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令和元年度9月知事定例記者会見(令和元年9月6日)の要旨について

ページID:0011077 更新日:2019年9月9日 印刷ページ表示

日時:令和元年9月6日(金曜日)

 11時26分~12時00分

場所:知事会議室

 

 

(NHK(幹事社))

 まもなく収穫期を迎える新しい本県オリジナルのブランド米「ひめの凜」に関しまして、生育状況や今年の収穫量の見込みはどうか。また、今後、生産や消費の拡大に向け、県としてどのように取り組まれるのか。

 

(知事)

 愛媛県の農林水産研究所の技術者たちが、本県にはオリジナル米が今までなかったということもあり、かなり長い期間を費やしながら、ようやくたどり着いて開発に成功したのがこの「ひめの凜」です。

 本当に食味や食べた感触ということも含めて、非常に期待の持てる品種にたどり着いたなというのが、個人的にも食べて実感をしたところなんですけれども、昨年11月に初めて一般にお披露目をさせていただきました。

 今年の春に県内各地で田植えがなされまして、今年の前半は暑くて、後半は雨が多いといった非常に気候変動が激しく、農家の方々におかれては栽培管理が難しかったと思いますが、これは農林水産部から教えてもらいましたが、米を育てるには「八十八」の手間暇がかかると、だから「米」と字を書くそうなんですね。それぐらいの丹精を込めて育てていただいているということで、本当にチャレンジされた農家の方々に、感謝を申し上げたいと思います。

 そして、まもなく初めての収穫の秋を迎えることになりますが、「ひめの凜」は炊き上げた時の華やかな香り、それから先ほど申し上げたしっかりとした歯ごたえ、また口の中に広がる上品な甘さ、これが特色です。これらが広がることを楽しみにしています。

 そして、本当に粒がちょっと今までのものよりも大きくなりますので、大人の方だけでなく、育ち盛りのお子さんにも喜んでもらうような品種になればと期待をしています。

 生育状況ですが、栽培初年度である今年度は、栽培する希望者を募集し、その中でおいしい米作り意欲にあふれる方々を認定しまして、初年度は面積でいいますと64ヘクタール、農家110人の方で栽培がスタートしています。

 県では、「ひめの凜」の実力をしっかり引き出すため、栽培管理上のポイントについて、栽培開始前、そして栽培途中の重要な時期の計3回の講習会を開催しました。また、JAなど関係機関と連携しながら、農家への個別指導も徹底して行ってきたところです。

 生育状況なんですが、例年より梅雨入りが遅く、前半は水不足を心配したり、一方で梅雨明けは遅くなって、生育への影響が出たりするんではないかと心配することもありました。ただ、梅雨明け後は、しっかりと気温も上がってきまして、実は「ひめの凜」という品種は、非常に暑さに強いという特徴がありますから、このような気候には好条件となります。その結果、生育は良好で、収量・品質とも十分に期待できるのではないかと見込んでおりまして、収穫まで残り一か月、好天に恵まれることを期待しています。

 初年度の収穫量は、現時点では約300トンぐらいかなと(見込んでいます)。初年度でもあり、決して多くはありません。一人でも多くの県民の皆さんに購入して食べていただけるよう、スーパーや産直市を中心に、2キロや5キロなど、そんなに大きくない量での販売を中心に行っていきたいというふうに思います。

 販売開始日ですが、10月の下旬を予定しています。これに向け、全農えひめと県が一体となってテレビCMや新聞広告を8月上旬から開始しています。その知名度の向上と、美しく強く華やかなお米というブランドイメージの浸透を図っていきたいと思います。

 加えて、徹底した栽培指導等によりまして、本県オリジナルの良食味ブランド米にふさわしい、高いレベルの品質を確保する、これが大事だと思っております。

販売に当たりましては、今までにはやっていないんですけれども、農家ごとにお米を食味分析する予定です。おいしさ基準をチェックして、三つのランクに区分して販売をすることとしています。消費者お一人お一人の購買決定要因などにきめ細かく対応することで、安心して購入できるお米として、県民の皆さんの支持を築いていきたいと思います。ちなみにその基準ですけれども、タンパクの含まれている量が少ないものから順に「プレミアムクオリティ」、その次のランクが「ハイクオリティ」で、その次が「スタンダードクオリティ」の三つに区分して、この「プレミアム」と「ハイクオリティ」だけ表示して販売すると、当然(ランクごとに)値段も変わってきますので、その中で選んでいただくというふうな販売方式にチャレンジしたいと思っています。

