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第1回愛媛国際映画祭に関する記者発表の要旨

ページID:0006387 更新日:2019年12月25日 印刷ページ表示

【記者発表資料】

 

日時:令和元年12月24日(火曜日)11時00分~11時12分

場所:知事会議室

 

(知事)

 今年、プレ大会を実施いたしまして、その時の経験を生かして、いよいよ年明け1月17日金曜日から2月2日日曜日にかけまして、今回は県内10の市町の広域で開催することになりました第1回愛媛国際映画祭について、上映会および関連イベントの具体的な内容、また、出演者等が決定をいたしましたので発表させていただきたいと思います。

 まず、オープニングイベントですけれども、1月19日日曜日13時から道後温泉周辺で実施することとしていまして、今回のレッドカーペットでは、道後温泉別館飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)から道後商店街を通って、道後温泉本館へと向かうルートで、来県される映画監督や出演俳優など、ゲストの方々に華やかに登場いただく予定でございます。

 また、飛鳥乃湯泉の中庭の広場においては、国内外で活躍されている活動弁士の片岡一郎さんによる実演付きの屋外上映も実施することとしています。

 次に、作品の上映について、記念すべきオープニングを飾るスペシャルイベントでございますが、今回、1月17日金曜日に松前町、そして翌18日土曜日に新居浜市で、人気アニメ、カラオケでも数年連続でリクエスト1位を記録しております「新世紀エヴァンゲリオン」に関係する歌手の高橋洋子さんにお越しいただきます。

 そして、前回のプレ大会でも素晴らしいピアノ演奏でお客さんを魅了したジャズピアニストのクリヤ・マコトさん。この高橋洋子さんとクリヤ・マコトさんによりジャズコンサートとエヴァンゲリオンの映画上映のコラボ企画を実施する予定になっています。

 このほか、期間中は県内10市町の文化施設や観光資源などを活用しながら、新作映画や愛媛ゆかりの作品、愛媛国際映画祭ロケーションアワード関連作品のほか、ハワイの国際映画祭やオレンブルグ国際映画祭からの海外招待作品など、約40の作品を上映することとしています。

 上映作品とゲストの主だったところですが、松山市においては、伊丹十三監督の2作目となる「タンポポ」を上映する際には、主演の宮本信子さんに舞台あいさつでご登壇いただく予定であります。また、同じく松山市では、シンガポールのテレビ局制作によるドラマ「TATAMI」、「Life in a Box」、これを上映する際には、監督を務められた齊藤工さんに来ていただく予定でございます。また、今治市では「パーフェクト・レボリューション」、これを上映する際には、松本准平監督と主演のリリー・フランキーさん。東温市で開催される8K映像演劇祭と連携し、2.5次元ミュージカル「アオアシ」の8K映像を上映する際には、主演の杉江大志さんと小波津亜廉さんにご登壇いただく予定としています。また、松山東高等学校体育館においては「がんばっていきまっしょい」が上映されますが、その際には、磯村一路監督や原作者の敷村良子さんによるトークイベントも実施する予定としています。

 上映会以外では、道後のホテルで、宮本信子さんや俳優の役所広司さん、大根仁監督や前田哲監督らに、伊丹十三監督について語っていただくシンポジウムを開催する予定でございます。また、同じく松山市で、「踊る大捜査線」シリーズなどで有名な本広克行監督らによるトークショー、そしてまた、ハワイ国際映画祭のエグゼクティブディレクターや台湾の映画関係者らによるパネルディスカッション。今治市では、プレイベントにもご参加いただいた俳優の加藤雅也さんによるトークショーなども実施予定で盛りだくさんでございます。

 また、2月2日日曜日には県庁本館でクロージングイベントを開催いたしまして、今回、愛媛らしさの象徴であります「愛顔(えがお)感動ものがたり映像化コンテスト」の作品上映および表彰式、また「愛媛国際映画祭ロケーションアワード」の表彰式を開催するなど、愛媛ならではの企画も盛り込むほか、県内各地で映画に関連した多彩なイベントを展開することとしています。

