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「愛のくにえひめ営業本部」の令和4年度第1四半期(4~6月)の営業実績に関する知事記者発表の要旨について

ページID:0006265 更新日:2022年7月29日 印刷ページ表示

【記者発表資料】

 

日時:令和4年7月27日(水曜日)11時07分から11時15分

場所:知事会議室

 

(NHK(幹事社))

続いて、愛のくにえひめ営業本部の令和4年度第1四半期の営業成績について、知事お願いいたします。

 

(知事)

 それでは営業本部の第1四半期、令和4年度実績を報告させていただきます。営業本部につきましては、新しい県の経済政策という形で10年前に立ち上げましたけれども、当初年間8億円程度からスタートしましたが、昨年は225億円まで、中小企業、生産者、一次産業の生産者、十分な営業力がないところをカバーするというふうなことで、ある程度のバックアップはでき始めているというふうに思ってます。

 今年度、非常にコロナ禍で厳しい状況でありますが、まず成果指標である事業者等に対するビジネス機会の提供につきましては、商談会やフェア等の開催件数が第1四半期256件となっております。目標は900件でありますので、進捗率は28.4%、前年同期比で8%増。18件の増でございます。参加事業者数は延べ1,323社、年間目標は6,000社でございますので進捗率22.1%。昨年比で99件増、前年同期比で8%同じく増でございます。そういう意味では第1四半期としては実は過去最高になっておりまして、順調に推移していると思います。オンラインの商談などデジタルを活用した営業活動が定着してきたこと、それから要所要所での対面営業によるネットワークの強化や拡大、これまで培ってきた人脈ネットワークが結果に結び付いてきているのではなかろうかと思います。

 次に成約実績ですが、件数は1,351件、前年同期比で4.5%増でございます。成約額は58億8,000万円、こちらも成約額で前年同期比では17%増でございます。どちらも前年度を上回っておりまして、こちらも第1四半期としては過去最高となっています。今年度目標200億円に設定しておりますが、進捗率も29.4%と、コロナ禍からの反転攻勢に向けて順調な第一関門のスタートが切れたんではなかろうかと思います。

 今回の結果の要因としては、4月の昨年度実績発表の際にも申し上げましたが、コロナ禍で大きく伸びてきている楽天ECサイト愛媛百貨店での成約が6月のキャンペーンの結果で前年同期比16%増。前年が1億9,000万円でしたけど2億2,000万円まで伸びてきておりまして、今期も引き続き好調でございます。また林産物についても、ご案内のとおり国産材単価の高止まりが続いております。その中で、持続的営業活動による成約拡大ができましたのでこうした結果、またものづくり分野では、マッチング商談による成約の増、さらには昨年度唯一、対前年度比マイナスとなったのが水産分野でございましたが、もちろんコロナの影響で、飲食関係、小売商社向けは減少はあったんですけども、関係を強化している大手寿司チェーンで大口の取扱いをいただいておりますのでこの増加分、それから経済回復が進むアメリカなど海外輸出、こちらも増となっておりまして、トータルでプラスに転じたことが挙げられます。いずれの分野についても前年度を上回る実績となっております。

 なお毎回申し上げておりますが、成約額については、内容の公表、数字も含めて差し控えたいという事業者もいらっしゃいますので、実際には今回発表をする額以上の実績となっていることだけは申し添えさせていただきます。

 今後、現在非常に懸念される全国的な新型コロナ感染拡大や、激変する国際情勢等に伴う国内状況のさまざまな変化にも的確に対応できるように、常に緊張感を持って、引き続き、事業者ニーズの高い商談会、それから国内では東北など、未開拓エリアでのフェアの開催に積極的に取り組んで、新たな市場開拓もしていきたいと思います。

 また、成長が続くEC分野においては、愛媛百貨店への市町の参画促進、そしてサステナブル商品等の新たな切り口での展開に加えまして、先月からスタートした中国越境ECと動画等、先般動画の作成も行いましたので、プロモーションを組み合わせて、大市場である中国市場への働き掛けを強めていきたいと思います。またその他の地域でも新たな市場開拓にも取り組んでいきたいと思います。

 さらに来月のベトナムでの経済交流ミッションの実施をはじめ、海外での対面式のプロモーションの展開、大手小売業者と連携した海外でのフェアの拡大、リアル展示会とオンライン商談会を組み合わせたビジネス機会の創出など、国内外ともに戦略をしっかり持ちながら、スピーディーに営業活動をしていきたいと思います。

 いずれにしましても、経済政策で重要なのは、物が売れるということ、実需の創出、最初からこだわり続けているこの点を忘れずに、しっかりと取り組んでいきたいというふうに思います。以上です。

 

(NHK(幹事社))

 ただ今の発表事項に関してまして質問のある社はお願いします。

 

(愛媛新聞)

 愛媛新聞です。原材料高や物価高のことも言われていますけど、そのあたりは営業活動に何かしら影響は出てますでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、これまでの人脈をベースにしたフェアがまず一つベースにあって、それからオンラインも活用した商談会というのも新たな展開としてノウハウが蓄積されてきました。それからECサイトは思い切って今回、大市場の中国を攻めるということで、しっかりとしたプロモーションを、特に越境ECを活用してですね、行っていきたいというふうに思ってます。

 当面は、先般プロモーションで中心にしたのは、物ということに関して言えば付加価値の高いものから入っていくのが非常にいいだろうということで、真珠とタオルを前面に出して、そしてコロナ禍後でいずれ想定されるインバウンドも想定した愛媛の紹介、特に豊富な柑橘とサイクリングの宣伝を行って、布石を打っておきたいというふうに思っています。

 

(愛媛新聞)

 そしたら特に物価高とか原材料高の影響というのは営業活動には特に影響は出ていない感じですか。

 

(知事)

 そうですね、どっちかっていうとですね、比較的いいものを皆さんで作って出してくれてますので、ある程度の価格が取れている状況でございますから、愛媛の県の営業活動を通じた物販についてはしっかりと利益に結びついているんではなかろうかというふうに思ってます。

 ただこれからですね、非常にこの状況がどういうふうになっていくかまだ読み切れない、為替もどっちに振られていくかも読み切れないところがありますので十分注意をしていきたいと思います。ただ円安になると、海外の方から見れば非常に買いやすくなるという側面もありますので、今こうした中国に入っていくっていうのはそういった側面も戦略的に考えてこのタイミングで行ってます。

(NHK(幹事社))

 他によろしいでしょうか。

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