 今後の動向ですが、令和2年産の「ひめの凜」の栽培面積は、64ヘクタールから100ヘクタールへ拡大する計画としております。この秋から栽培者の募集を開始する予定です。まずは、「ひめの凜」のファンを作っていくことが大事ですから、今後、消費者の支持の広がりをテコにしながら、農家の方々にも「チームひめの凜」にどんどん加わっていただいて、できるだけ早い時期に1,000ヘクタール以上にもっていきたいというふうに思っています。ただ、これが非常に可能性があると思うのは、実は今、愛媛県内で一番(栽培が)多いのは他県産のコシヒカリで、次に多いのが他県産のヒノヒカリですが、このヒノヒカリはおいしいですけど、実は暑さに弱いという特徴があります。最近の温暖化等を考えると、むしろ「ひめの凜」の方は暑さに強いですから、だんだん(ヒノヒカリから)切り替わっていくという可能性があると思いますので、ファン獲得がうまくいけば、栽培面積は一気に増えていくことは可能性としてあるんじゃないかなというふうに思っています。

 以上です。

 

(あいテレビ)

 価格はもう決まっているのか。

 

(知事)

 いや、まだです。どうなるんですかね。

 

(あいテレビ)

 ランクごとに、キロ当たりいくらぐらい差をつける考えか。

 

(農林水産部長)

 「ハイクオリティ」は、他県のブランド米に匹敵するような価格帯は狙っています。

 

(あいテレビ)

 他県のブランド米は、だいたいいくらぐらいなのか。

 

(農林水産部長)

 県外の秋田産のコシヒカリがだいたい5キロで2,380円くらいになりますので、このあたりにはいきたいなと思います。

 

(あいテレビ)

 プレミアムはさらに(上か)。

 

(農林水産部長)

 プレミアムがそれぐらいでいきたいなと思っています。

 

(知事)

 県内産のお米が大体1,800円から2,000円というのが、今の県内産のお米の値段ですね。さっき申し上げた県外産になりますと一番いいもので2,400円ぐらいの値がついています。プレミアムについては、そこぐらいに十分もっていける品質だとは思ってます。

 

(南海放送)

 できる限り早い時期に栽培面積を1,000ヘクタールとのことだが、どれくらいで達成を。

 

(知事)

 できるかどうかは別ですよ。64ヘクタールから100ヘクタール、その翌年に3、4倍、だから300ヘクタールから400ヘクタールとか。その翌年にそのまた倍々で1,000ヘクタールぐらいにまでというものを粗の目標にして頑張りたいというふうには思っています。

 

(南海放送)

 令和3年ぐらいか。

 

(知事)

 令和4年ですね。

 

(南海放送)

 1,000ヘクタール栽培すると何トンくらいの収穫に。

 

(知事)

 どうだろうね。

 

(農林水産部長)

 64ヘクタールで300トンですから、1,000ヘクタールで大体5,000トンほどになります。

 

(知事)

 ちなみに、今のところ愛媛県内において、ヒノヒカリが4,200ヘクタールほど栽培されているんですね。コシヒカリも4,200ヘクタールぐらいです。その内1,000ヘクタールをこの品種に振り替えるというのは、暑さで作りやすいということを考えれば、あながち無謀な目標ではないような気もするんですね。

 

(南海放送)

 実際に、農家さんからも、この夏、暑さに強いとか、作りやすいとか声は届いているのか。

 

(知事)

 どうでしょう。

 

(農林水産部長)

 非常に作りやすい良いお米で、暑ければ暑いほど、このお米にとって有利であると聞いております。

 

(知事)

 特にお米の場合、夏の高温で品質が低下するという問題が起こりやすいのは平野部です。だから、そこは結構普及しやすいのかなと思います。今回も(栽培面積の)3分の2は東予地域なんですね。西条であるとか平野部で作っているところです。この辺りが暑さでかなり問題が発生することが多いので、そういうところから栽培面積が拡大していく可能性はあるのではないかなというふうに思います。

