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令和2年度6月知事定例記者会見(令和2年6月12日)の要旨について

ページID:0011090 更新日:2020年6月15日 印刷ページ表示

日時:令和2年6月12日(金曜日)

 11時37分~11時52分

場所:知事会議室

 

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 本日、代表質問はないので、新型コロナ関連やその他の質問について、各社お願いします。

 

(知事)

 一ついいですか。さっき数字が分かりましたので、「えひめ版協力金」の申請状況をちょっと申し上げます。昨日までに約9,600件の申請がございました。3密回避を図る5万円の協力金が約4,900件。申請額で約2億4,000万円でございます。続いて、新たなビジネス展開にチャレンジする20万円の協力金が約4,200件。金額で約9億5,000万円でございます。その他の協力金としては、これは県外から来る方を抑えるということで、宿泊予約延期等(に対する協力金)が326件。それから、ホテル等のテレワークプランの提供、これは7月末まで1カ月延長することといたしましたが、こちらが49施設。それから、医療関連物資等の試作開発、こちらが53件。それから、商店街における混雑回避のため商店街に出す協力金が11件。また、啓発活動では大街道、銀天街の4カ所において、この協力金を活用して3密回避の啓発判断の看板を設置していただいたところでございます。また、5月22日に受け付けを開始しましたえひめ版創業者持続化緊急給付金、1月から4月まで(の事業の創業は持続化給付金の)対象になっていなかった、これから国は対象にすると言っていますけど、まだこの時点でなっていませんので、対象になっていないという方々を支援しようということで設置したのが74件でございます。そして、協力金の支払いまでの期間は、不備がなければ受け付けから大体1週間程度で実施に移されています。ちょっとこの辺は、国の方で問題になっているようなところとは違うと思います。本日までに9,600件の受け付けに対して約7,200件、約9億円の支払いは完了しております。ですから、非常に良いやり方でできているのではないかなというふうに思っています。まだまだ使えるもの、期間延長もありますので活用いただきたいと思っています。以上です。

 

(テレビ愛媛)

 コロナにも関係してくる話ではあるが、昨年度の県内の移住者が過去最多ということで、現状は地方回帰の動きなんかも注目されていると思うが、このあたり知事として何か期待感というのはあるか。

 

(知事)

 そうですね。コロナを受けて人々の価値観や働き方や、大きな変化もある意味ではビジネスチャンスになってくる可能性があると思っています。テレワークが推進されたことによって、何も東京に集中してオフィスを構える必要性がないということが明確になってきたように思うんですね。ましてや、ある大手の会社が言っていました。3カ月間本社に来なくていいと。2割から3割くらいの社員しか来ていないそうなんですけれども、それでも十分仕事ができるというのが分かったので、果たして本社ビルはいるのだろうかと。貸すという選択肢もあるのではないかというのがテーマになっているそうなんですけれども、何かいろいろな動きがこれから出てくるんじゃないかなと思うんですね。その中で感じるのは、東京一極集中から地方分散への一つのきっかけの要素として出てくる可能性があるので、地域からすればビジネスチャンスとは言えないんですけれども、移住促進のチャンスが来るのではないかなというふうに思っていますので、その点はまた戦略的にアプローチの仕方、今までもやってきたことをどう充実させていけば効果的にさらに増やせることができるのかという視点で、プランを考えていきたいというふうに思っています。

 

(テレビ愛媛)

 オンラインの移住フェア等も計画されている。

 

(知事)

 そうですね。はい。やっています。

 

(NHK)

 またちょっとコロナ関連だが、集団感染の牧病院の最初の1人目の感染者が先月の12日だったと思うが、今日1カ月で封じ込めが終わった、健康観察が全て終わった(と発表したが)、この1カ月というのが、途中こう病院もなかなか大変な状況だったと思うのだが、この1カ月で封じ込められたというのを、知事あらためてどのように評価しているのか。

 

(知事)

 そうですね、1カ月の封じ込めよりも、私本当にかなり現場には無理を言いました。例えば、夜中になっても今日中に検体をなんとか採取できないだろうか、衛生環境研究所にはフル回転で短期間に検体の検査を行ってほしいとか、かなり無理を言いました。それに見事に期待に応えてくれたので、一番大事なのは初動体制だと思うんですけど、ここで本当に病院の方と保健所と、それから衛生環境研究所、頑張ってくれたと思います。

