品の販売などに力を注がれ、地域トップクラスのシェアを誇る企業に育てられました。また、平成8年に今治商工会議所副会頭、平成19年からは同会頭に就かれまして、タオル業界等と連携の下、今治タオルのブランド力強化に取り組まれるとともに、瀬戸内しまなみ海道の開通を契機とした今治市民のまつり「おんまく」の立ち上げにたずさわられるなど、地域経済の活性化に大きく寄与された方であります。さらに、日本溶接棒工業会常任理事や四国舶用工業会副会長の要職を務められ、溶接技術の向上や人材の育成などわが国のものづくり産業の発展に尽力された方でございます。

 2人目は、藤岡抱玉さんでございます。藤岡さんは、年齢は78歳。松前町にお住まいの方であります。幼少より書の道に入られまして、昭和46年から書道会「玉星会」を主宰され、豊富な見識と篤実な人柄で、書の指導や後進の育成に力を注がれた方であります。昭和53年には県内女流書家の会派を越えた交流と書の研さんを目指しまして、愛媛女流書家連盟の設立を主導され、平成18年からは会長として組織の発展と書道文化の普及に邁進されておられます。また、卓越した技能と熱心な創作活動により、若くして衆目を集め、愛媛県展審査員や毎日書道展審査員を務められるとともに、国内外において作品展を開催し、書を通じた交流活動に精力的に取り組まれ、平成13年には現代女流書100人展に選抜されるなど、県内書道界の第一人者として高く評価されている方であります。さらに、愛媛県美術会や愛媛県文化協会の役員にも就かれまして、本県の芸術文化の振興に多大な貢献をされた方でございます。

 3人目は、白石省三さんでございます。白石さんは、年齢は77歳。松山市にお住まいでございます。昭和43年、三浦工業株式会社に入社され、平成元年から同社代表取締役社長、平成16年には同社代表取締役会長に就任されまして、事業の多角化や工場の海外進出などを積極的に進められ、本県を代表するグローバル企業へと大きく成長させるとともに、長きにわたり、日本小型貫流ボイラー協会会長として業界の発展にも尽くされた方であります。また、平成12年に愛媛経済同友会代表幹事、平成22年からは松山商工会議所会頭、愛媛県商工会議所連合会会頭を歴任され、豊富な経験と卓越したリーダーシップで地域経済の活力創出に努められたほか、愛媛県技能士会会長、愛媛県職業能力開発協会会長に就かれ、本県の産業人材の養成に尽力をされました。さらに、一般社団法人愛媛県サッカー協会会長、公益財団法人愛媛県スポーツ振興事業団理事長として、県内のスポーツ振興に貢献されるとともに、えひめ国体・えひめ大会の開催に向けた取り組みにも尽力された方であります。

 なお、表彰式でございますが、愛媛県功労賞は定例の表彰としては本県における最高の知事表彰でございますので、受賞者の栄誉を県民の皆さんにこぞっておたたえいただくため、各界の代表者の方々をお招きしまして、11月3日文化の日に、県庁で実施をさせていただく予定でございます。以上です

 

(あいテレビ)

 これまで故人に贈られるケースというのはあったのか。

 

(知事)

 初めてですね。(お亡くなりになったのは)本当につい先日のことだったので。

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