 

(日本農業新聞)

 農家ごとに食味分析をして三つのランクに分けて販売するということだが、現時点でこういった事例は本県ではあるのか。

 

(知事)

 どうなんだろう。

 

(農産園芸課長)

 東北地方等のブランド米については、同様の食味分析の実績はあります。本県では初めてです。

 

(日本農業新聞)

 「プレミアム」「ハイ」「スタンダード」の区分なんですが、大体何%ずつくらいか。

 

(農産園芸課長)

 プレミアムの方が約1割相当です。

 

(知事)

 もう一つは。

 

(農産園芸課長)

 あとは、ある一定基準をクリアしたものが、その次のランク、クリアしなかったものが三番目のランク。

 

(知事)

 予想ではどれくらいか。1割くらいか。

 

(農産園芸課長)

 それはその年によって、天候等によって基準等を守っていくと数字が前後することはあると思います。ちょっと初年度なので、はっきりとそこまでの数字は、今のところ分からないです。

 

(愛媛新聞)

 暑さで作りやすいという有利な点があるということだが、県内で1,000ヘクタール以上に進めていくために、栽培面でハードルとなるような要因はあるのか。

 

(知事)

 結局、やっぱり今までのブランドというのは、他県の品種ですけども、ヒノヒカリにしろ、コシヒカリにしろ、消費者にも知られているブランド名ですから、ある程度売れるというのは見込みが立つんですね。「ひめの凜」は全く新しいブランドですから、技術的にいえばおいしいというのは分かっているんですけども、消費者への認知浸透がどのくらいのスピードでいくかどうかにかかっていて、それは人気が出たということであれば、当然、生産者はそちらの方にシフトしていきますから、皆さんの宣伝次第で栽培面積のスピードも変わってくると思いますので、ぜひよろしくお願いします。

 だから初ものが収穫できたら、記者会見に「ひめの凜」で作ったおにぎりを用意して、実際皆さんに食べていただくと。一番最初にね。それでおいしかったらきっと宣伝していただけると。

 

(農林水産部長)

 ひめライスさんが知事に報告に来たいそうなので、その時にご用意します。

 

(知事)

 ぜひお願いします。

 

(南海放送)

 先ほど、予算に関していろいろと質問があった中で、あらためてアコヤガイの大量死についての受け止めと今後の対策について聞きたい。

 

(知事)

 まず、全体をもう一度とりまとめてみますと、7月末にかけて三重県等の県外の主要生産県でへい死の情報が入ってきていました。愛媛県では、先ほど申し上げましたように聞き取り調査の段階ですので、あくまで推計値ですけども、宇和島市の下灘地区と愛南町の内海地区を中心にアコヤガイの稚貝、1年貝が、聞き取り調査において、実際に(水から)揚げて調べている訳ではないので本当に分かりませんが、全体の3分の2近くかなという状況がある可能性が見込まれていると思っています。ただ、より正確な状況が判別するのは、先ほど、農林水産部長が話したとおり、県漁連の詳細な調査結果が出る10月頃になると思いますが、これを待つ必要があると思います。

 一方で、母貝や挿核貝のへい死については、例年に比べてちょっと多いかなという地域もありますけども、(全体的に)こちらはほぼ例年並みだそうなんですね。ですからちょっと三重県とは状況が違うんですね。ただし、一部には母貝の生理活性が弱いとの報告もあることから、やっぱり本当に詳細な情報キャッチをしなければ有効な手立ては打てないのではないかということで、しっかりと見極めていきたいと思っています。

 このままであれば、来年の販売用の母貝が不足することも予想されますので、令和3年に入れる挿核用母貝の不足が発生しますと、真珠の生産量、また真珠の母貝生産量が大幅に減少する可能性がありますので、これには対応をする必要があるというふうに思っています。

 

(南海放送)

 支援の形としてはどういったものを。例えば融資とか、財政支援とかか。

 

(知事)