 それと同時に、もう一個初動で重視したのが施設の協力者ということを前に申し上げたんですけども、家族情報だったんですね。家族情報をいち早く手に入れることができれば学校への対応ができると。ご家族にどこどこの高校に通われているお子さんがいると分かれば、その学校を対象に手が打てるので、その情報がないと全校一斉にということをやらざるを得なくなってしまうので、ここが早期にたぶん1日か2日でできたと思います。これが非常に大きかったと思いますので、そういう意味では、中身もさることながらスピードで勝負するという意識を関係者全ての方が持っていただいたことによって、封じ込めには1カ月かかりましたけど、囲い込みは3日か4日で終わっているんですよ。これが何より大きかったと思います。囲い込みさえできれば、後はその中にケアして行けばいいということになりますから。それが牧病院の場合は3日ぐらいで囲い込みができて、そしてその後、例の高齢者施設で(感染者が)お一人出たので、こちらでさらに1週間ぐらいかかったかな。それでも、それだけ短期間にできたのが大きかったのではないかというふうに思っています。

 

(NHK)

 病院や衛生環境研究所の協力が急務だったと思うが、県外からも応援に入られた方々、医師の方々もおられたと思うのだが、この辺の応援、支援も良かったという。

 

(知事)

 そうですね、特にお医者さんと看護師さんが他県から来ていただきまして、そういった意味ではDMATが生きたということだろうと思います。それがあったので介護施設にもこういう制度があればいいなということは2次感染の時に痛感をしたので、知事会での発言につながったということになります。

 

(あいテレビ)

 話は変わり不祥事の関係の話だが、残念なニュースではあるが、容疑の段階ではあるのだが、職場で同僚に対して行ったという話もある。職場でそういった行為があったということについて、知事どのように受け止めているか。

 

(知事)

 いやもう信じられないですね。それはちょっと確認がまだ取れていないので確定してからの話、仮の話です。仮の話ですけれども、特に職場で今、県庁挙げてコロナ対策に没頭している時期ですから、どういう考えで仕事に向き合っていたのか。そこはまだ仮の話ですよ、それが本当であるならば私には理解ができない。

 

(愛媛新聞)

 あらためて職員の方に訴えること。再発防止の観点でいくということで。

 

(知事)

 1人の不祥事というのは組織全体の信頼に直結することだろうと思います。であるが故に、人ごととは思わない。組織全体の信頼というものが問われるんだという意識を全員が持って、今まで以上に襟を正して、使命感を持って仕事に当たっていくということに尽きると思っています。

 

(南海放送)

 コロナの話に少し戻るが、これまでに退院された方が73名になっているかと思う。全国的にそのかなり少数ではあるみたいだが、コロナの後遺症に悩まされている方がいらっしゃるという。

 

(知事)

 メンタルっていうことですか。

 

(南海放送)

 いえ、症状。高熱が続いたりだとか、陰性になったけれども、そのかなり倦怠感(けんたいかん)がひどくあったりだとかというこう1カ月2カ月続いているというような、その後遺症がある患者の方もいらっしゃるみたいだ。で、これまでその県内では退院した方の中でそういった方は。

 

(知事)

 いや、私のところにはそういう情報は上がってないですね。

 

(八矢副知事)

 退院後は健康観察はずっと続けていただいていますが、特段そういった特徴的な訴えというような報告はありません。

 

(知事)

 それは他県であったんですか。ちょっとまだないですね。

 

(南海放送)

 話はまた全然変わるが、協力金の話が出たので、特別定額給付金が県内全体で先月から申請が始まって、もう既に支給もされている途中だと思うのだが、その件数とかが把握されていれば。

 

(知事)

 市町村ごとですか。

 

(南海放送)

 県内全体で。

 

(総務部長)

 県全体でいいますと、82%の方に既に支給を終わっています。相当早いです。

 

(知事)

 全国的に見てもかなり早いです。各市町が頑張っていると思います。オンラインをやめたというところも聞いてないですし、場所によってはパンクしてオンラインを途中でやめたというところもあるようですけど、見事に頑張ってくれているんじゃないかなというふうに思います。

 

(南海放送)

 82%というのは、申請者の82%か。

 

(八矢副知事)

 給付対象世帯数に対してどの程度支給したかということ。単に申請が来たということではなくて、今回対象となる方の8割は既に給付を終えていると。

 

(南海放送)

 ちなみに知事は申請したのか。

 

(知事)

 私もちゃんと申請をしまして、用途はもう決めていまして、私の場合、実は公職選挙法の関係があって寄付ができないんですね。(だから)全て県産品を購入する。丸々県産品購入に充てることにしています。ですからぜひ、これは本当に願いなんですけども、国の制度ですから皆さんも申請して受け取っていただいて、可能であれば県内の消費、先ほどの県内旅行でもいいですし、県産品の購入でもいいですし、身近なお店で消費するのもいいですし、できれば県内で消費する。あるいは、余裕があるのであれば県の方に寄付いただくということもできますので、これはあくまでもお願いですけど、県内で活用するということを優先的にお考えいただきたいなというふうに申し上げたいと思います。

 

(朝日新聞)

 6月1日から一部の地域を除いては既に外出の自粛は緩和されていると思うが、これまでの県内、県外からの人出の戻りというのはどのように評価しているか。

 

(知事)

 まだちょっとそこまでの情報までは出てないですね。すいません。


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