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(2019年10月)デジタルマーケティングを活用した新たな施策の展開に関して記者発表を行いました

ページID:0017831 更新日:2019年10月17日 印刷ページ表示

【記者発表資料】

 

日時:令和元年10月16日(水曜日)11時08分から11時19分

場所:知事会議室

 

(知事)

 昨年の1月に東京のIT関係の会社複数社を訪問しまして、デジタルマーケティングの必要性を痛感いたしました。そして、昨年の4月からプロモーション戦略室を設置いたしまして、専門部隊を組織内に配置したところでございます。全国に先駆けてデジタルマーケティングを活用した施策展開を始めまして、昨年度はインバウンドの誘客の拡大に向けまして、プロモーション動画を作成し、ネット広告を配信することで、海外で2千万回を超える視聴がなされまして、この膨大な視聴データの分析等を通じまして、有力な誘客コンテンツや有望な国・地域などが、ある程度把握できたところです。

 今年度は、昨年度の事業成果を踏まえまして、デジタルを活用したプロモーション手法を県産品販売促進、そしてサイクリスト誘致の分野にも横展開することとしています。それぞれのキーとなるプロモーション動画とポータルサイトについて、県産品につきましては本日から、サイクリングについては今月末をめどに、公開、配信を開始することとしましたので、発表させていただきたいと思います。
まずは最初に、県産品販売促進に関して、本県を代表する伝統工芸品「砥部焼」の魅力を伝える動画「砥部焼」編を視聴していただきたいと思います。

<県産品販売促進動画(「砥部焼」編)の放映>

 ご覧いただいたのは「砥部焼」編でありますけれども、本日からもう一編、「愛育フィッシュ」編の配信も開始し、県の県産品のポータルサイトからご覧いただけますので、後ほどぜひご覧いただきたいと思います。

 本事業については、広告配信とウェブを組み合わせる手法に加えまして、国内ECモール最大手の楽天株式会社との共同企画となっています。その共同企画で県内企業の販売経路のデジタルシフトを促進することで、主に国内市場での愛媛ブランドの一層の認知拡大と、デジタル技術を活用した効果的な営業活動、前にも営業本部の戦略の中で、新たな戦略の必要性を申し上げましたけれども、その一環でございます。これを展開して実需のさらなる創出を図ることとしています。具体的には、約1億人の会員IDを有する楽天との連携により、潜在的な愛媛県産品愛好者層をターゲッティングした広告配信を行うとともに、今回新たに県産品の魅力を紹介するため開設したポータルサイト「愛媛百貨選」では、事業者と一般消費者の興味、関心を醸成するため、それぞれの視点で必要な情報が入手できる仕組みを新たに取り入れたところであります。また楽天との共同企画につきましては、既に9月2日から9月末まで約1か月間、楽天市場内に県内事業者79社が出品する県産品特設サイト、先ほどのは「愛媛百貨選」ですけれども、こちらの9月にやったのは「愛媛百貨店」という名前で特設サイトを開設しまして、割引クーポンを活用した第1弾キャンペーンを実施しました。この第1弾企画では、1か月期間中の当初想定売り上げ額は2千万円に置いておりましたが、大幅に実績が上回りまして、年間売り上げ想定を8千万円に置いていましたが、既に1か月で約1億円の売り上げを記録するという順調なスタートが切れたところでありまして、年間売り上げ目標をもう既に突破しましたので、年間の売り上げ目標は3億円に引き上げたいと思います。11月15日からは第2弾のコラボ企画を実施する予定としてます。

 なお、キャンペーン期間中の購買状況、動画やサイトの閲覧状況など、「愛媛百貨店」や「愛媛百貨選」から得られたさまざまなデータにつきましては、総合的な分析を行って、今後の営業活動現場で、商談や販売促進を補完するツールとして活用していきたいと考えています。

 次に、サイクリスト誘致促進についてですが、こちらは現在、プロモーション動画として、しまなみ海道を象徴するしまなみ海道最大の橋の来島海峡大橋にスポットを当てまして、その景観をはじめ、県内の美しい街並みなどを自転車で巡り、地域の食や人々とのふれあいを体験するヘルシーなライフスタイルを表現した動画と、愛媛の豊かな自然の中を疾走するオフロード自転車を通じまして、本県の魅力を躍動感あふれる映像で表現した動画の計2本を今、作成中でございます。今月末には完成する見込みでございます。

 本事業については、サイクリストの聖地として世界的な注目を集めるようになりました瀬戸内しまなみ海道の魅力を前面に打ち出しつつ、新たに構築したサイクリングポータルサイトを活用したデジタルマーケティングを展開することで、これもまた実需でございますけれども、サイクリストの誘客拡大に、それをつなげることを目的としています。

 具体的には、気軽にサイクリングを楽しみたい国内外のサイクリスト層をターゲットに、動画広告を活用して、認知拡大をさらに図るとともに、ポータルサイトに誘導することで興味、関心を高めてもらって、県内への誘客につなげようとするものであります。

 ポータルサイトについては、ほぼ完成しておりまして、本日スクリーン上で紹介させていただいておりますが、サイト構築に際しましては、今回、キービジュアル、先ほど申し上げました、来島海峡大橋、この絶景を徹底的に採用しているほか、サイクリストの走行スキルやレベルに応じた、6つのモデルルートの紹介や関連記事の掲載等を行うとともに、既に構築した「愛媛マルゴト自転車道」や、これももちろん既に発信している「四国一周サイクリング」等の関連サイトへの誘導強化を図るなどの工夫を凝らしているところでございます。

 動画完成後に、ポータルサイトも同時に公開することとしており、配信開始後は、閲覧者データの解析等を行って、それを通じて有望な誘客ターゲットや市場の絞り込み等を行って、サイクリストのさらなる誘致促進に取り組んでいきたいと思っています。

 なお、インバウンド事業については、来訪意欲度の向上に向けて、昨年度よりテーマ性を深めた動画を現在制作中であり、動画配信キャンペーン開始の際には、あらためて記者会見をさせていただきたいと思います。以上です。

(南海放送)

 デジタルマーケティングを活用した県産品の販売促進については、これはもう当面は楽天さんだけか。特に他のところは。

(知事)

 今の段階では、まだ始まったばかりですので、楽天さんと提携してやっていきたいと思います。想像以上に売り上げが伸びていて、これはいける感触が出てきていますんで、方向性としては間違いないんじゃないかなと思っています。これを通じて、県が導いた新たな県内企業の売り上げ増につながったらと期待しています。

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