 まだ、ちょっと分かりませんけれども、まず原因究明は県もフル活動しますけども、国の機関(の力)も必要になってきますので、これらで究明するという事が大事な点。次が稚貝の生産ですね。稚貝がそれだけへい死しているとするならば、先ほど申し上げたとおり、翌年度の母貝、真珠の生産にも影響が出てくるということにつながりますので、この不足分を補う準備をしなければということで、すでに民間の方でもこの稚貝生産に着手しています。県の方でも水産研究センターにおいても、そういった生産の準備を今、進めているところです。それからもう一つが餌料プランクトンの生産供給です。稚貝の生産漁協に供給する餌料プランクトンの準備も今、並行して始めていますので、こういったところで、とりあえずは供給体制というものの視点から、バックアップをしていきたいと思っています。

 

(副知事)

 餌料は、餌の餌料プランクトンになります。

 

(愛媛新聞)

 陸上自衛隊の松山駐屯地の拡張について、防衛省の概算要求に盛り込まれたのことだが、県が要望していた経緯があると思うが、所感は。

 

(知事)

 この件については、数年前に教育大隊の配置も決まって大幅に松山駐屯地の関係者の人数が増えたということもあります。かつ、さまざまな大規模災害への備えとして、これまでこのエリア周辺には既存施設の愛大病院もあれば、また四国がんセンター、そして新たに県警機動隊が近くにできましたので、そういう意味では極めて大規模災害時に重要な拠点になり得るエリアになってきました。こういったことも受けて、今の松山駐屯地の拡張及び周辺道路の整備、そしてまた、スマートインターチェンジの開設、これは極めて重要な課題であるということを受けて、昨年3月から合計4回ほど防衛省に私自身も訪問し、大臣に直接の陳情を行わせていただいたところです。そういった気持ち、実態を受け止めていただきまして、概算要求に盛り込んでいただきましたので、岩屋防衛大臣をはじめ関係者の皆さんに心から感謝を申し上げたいと思います。

 ただ、現時点ではまだ概算要求に盛り込まれた段階でありますから、来年度予算に正式に計上されまして、松山駐屯地の拡張整備が実現することを期待しているところであります。

 以上です。

 

(愛媛新聞)

 あらためて、実現した場合はどういった効果を期待するか。

 

(知事)

 そうですね。特に、自衛隊にいろんな役割がある中で、拡張、それから周辺整備を含めて、われわれが期待するのはやはり災害対応ということになろうかと思います。

 

(愛媛新聞)

 今週、G20(労働雇用大臣会合)が終わったが、終わってみての感想と、あと歓迎レセプション等での手応えがあれば教えてほしい。

 

(知事)

 G20の会議ですけども、この会議は20か国を含む30の国や国際機関などから結果的に約200名の方が参加をされた会となりました。会合を誘致し受け入れた立場として、本当に事故もなく、会議の中身はわれわれがタッチするところではないですけれども、働き方改革、これからの仕事の在り様が国際的に議論されたことは有意義であったと思います。

 われわれとしてはその会議が円滑に進むように、また良い機会ですから愛媛県のPRが図れるようにということを念頭において、歓迎会、あるいはエクスカーション等の準備をしてきたつもりなんですけども、地元主催のレセプションにも28の国と機関、約170人も参加していただき、各国代表の皆さん、ほとんど全部回れたと思いますけど、PRも含めて直接お話をさせていただきました。特に、「本当にこんなおいしいものがあってうらやましい」、「愛媛県民の皆さんは毎日こんな物が食べられるのですか」という質問が一番多かったのですが、愛媛の食材の品質の高さについては、大変、各国の方々から好評の声をいただきました。

 会議終了後に実施されました国主催のエクスカーションの三浦工業さんの視察でも、八つの国・機関が参加され、また、その他に九つの国・機関が松山を中心とした観光地を訪問されたそうであります。また、これに併せて開催させていただきました「未来のしごと博」にも16の国・機関が視察していただきまして、いろんな面で限られた時間でありましたけれども、メニューをうまく組み合わせれば効果的に短期間でも多くの方々に魅力を伝えられるのではないかということを、この手の規模の国際会議は初めてでしたので、良い経験をわれわれもさせていただいたのではなかろうかというふうに思っています。

 今後もですね、今回のようなハイレベルな国際会議、先ほど参加者が200人と申し上げましたけども、プレス、その周辺の関係者でいうと600人くらいになりますので、経済効果もありますので、今後ともこの経験を活かして、今度は県民文化会館も使えると思いますから、さらなる国際会議の招致にも今後つなげていきたいというふうに思っています。