 上映作品の情報やイベントの詳細、参加方法等については、配付のガイドブックのほか、映画祭の公式ホームページ等でも最新の情報を順次発表させていただきたいと思います。

 本県では初めての本格的な国際映画祭の開催となりますので、映画ファンはもとより、多くの県民の皆さん方にご参加いただければと思っています。オール愛媛体制で成功へ導きたいと思いますので、マスコミ各社のご協力もどうか宜しくお願いいたします。

 以上です。

(南海放送)

 3月にプレイベントが開かれて、今回、来年に本イベントということだが、前回のプレイベントに比べて非常にゲストも豪華になって、規模も大きくなっていると思うが、あらためて期待するところは。

(知事)

 そうですね。何せ新しい事に挑戦する事なんで、完全なノウハウがあるわけでもないんで、プレ大会というのは本当に手探りだったと思います。映画祭では、場所によっては結構、トラブルが起こったりするケースもあるようなので、そういったことも含めて、しっかりとした体制づくり、そして経験値のアップ、これがプレ大会のテーマでしたけれども、そこで学んだこと、また、そこで広がった人脈、こういったものを生かして第1回の成功に結び付けていきたいというふうに思っています。

(南海放送)

 開催地の中では宇和島市とか被災地も含まれているが、映画を通じた復興とか、盛り上がりみたいなものも考えているか。

(知事)

 もともと、ご案内のとおり映画の創成期には愛媛県人の皆様の存在が非常に大きかった歴史がありますので、そういった愛媛ならではの映画に関わる人の歴史や文化というものをもう一度振り返るいい機会になればというふうに思っていますので、そういう意味では今回は愛媛県全体で会場を設定するという運びになりました。また、これは各市町に、どうだろうかという呼び掛けをしたところ、ぜひやりたいというようなお申し出を受けての会場設定なので、そういう意味では各地域での取り組み、呼び掛けもこれまでにはないような形で行われていくんじゃないかなというふうに期待しています。

(南海放送)

 ハワイとかロシアとかそういったところの国際映画祭との連携というか、交流というのも行われるのか。

(知事)

 ハワイについては、えひめ丸のさまざまな歴史があって、ハワイと愛媛県の友好関係も積み重ねられてきましたけれども、そういう中でハワイの映画祭というのは、本当に国際的にも認められた大きな映画祭でありまして、あまりにもステータスが高いので、日本でも、なかなか、他と連携するということはこれまでなかったんですけれども、愛媛県のマスコミ関係の方の人脈が生かされまして、今回、日本では愛媛県と連携しようということで、初めて来ていただくことになりましたので、このつながりは大事にしていきたいというふうに思ってます。

 また、オレンブルグについては、「誓いのコイン」が一つの懸け橋になって、ロシアとの交流がありました。特に、オレンブルグでは、坊っちゃん劇場の上演であるとか、それから、それをきっかけにした柔道のスポーツ交流であるとか、こういったものが積み重なってきた延長線上に今回の映画祭というのが結びついたんではなかろうかというふうに思っています。

(南海放送)

先ほどのハワイの映画祭が初めて来るというのは、愛媛に、日本に初めて来るということか。

(知事)

 日本全体でないと思いますね、ハワイは。

(愛媛新聞)

 こういった国際映画祭を地方自治体でやること自体、まだまだ少ないと思うが、今後大きく成長、また成功させるためにはどんなことが必要になってくると思うか。

(知事)

 映画祭自体は大小を合わせますと実は200ぐらいあるんですけれども、レッドカーペットとか、本格的な映画祭になると、本当に数が限られているのかなというふうに思います。

 そういう中で、特色を持たせていくためには、やっぱり愛媛らしさというものが一つカギを握るのかなというふうに思っていますので、そういう意味では、本当にひょんなことで結びついたんですが、愛顔感動ものがたりという事業を映画祭の映像コンテンツとして取り上げるというのは、素人の方にとって、映画づくりで一番難しいのは脚本作りだと言われてますので、その脚本の題材を提供し、今の映像技術をもってすれば、割とこう気軽に多くの方々が制作できる時代になってきましたので、次なる時代の映画のありようを模索する意味でも愛媛らしさを出せる企画になったんじゃないかなというふうに思っています。それからもう一つは、やっぱりハワイであるとかオレンブルグとか、映画祭を通じてつながりができますので、こういったところを大事にしながら愛媛ファン、愛媛とつながりのある人脈拡大にも結びつけていくことができればなというふうに思っています。

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