 以上です。

 

(あいテレビ)

 今月のソウル便の予約状況が厳しいと(前回)言われたが、その後状況に変化はあったのか。

 

(知事)

 松山-ソウル線なんですけれども、前回もお話しさせていただいたように、チェジュ航空さんは団体よりも個人客が中心ですので、大規模な団体客のキャンセルで一気に減るという状況にはありませんでした。

 そういった大規模キャンセルっていうのは発生していないんですが、ただやはり、個人レベルで若干はキャンセルはあったりですね、それから、御案内のとおり、台風直撃の情報があちらの国にも届いていましたので、この結果、一部の方が旅行を取りやめたということもあったそうです。8月の搭乗率は75.0%に、前月が82%でしたから、ちょっとこの二つの影響で少し下がっています。ただ、中国・四国地方の中では一番上ということになります。

 また、今後なんですけれども、今の韓国側の状況の影響もありまして、9月、10月のインバウンドの新規予約状況は、昨年と比べますと、低調な状態がやはりこの便でも出てきているということでございます。

 このような状況の中で、チェジュ航空は社長さんがいち早くこちらに来られてですね、8月はなんとかいけると思うけれども、9月以降はいつまでも続くとは思いませんから、この一番厳しい時を相互協力で乗り越えていきたいんだと、この地方路線、この松山便をすごく大事にしてるんだということを言われるために、わざわざ来県もいただきましたので、県としては、ぜひ市町とも連携して、ソウル経由便も含めて、この時期はアウトバウンドにテコ入れを行って、路線の安定運航支援に臨んでいきたいというふうに思っています。

 

(あいテレビ)

 増便の方は。

 

(知事)

 増便につきましては、申請期限というのがあるんですけれども、チェジュ航空からは、今、最終調整を行っていて、松山路線については少なくとも現行の週3便は維持すると。そして、需給状況を見極めつつ、週5便へ、まずとりあえず目指すという姿勢は何ら変わらないという答えはいただいています。

 

(あいテレビ)

 申請期限というのはいつごろか。

 

(知事)

 申請期限、誰か分かる人いる。

 

(国際交流課職員)

 冬ダイヤの基準10月末の45日前ですので、9月中旬です。

 

(知事)

 9月中旬ということです。本当に今ですね、実は松山-ソウル便もそうなんですけれども、アウトバウンド、愛媛からソウルに行かれる方が増え始めています。テコ入れは全国あるんでしょうけれども、実は女性客の方が全国的にも多いんですね。なぜかというと、そのリピーターの方々が中心だと思うんですけれども、申し訳ないですけれども、テレビや新聞、週刊誌で言われているような街の状況じゃないと。行っても全然普通どおりで、皆さんウェルカムだし、一部でデモとかあったとしても、それが何かにつながるなんてことは全くないっていうのは、行った人は分かるわけですよね。それがだんだん周辺に広がっていく。

 そして、今もう一つは為替です。ウォン安円高で、さらに今まで以上にお買い得な買い物がしやすい状況が生まれているというのは、やはりそういう韓国によく行かれる女性はよく知っているんですね。だから、7月は、多分、アウトバウンドは日本全体で日本人客は19%ぐらい増加しているはずです。そういうところもぜひお伝えいただけると良いんじゃないかなというふうに思いますね。

 

(愛媛新聞)

 ちょっと話が戻るが、G20の話で今後も誘致していきたいとの話だが、初めてのこういった大規模な国際会議を行う上で、課題とかいうのが何かあれば。

 

(知事)

 今回は特に、やりにくかったのは県民文化会館が工事中だったということなんです。ですから本来、国際会議(を行う)のために作られた施設ですから、そこをフル活用して国際会議やってみたかったんですけども、まだ経験がないので、そこが大きな課題として残っています。あの規模の国際会議を県民文化会館を使った場合、どうなるんだろうといったことは、本来であれば経験したかったなというふうに思います。

 

(NHK(幹事社))

 よろしいでしょうか。ではこれで終わります。

 

(知事)

 ありがとうございました。


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